一周忌は縁者の再会日

親戚の一周忌、義理の叔母さんが亡くなってもうすぐ一年

小生、激しい運動やマリンスポーツなどは暫らくの間ドクターストップが掛かっているが、アルコールの摂取については特に所見をもらっていない。（自分からも聞いてはいない（笑）

葬儀のときは故人を偲んで合掌しているのだが、一年も経つと周りの親戚にとっては、年齢相応に行われた葬儀は淡々と受け入れることができている。

一周忌などは、親戚が集まって久しぶりに個人と対話して、久しぶりに親戚同士で盃を交わす絶好の機会である。

皆、こんなときでもなければ会うこともない年齢になり、一年振りの再会をお祝いしているようでもある。

本堂で和尚様のお経が終わると、お墓詣りに


菩提寺のお墓は高台にあり見晴はいいのだが、たどり着くまでには体力が要る。

この季節、階段を上るのはあまり苦にならず、上りきって到着すると谷戸の奥からの景色が広がっている。

故人はこの景色が気に入ったのだろう


卒塔婆を立ててお墓詣りを終えると、お斎の会場まで歩いて十数分。

遠くからの親戚は懐かしい景色を見ながら、子供時代との景色の違いなどに会話が弾み、歩いていることを忘れているうちに料亭に到着する。

献杯、魚や直営の和食は何を食べても美味い！


施主のお礼のご挨拶でお開きとなり、満腹で酔いも回って満足なのだけれど、少し寂しいような物足りないような雰囲気も漂う気がする。

きっと今度はいつ会えて盃を交わすことができるか分からないからだろう。

法事は、普段なかなか会えない親戚・縁者を、故人が再会させる儀式のような気がした一日でした。


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