「終わった人」が懐かしい

映画「終わった人」を観た日

東大卒のエリートサラリーマンが定年退職してから、無職になった事実を受け入れられずにジタバタするお話である。

題名を見たときに、それとなくあらすじが見えるような気がする映画、主役の俳優がいい味を出して、現実感を醸し出してくれている。

エリートサラリーマンでなくても、完全退職したときはホッとしながらも、何かを始めなければいけない衝動にかられる。

小生の場合は仕事嫌いで、第二の職場も環境には恵まれたのだが小生の勤労意欲が足りなくて、優秀な後輩にお願いして交代してもらった。

この映画を観て、大正解だったと再認識できた


この日ばかりは、人生の同居人と意見が一致した。

ピークを終えた人生は、大それたことを考えずに最低の責任を果たして、人に迷惑をかけずに楽しく過ごしたいと努力しているつもりである。

サービスランチのオムライスを食べながら再認識！


観客も「終わった人」達？だらけのような気がした。

「終わった人」を受け入れられたから、新しい希望に向かうことができたと思えた日でした。


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