昨日のクイズは優秀な読者がほぼ完璧な答え(直角=定規、回転=コンパスで、ともにメーソンのシンボル)をして、10%だけ見逃しがあったわけですが、その10%は、佐藤あり紗さんコケている画像の二枚目の、上半身と下半身が直角になっている形そのものです。この姿勢がなかったら、ボールを追いかける直角ターンも、ただ「凄い追いかけ」で終わっていたと思います。
随分前に、野球とアメリカのメーソンの事を書いた記憶がありますが、野球だけでなく、サッカーもバレーボールもメーソンの奥義で成り立っています。今回はそれを解説します。
サッカーはイギリスとイタリアと中国の3つの起源説がありますが、現在の形にしたのはイギリスです。ゴールポストはラグビーのポストの応用で、ボールを捕らえるためのネットが追加されました。ゴールポストとネットは比較的新しいアイテムなのですが、ポストには柱という意味があります。
野球はイギリスのクリケットがルーツですが、クリケットにはネットはありません。アメリカのベースボールが観客が呼び、安全確保のためにバックネットが導入されました。また、右翼際と左翼際のホームラン判定のためにポール(柱)が立てられました。
バレーボールは、敵と味方の間に張り渡すネットと支えのポールが必要です。バレーボールの起源は、プロテスタント系YMCAの娯楽として行われた球技で、テニスやバドミントンをアレンジしたものなので、初期にはミントネットと呼ばれました。最初からキリスト教が介在していたのです。
このように、この3つの球技にはポール=ポストとネットという用具が必要で、図らずも、キリスト教の漁師の網と、イエスの十字架の柱と、人頭に見立てられたボールが揃ったことになるのです。野球とバレーボールは、ボールが地に落ちればアウト(又はセーフ)で、ボールが落ちないように守るか、フィールドに落ちる前にキャッチするかの違いはありますが、ともに守る側から見れば「地に落ちる=ペナルティ(罪)」という構図には変わりはないのです。
野球もバレーボールも守備が大切と教えられますが、それはキリスト教の精神に則る、地に落ちる人(魂)を掬い上げる救いの精神にほかならないのです。献身的な好プレーは、無意識下での犠牲の精神が形になったもの。だから見ていて美しいし、心から賞賛できるのです。
エフライム工房 平御幸
随分前に、野球とアメリカのメーソンの事を書いた記憶がありますが、野球だけでなく、サッカーもバレーボールもメーソンの奥義で成り立っています。今回はそれを解説します。
サッカーはイギリスとイタリアと中国の3つの起源説がありますが、現在の形にしたのはイギリスです。ゴールポストはラグビーのポストの応用で、ボールを捕らえるためのネットが追加されました。ゴールポストとネットは比較的新しいアイテムなのですが、ポストには柱という意味があります。
野球はイギリスのクリケットがルーツですが、クリケットにはネットはありません。アメリカのベースボールが観客が呼び、安全確保のためにバックネットが導入されました。また、右翼際と左翼際のホームラン判定のためにポール(柱)が立てられました。
バレーボールは、敵と味方の間に張り渡すネットと支えのポールが必要です。バレーボールの起源は、プロテスタント系YMCAの娯楽として行われた球技で、テニスやバドミントンをアレンジしたものなので、初期にはミントネットと呼ばれました。最初からキリスト教が介在していたのです。
このように、この3つの球技にはポール=ポストとネットという用具が必要で、図らずも、キリスト教の漁師の網と、イエスの十字架の柱と、人頭に見立てられたボールが揃ったことになるのです。野球とバレーボールは、ボールが地に落ちればアウト(又はセーフ)で、ボールが落ちないように守るか、フィールドに落ちる前にキャッチするかの違いはありますが、ともに守る側から見れば「地に落ちる=ペナルティ(罪)」という構図には変わりはないのです。
野球もバレーボールも守備が大切と教えられますが、それはキリスト教の精神に則る、地に落ちる人(魂)を掬い上げる救いの精神にほかならないのです。献身的な好プレーは、無意識下での犠牲の精神が形になったもの。だから見ていて美しいし、心から賞賛できるのです。
エフライム工房 平御幸