平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ピラミッドアイ=ホルスの目=プロビデンスの目への誤解

2020-12-08 19:58:08 | 古代史と聖書
米大統領選の掲示板が、オカルト板から移入により、DS(ディープステート)による陰謀論でグチャグチャになっています (_ _;)

知ったかぶりのオカルトマニアが好き勝手に自説を展開し、あわよくば信者を獲得しようとやっき。それもこれも、ピラミッドアイ(=ホルスの目=プロビデンスの目)と呼ばれるシンボルが誤解されているからです。


アメリカの国章


アーヘン大聖堂のプロビデンスの目

飛鳥昭雄氏のカッバーラでも難解で、神の目が右目なのか左目なのかすら分からなくなる。ホルスの目は右目として描かれ、ピラミッドアイは左目として描かれるからです。ここから、プロビデンスの目はサタン=ルシファーの目という俗説が支配的になるわけで、一度ハマると何もかも悪に見えてくる。

ということで、分かりやすく解き明かしをしたいと思います。難しく考えたい人は飛鳥氏の本を読めばカッバーラの達人になれるかも (^_^;)

そもそも、ピラミッドアイとは何なのか。これは実に単純で、誰もが驚く仕掛けなのです。皆さんの両手を使うだけです。親指を45度の角度に開き、手の平を外に向けて親指を重ね、親指が底辺となる三角形を作ります。その三角形を右目で覗くとあ~ら不思議、左目は自然と閉じるようになっているのです。これがセト神と戦ったホルスの左目が失われた理由です。


ネフェルティティの左目も目がない

手の平で造った三角形は、生命の樹の至高の三角形です。その三角の窓から絶対神の右目が見えている。ところが、天の岩戸の隙間から右目で外を見た男神アマテラスが八咫の鏡を見て女神になったように、カッバーラでは鏡像反転するので、ピラミッドアイも左目になる。至高の三角形から、万物を見通す目を持つ絶対神が人類を見ているのです。


一番上の三角形が至高の三角形で、御父・御子イエス・聖霊ルーハで構成される
イエスは右の慈悲の柱で神々は後ろ向きで付いて来いと背中で語る
前向きになるのは食事を与えるときだけだから御飯は御膳の左に置く


ここまでは飛鳥氏の言う基礎ですが、本当は物凄い奥義が隠されているのです。それは、万物を見通す目を獲得した人は、ピラミッドアイを通して、至高の世界を見ることができるということです。クフのピラミットの中は見えないけど、人々は外からピラミッドを見ているでしょう。同じように、外からピラミッドアイを覗くのです (▼ω▼)ジーー

このときに、邪な心を持つ者は、至高の世界と反対側の悪魔の絶対悪の世界を覗くことになる。悪魔の深淵に囚われたが最後、もう神の世界を見ることは不可能になる。堕落した者は、悪魔の目=ルシファーの目を有難がり、ホルスの目や逆さ十字架などのシンボルを身に着けて自分を高くするようになる。

お守りとか護符とか有難がるのは自由ですが、一番大切なのは絶対神のみ心に叶う事。それが出来たら、自然にピラミッドアイを通して至高の世界の知恵に触れるようになると思います。神は自分に付いてくるように後ろ姿で招いているのだから。
コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする