鹿児島は今日も雨だった

鹿児島で４年ぶりに再会

若いときの同窓の友たち６人全員が参加できた。
皆元気に再会できたが、それぞれが交通事故に遭って手術したり、病気入院したりと何事もなく４年を過ごしたわけではなかった。

雨の熊本から九州新幹線で移動してきたが、鹿児島も雨、幹事が恐縮するが、こればかりは誰のせいでもない。アメニモマケズ、カゼニモマケズ、予定通りに観光バスで回ることにした。
２０年以上前の視察研修の始まりである。

花より団子、多分雨は気にならない

　　　

フェリーで桜島に渡った


視界の悪い中ではあるが、ガイドさんの軽妙な話術を堪能しながら、桜島を一周できた。桜島の標高は１１１７ｍ・桜島は「いいーな」と憶えるらしい。

景色は見えないが、展望台の床には桜島を俯瞰できる写真が貼り付けられており、島の上に立ってガイドさんの説明を聞いていると、桜島の情景が浮かんでくる。



大正３年の大噴火で埋没した高さ３ｍの鳥居

鹿児島市内は賑やかでエネルギッシュである。土曜の夜だからか、繁華街は大勢の人が身体を触れ合うように行き来する。

二次会に行くのに、友の案内について歩くのが精いっぱい

寝不足でも研修は続く、翌日も観光バスで「かごしま歴史探訪」である。

日本の歴史に深く関わってきた鹿児島は、見聞きするところが実に多い。観光施設も充実しており集客に力を入れているのがよく分かる。

３時間ほどで史跡・名所を巡り歩いたが、やはり明治維新との関わりが一番身近に感じられる。

西南戦争で亡くなった将兵２０２３人が眠る南洲墓地

西郷隆盛の墓前で、ガイドさんの説明も最高潮となり、みんな聞き入ってしまう。
雨が降っていることを忘れるよう


若い？とき、見知らぬ６人が研修で出会って、同じ部屋で寝泊まりして以来２０年以上が経過した。

４年ぶりに再会して、飲んで歌って語り合うことができた。

４年後は東京オリンピックの年、広島出身の６人目が最終幹事となる。再び健康で再会することを約束して解散した。



カラオケでは鹿児島は今日も雨だった。コース途中に飾ってあった写真を見て、桜島の勇姿を確認したのです。


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