平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

スーパーミカエル完成間近

2011-06-30 13:38:53 | スピーカー工作
 早いものでもう6月も終わりですね。この猛暑に熱中症で亡くなっている人が昨年以上のペース。やはり冷房がないと辛い人も多いのです。

 日本人は、その血の中に白人の形質を隠しています。O型の人は、ヨセフの妻アセナテの父ポテペラから白人の血を受け継いだのです。白人は寒さに強い寒冷型ですから、逆に暑さには弱いのです。また、オン(ヘリオポリス)の祭司ポテペラは体格が良く、それでカエルに喩えられたと僕は考えています。

 ヘリオポリスの九柱神の中にゲブがいますが、僕はこれがポテペラの神格化されたものだと睨んでいます。本来はゲブではなくガブが正しい読みで、ここから相撲の「がぶり寄り」や、イスラエルの天使のガブリエルが生まれた。そう考えると、同じヘリオポリスの九柱神の一人である大気の神シュウは、舅や姑の語源だと分かります。「シュウ・ト(人)」と分ければ理解しやすいでしょう。ヨセフにとっての姑である、ポテペラの奥さんの神格化みたいですね。

 このように日本人の祖先の一人となっている白人のポテペラからガブリエルが生まれ、ガブリエルは何度も引用する『ダニエル書』に出てくるのです。ガブリエルの名前の意味は「神は私のよりどころ」らしいですが、これは「がぶり寄り」から連想された後付けの意味ですね。「寄り→よりどころ」とは洒落ています。受胎告知で有名な天使ですが、絵画のようなイケメンではなくて、巨体を揺すらせるブルドーザーのような天使だったのでしょう。

 さて、そのガブリエルと並ぶ三大天使のミカエルですが、スーパーミカエルの完成が近いのでアップします。外寸ではミカエルより奥行きが伸びただけですが、板厚を15ミリにして空気室も奥行きを深くしています。本当はスーパーではなくてミカエル改の位置付けですが、このままで幅を広げると16センチユニットも取り付けられる強度なのでスーパーにしました。



 今回は純マグネシウムの振動板を持つ限定品ですが、振動系が重いので爆発力はありません。そのかわり、実に落ち着いて嫌な音を出さず、高域も55KHzまで伸びています。トゥイーターの必要を感じさせません。

 同じマグネシウムユニットを取り付けて、スーパーミカエルとスーパーケルビムを比較すると、スーパーケルビムの方が能率が高くて低域が深々と伸びています。低音が出過ぎなので相性はいまいち。スーパーミカエルではバランスが良くなりますが、なぜか能率が下がります。やはり、スーパーケルビムはホーンの効率が良いのです。その分、少しオーバーシュートしますが。

 この後ですが、ガブリエル型のバックロードホーンも計画済みです。ケルビムの首を短くして、胴体の下に足となるホーンを加えた物。要するに、ラピュタに出てくるロボットさん型のスピーカーです。ズングリしているのでガブリエルなのです。

 なお、昨晩は熱を出して悪寒。エアコンを切っていたのに寒くて、これは昼間のミスドの霊障だなと感じてセルフエクソシスト。聖書にある悪魔祓いの文言を唱えたら、数十回の欠伸が出て悪寒は去りました。密閉型のヘッドフォンをしていても話し声が気になった隣の母娘。座る前に嫌な感じがしたんですよね。

 ということで、熱は微熱まで下がったから、明日には完成させたいと思います。最後の仕上げはコルクをバッフルに貼る前回型。側板は艶出しのニスも塗ろうかな。それにしても、ミカエルよりも1.5倍も重いニダ。

      エフライム工房 平御幸
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原発ガーへのカウンター

2011-06-26 01:48:36 | Weblog


 左翼の反原発・脱原発キャンペーンがみんなの党にも伝染してきました。このヒステリックな流れを止める方法はないのでしょうか。それがあるのですね。

 左翼というのは、絶対に責任を取らないという性格があります。これにつけ込むのです。反原発あるいは脱原発陣営が恐れているのは、やっぱり原発は必要という世論です。この世論は、真夏にエアコンが停止すれば、暑さに弱い連中から自然に湧き上がります。しかし、それでは脱原発が争点となる早期解散総選挙で戦えません。

 このような短期決戦を想定した場合、法律に基づいた責任論が有効となります。要するに、真夏にエアコンが使えなくて熱中症他で死んだ場合、誰が責任を取るのかを明確にする提案が必要なのです。これを公の席で問題化すれば良いのです。まあ、政府や自治体の長は逃げ腰になるでしょう。マスゴミも逃げの手を打つでしょう。しかし、野党の自民党は責任論を展開するだけで良いのです。実に楽な戦法です。

 自民党も東大出などの高学歴議員が多いのですが、彼らが役立たずなのは、闘うという事の本質を知らないからです。闘うということは、相手の嫌がることをする。相手が触れられたくないことを声高に宣伝する。要するに、左翼連中が野党の時にやってきたことをやり返せば良いのです。闘うことに品も何もありません。負けたらお終いなのですから。

 真夏になって、エアコンが停止すれば必ず熱中症で死ぬ老人が出ます。その時に予想される責任の所在と、賠償額を試算して、原発を停止させている自治体の知事に質問してごらんなさい。責任論を避けたい知事達はこぞって、原発の再稼働を模索するはずです。

 さあ、皆さんも夏が楽しみになったでしょう。夏には熱中症ビジネスが花盛りです。

      エフライム工房 平御幸
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スーパーミカエルの胎動

2011-06-24 22:05:42 | スピーカー工作
 ミカエルの板厚を15ミリにして、奥行きを4センチ深くしたスーパーミカエルを設計しました。しかし、板の注文に行くと、いつものシナ合板がありません。仕方ないので普通のラワン合板で注文しましたが、塗装しないとスーパーの見栄えになりません orz。

 パーツは組み終わったので、側板に音道を構成する板を貼り付ける前に、ホーンの出口に当たる部分の塗装が必要です。組み立ててからの塗装では、はみ出して汚くなるのです。今回は音道の仕切り板は黒、側板はブルーと決めていました。アメリカのJBLのモニターがこの配色なのです。でも、少しだけ凝って、ブルーも二色、フロントバッフルはコルクを貼る予定です。

 音道の黒は塗って、そこで夕食の買出しに行って、今日から野球が再開なのでネットでリアルタイム速報をガン見。その時、スーパーミカエル用に落札したユニットの出品者から、古いウーファーの特性表はないかと質問。ちょうど8回の表の横浜の攻撃中2アウト1塁で、その出品者は広義の湘南=横浜のホームエリア。嫌な予感がしたけど調べに行っている間にやはり1点取られた。

 半ば諦めて、側板のホーン出口のブルーを塗ることにし、作業をしていたら試聴会で披露した『ダニエル物語』という曲をナジェか思い出す。いわゆる古楽の劇で、ボーイソプラノとカウンターテナーがソプラノとアルトの代わりという、当時の演奏スタイルの定番。そうか、試聴会は意外に『ダニエル物語』が神様のプログラムだったのかもと思って速報に目をやったら、本名ダニエル・松元・ユウイチというブラジル出身選手が9回2アウトから、代打で同点のタイムリーを打ったばかり ホルホル。

 この余りに出来すぎているシンクロニシティに、もしかして製作中のスーパーミカエルの威力かもしれないと少しgkbl。結局、10回裏に2アウトランナー無しからホワイトセルがサヨナラホームランで勝ちました。この時も、スーパーミカエルの板取図を見ながら、何も書き込んでいない升目(ホワイトセル)に指を置いたらホームランでした。

 なお、スーパーミカエルの配色は、黒の玄武、青の青龍、ユニットは白で白虎、コルクは黄色にして中心。朱雀の赤がないニダね。伊勢の幸鉾が赤いから、これを乗せれば完璧。

      エフライム工房 平御幸
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鶴と亀の真相

2011-06-21 11:41:07 | 古代史と聖書
 最近の夢はちょっと飛んでいて、天皇皇后両陛下や皇太子ご夫妻と話していたり、今日などは英王室のエディンバラ公でした。夢なので緊張もない、極めてざっくばらんな疲れないものでしたが、こう立て続けに夢をみるのは何か変ニダ?

 ということで、少し真面目に考えてみました。今回の試聴会は読者の鶴と亀さんが来られなかったわけですが、どうも鶴と亀にはまだ解明されていない謎がありそうです。そう、例の「かごめ歌」に隠された謎です。

 飛鳥氏が謎解きをしていますが、手元に資料がないのでうろ覚え。それで改めてWebで調べたのですが、09年に飛鳥氏は八咫烏に再び会い、「物部氏は徐福とともに日本に来た」と告げられたそうです(月刊ムー7月号)。また籠(この)神社の宮司である海部氏は物部氏の中核であり、かごめ歌は籠神社の隠し歌だということです。籠神社と伊雑宮で阿吽を構成するそうですが、その他には目新しい解釈はなさそうです。

 飛鳥氏といえば、09年の総選挙で民主党を支持し、今でも自民党は統一教会と繋がっていると電波を飛ばしています。掲示板で安倍元総理を統一教会絡みで叩いているのは、工作員ではなく飛鳥氏関係かもしれません。まあ、その程度だから、物部がモーセ、トリはトリブでイスラエルの12部族の象徴、ハタはエジプト語でユダ族の獅子ということも理解出来ないのです。

 かごめの歌ですが、鶴と亀というキーワードの前に、「夜明けの晩」という謎の言葉が出てきます。これは謎でも何でもなく、『ダニエル書』の「2300の夕と朝の間」を指すのです。要するに、イエス再臨が「夜明け」で、末日の闇が「晩」なのです。

 籠の中の鳥とは、「六芒星に封印された、鳥で象徴されたイスラエル」という意味です。イスラエルの真相が明らかになるのが末日で、その鍵を握るのが「鶴と亀が統べる国」なのです。ここで大事なのは、鶴と亀はセットで、「神」という文字になるということです。

 鶴はイスラエル12部族を表す尻尾の短い鳥=隹なのですが、丹頂鶴が日の丸を頂いていることから、鶴は日本という国の象徴にもなるのです。対して、亀は六芒星そのままのイスラエルの国旗であるのは明白ですが、ここではイスラエルそのものではなくて、ユダヤ人に支配されるアメリカとなります。この二つの国が、末日の鍵を握っているのです。

 また、鶴と亀はセットで「神」という文字になるというのは、鶴を折り紙にすれば理解できます。折り紙の鶴はそのために作られたのですから。

 折り紙の鶴は、「示す」という文字の立体型なのです。ネと書く示偏だとよく分かると思います。「示」は、神がモーセに授けた二度目の石板です。一度目の石板は、民が罪を犯したのでモーセが叩き割りました。それで、もう一度神に求めた石板は罪のために小さくなりました。だから「二+小さい=示」なのです。モーセが両腕に抱えた石板が二枚だったのもありますが。また、この時に戒律は一枚目よりも厳しくなったのです。

 次に亀の方ですが、松戸神社の「神」の字は、「申」の四隅が飛び出ており、手足を伸ばした亀の姿になっています。申はモーセを指しますから、亀はモーセに代表される祭司を指すのです。第十三部族としてイスラエルに数えられない祭司レビがユダヤ人の正体。だから亀がユダヤ人に支配されるアメリカとなるのです。

 このように、鶴と亀は「モーセに示した存在と、申(モーセ)に代表される祭司」を表し、その合成文字である「神」は「天意とそれを伝える者」となるのです。「後ろの正面」とは、合わせ鏡で『ダニエル書』の謎を解けということで、これは僕が古代史の第一部最終章で行っていますね。

 なお、伊雑宮は単純に再臨するイエス・キリストを指すのではなく、伊雑が「ヨセフの妻アセナテ(伊)とヨセフ(雑)」のセットであるという事から、イエス再臨の前にヨセフの子孫エフライム系による雛形が現れるということなのです。だからこそ、エフライム系の祭司である海部が籠神社の宮司であるわけで、何でもかんでもユダ族に付帯した祭司秦氏に結び付けるのは感心しませんね。まあ、それが民主党を支持した者の限界かもしれませんが。

 ということで、エフライム系による雛形が現れたら、イチジク(一字九=ヨセフのような救世主の象徴数9)に象徴される救世主が帰ってくる時なのです。えっ、ウリはイチジクも好きだけど、ウリ(特にメロン)が一番好きニダよ ホルホル。

      エフライム工房 平御幸
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試聴会のレポート

2011-06-20 11:41:36 | Weblog
 心配した雨もなく、むしろ蒸し暑い中で試聴会は始まりました。会場は吸音処理が弱いライブな部屋で、中低音から低音が共鳴するという悪条件。普段は壁に密着させるスピーカーを50センチほど手前に引き出してセッティング。最初は読者の作った長岡式共鳴管です。


右 長岡式共鳴管  
左 逆さまにしたミカエルに固定したミニミカエル

 この共鳴管はテーパードという方式で、中の仕切り板が垂直ではなく斜めになっています。それで音道が出口に従って広がってゆくのですが、交響曲の『新世界』を再生したときは共鳴音もなく、さすがに長岡先生の作品だと感心しました。しかし、欠点を強調するため、モーツァルトの『モテット 踊れ歌え幸いなる魂よ』をかけたら、バルバラ・シュリックのソプラノは音像が肥大、音場も茫洋として共鳴音が感じられます。

 そこでミニミカエルに交換したら、音像がはっきりして巨大だった口が小さくなり、ソプラノの艶やかさが出てきましした。もっとも、今回の共鳴管に使われるユニットはハイ落ちで、ウーファーに近い性格なので損をしています。またミニミカエルが良すぎたのです。

 ミニミカエルは、今回はじめて参加したSNSのメンバーも持っているのですが、ユニットの違いもあって、その真の実力を初めて知ったようでした。ミニミカエルは低域は60Hz止まりですが、セレナーデなどの室内楽を聴く分には低音不足は余り感じません。また、直後に試みのミカエルに換えたのですが、1インチユニットという極小のバックロードホーンとは思えない音離れの良さに、会場の全員が唖然。エッジが破けているにもかかわらず、よく鳴ってくれました。最後はパワーを入れすぎて破綻しましたが。


試みのミカエル

 読者が作ったケルビムは材質が硬く、また塗装もしているので余分な音は出ません。もう少しデッドな部屋で聴きたいところでした。ソプラノはケルビムが一番艶やかなはずです。ケルビムジュニアは、ユニットのバイオセルロース・マイカという振動板が繊細で、余りキャビネットが頑強では逃げ場がなくなります。それで逃げ場を作るために板厚が薄く、また楽器のように響きの良い構造となっています。今日のような部屋ではなく、むしろデッドな和室向きですね。


ケルビム三兄弟 左からジュニア、ケルビム、スーパー

 小ミカエルはユニットがバックロードホーン向きではないのでおとなしく、僕が作ったパソコン用のアンプとマッチして実に静かな再生音です。とは言っても、通常のスピーカーに比べれば段違いに躍動的ですが。


右端の小ミカエルと勢揃い(右クリックで画像だけを表示)

 ミカエルはさすがに万能型ですが、ユニットがケルビムやスーパーケルビムに比べて少し非力です。その点で損をしていますが、ローコストで良い音をという設計は成功しています。零号機なので零戦のCDを再生しましたが、僕の住む栄町から会場の栄で零戦のエンジンも栄。近くの熱田は彗星のエンジンをライセンス生産していました。

 スーパーケルビムは部屋との相性は悪かったですが、それでもピアノの専門家らしいパフォーマンスを発揮してくれました。今回は10センチ口径だけでしたが、時間があれば8.5センチ口径との違いを聴いて欲しかったところです。へブラーのモーツァルト『トルコ行進曲』はさすがでしたね。スーパーだと音色の変化が楽しめます。

 今回は女性の比率が高く、余りホルホルすると弟子たちに怒られそうなので自粛しました。地元の熱田から来られた方や、遠くは広島に帰られる方など、初めての参加者も予想外に多く、少し広い会場にしておいてよかったなという印象。わざわざ足を運ばれた皆さんありがとうございました。お土産までいただいてありがとうございます。また、地元開催で張り切った読者の手配や奮闘にも感謝です。

 味噌国での開催は初めてでしたが、関東や関西からも来られる距離で、実際に京都や神戸からも来ていただきました。場所的には良いですね。今回はいろいろなスピーカーの性格を紹介するために、じっくりと音楽に浸るという感じは薄かったので、次回があれば一曲を堪能する方向も取り入れたいと思います。最後に、僕が作ったアンプが日立の重量級アンプに負けなかったので、自作アンプにも自信を深めました ホルホル。

 なお、今回は写真を撮る暇がなく、会場で撮した方はメールでの添付でも良いですからご提供ください。サイズは大きくても送信出来れば大丈夫です。早速そこそこ集まりましたが、まだ未掲載のスピーカーやアンプの写真がありましたらよろしくお願いします。

      エフライム工房 平御幸
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試聴会in名古屋のプログラム

2011-06-17 08:51:49 | Weblog
 という変なタイトルですが、懸念された天候も晴れか曇りのようで、無事に開催できそうです。告知予定より一日早いですが、開催場所とプログラムのご案内。

①会場は、栄ガスビルの502です。(愛知県名古屋市中区栄三丁目15番33号)
http://www.kaigishitu.com/asp/tateya_details.asp?Hdn_Kigyo_Cd=00200409&Hdn_Tateya_Cd=002

 名古屋市営地下鉄東山線栄駅・名城線栄駅 サカエチカ6番出口 徒歩3 分。名古屋駅で乗り換えなら東山線で2駅です。

 栄ガスビルは知多ケルビム-熱田神宮のライン上ということも決め手となりました。
 
②時間は午後1時から4時半まで。CDを取っ換え引っ換えしますので出入りは自由です。

③来場される方の事前の連絡は必要ありません。一応は公開なので、読者としてのキャリアも関係ありません。参加者の半分は女性なので、オーディオ誌の企画とは趣が違います。

④プログラム

Ⅰ 読者の製作した長岡式共鳴管「ノッポくん」 曲目未定

Ⅱ 小ミカエル 曲はシュルツのフルートで『ヘンデルのラルゴ』ほか

Ⅲ 試みのミカエル 曲はモーツァルト『セレナーデ第9番 ポストホルン』
  ミニミカエル 曲はカラヤン指揮・モーツァルト『交響曲第41番 ジュピター』

Ⅳ 読者が製作したケルビム 曲目未定

Ⅴ ケルビムジュニア モーツァルト『モテット 踊れ喜べ幸いなる魂よ』
  サンサーンス『序奏とロンド・カプリチオーソ』Vn 諏訪内晶子

Ⅵ ミカエル零号機 『零戦~故郷の空を飛ぶ~』 ブラームス『交響曲第1番』

Ⅶ スーパーケルビム ベートーヴェン『交響曲第7番』 『明日に架ける橋』

 その他、浅田舞&真央 スケーティング・ミュージックから『ノクターン』と『チャルダッシュ』。お奨めとして高橋美智子の『スーパーマリンバ』などを予定。読者が作ったスピーカーは、基本的に読者に披露してもらいますので、選曲も読者に委ねます。時間があれば、来場者が持ち込む愛聴盤もかけられます。

 三時にはケータリングでお茶の時間となりますが、その間も音楽は流れたままです。なお、この企画に対して、栄ガスビルは場所を提供するだけですから、問い合わせなどはお控えください。

      エフライム工房 平御幸
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ミカエル改良型完成

2011-06-14 22:45:58 | スピーカー工作
 いろいろなユニットのマッチングテストを続けていたミカエル改良型。試行錯誤の挙句、ようやく完成。結局は、スーパーケルビムのFE88ES-Rのストックを使うことにしました。やや低域不足ですが仕方ありません。



 スーパーケルビムの上に乗っているグレーのコーン紙のユニットは、新製品のFF105WKです。グレーなのはコーン紙に混沙されている炭の色のようです。FFシリーズはもともとバックロードホーンに適していたのですが、モデルチェンジで振動系が重くなり、バスレフ向きになりました。今回からシリーズに追加された10センチユニットは、マグネットが大きくてバックロードホーンでも使えそうです。

 しかし、この目論見は無残に崩壊しました。実は、エッジがウレタンで、ウレタン特有のヌケの悪さというか、中高域の艶やかさが足りないのです。ウレタンは成型が楽で、しかも経年変化に強い性質があります。それで大量生産品には向くのですが、ウレタンはどうしても小音量時の反応が鈍くて、バックロードで使うと短所が目につきます。バスレフなら誤魔化せるのでしょう。

 ということで、FF105WKは失格。ジャンクで手に入れた6N-FE88ESは、片チャンネルのコーン紙が潰された痕があり、ときどきビリツキが出ます。センターがズレているので修復が必要です。仕方ないので、スーパーケルビムの補修用にストックしていたFE88ES-Rを使うことにしました。

 このユニットもジャンクですが、ジャンクの理由はマグネットの背後に接着された巨大な鉛にあります。この鉛が邪魔で重く、普通のバッフルに取り付けることができません。今回も空気室の奥行きが15ミリも足りないので、ノコギリで鉛を切り落とすことにしました。ちょうど接着面が見えていたので、接着剤を削る感じで作業を進めたら1時間ほどで出来ました。鉛の部分を切っていたら半日はかかったでしょう。



 今回はデザインにも凝っているので、ユニットのフレームの厚さを隠すように、バッフルに5ミリ厚のコルクを貼ってみました。正確に切り抜いてからボンドで接着です。バッフルを接着して乾燥途中なので、まだFE88ES-Rを両チャンネルに取り付けた音は聴いていませんが、見栄えはなかなかのものだと思います。

 本当は試聴会でも披露したかったのですが、嫁入り先に送るのが明日なので不可能です。もっとも、ユニットはジャストフィットしているわけではないので、取付孔はFE103やFF105WKと同じです。そのうち新製品でフィットするものが出たら、そちらに交換できるように考えてあります。

 FE88ES-Rは特殊なユニットで、中域が張っているのでボーカルに強いです。おそらく、ジャズファンが設計したのでしょう。この中域とホーンの低域をバランスさせるのが難しいのです。6N-FE88ESは艶やかで繊細でクラシック向き。スーパーミカエルに採用する予定のFE103En-Sは万能型で癖がなく、シュルツが吹くフルートの息継ぎを一番良く再生します。レコーディングエンジニアは聞こえたらまずいのでしょうけど。

 なお、コルクを貼る前はスワローズが初回から3回までに5失点。作業をしているうちに徐々に反撃。片方のバッフルを接着して完成したら9回裏に2アウトランナー無しから同点の奇跡。もう片チャンネルのバッフルを貼りつけていたら、11回裏にサヨナラ勝ちしていました。このミカエルも何か持っていますね ホルホル。

      エフライム工房 平御幸
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悪魔のゲマトリア

2011-06-12 08:29:24 | 古代史と聖書
 古代史の第一部12章で書いているのですが、ユダヤ密教の数秘術であるゲマトリアには深い意味が隠されています。今回は、第一部を補足する形でゲマトリアの魔力を書いてみたいと思います。

 3×3の升目に数字を埋めるゲマトリアは、飛鳥氏が七五三で説明している、1から9までを用いて中央が5、縦横斜めそれぞれの合計が15になるものが有名です。しかし、僕が古代史で述べているように、中央が7の聖なるゲマトリアと、中央が6になる悪魔のゲマトリアもあるのです。聖なるゲマトリアは、奇数で十字架を構成し、悪魔のゲマトリアは偶数で十字架を構成するのです。偽キリストの十字架です。





 悪魔のゲマトリアは、滅亡などに関係するために、全くの偶然で数奇な出来事を引き寄せます。例えば、中国古典の杜甫の『春望』ですが、誰でも知っている「国破れて山河あり 城春にして草木深し」の一節は、「9282れて 3があり 468る24て10も9 2か4」と、見事に悪魔のゲマトリアに収まっています。十はソとも読むのです。

 そもそも、悪魔のゲマトリアは隣接する数字が不吉なのです。ほんの一例です↓。

5 10   →強盗
10 8   →粗野
10 3   →倒産
10 4   →凍死
10 6 9 →背く

 凍死は投資とも読めますから、獣の数字666で説明したゴールドマン・サックスも「5と3と9」で出てきます。ドルを刷りまくるFRBは、アルファベットの順番で6番目、18番目、2番目ですから、18を10と8に分解すると偶数の十字架の四つと重なります。隠している手には「4=死」が握られているのです。

 このように、悪魔のゲマトリアの一番上は、10がFRB、5がゴールドマン・サックス。残りの3は、ムーディーズやS&Pやフィッチなどの格付け会社です。偽キリストに権威を与える偽預言者が格付機関なのです。ゴールドマン・サックスは偽祭司に相当します。また、ロックフェラーもちゃんと6と9で見えています。

 この悪魔のゲマトリアが笑い話ですまないのは、大震災と原発で揺れた福島が2 9 4。宮城もミヤシロで3 8 4 6。どちらも数字がつながっています。全部はつながっていませんが、試聴会の名古屋も 7 5 8。仙谷の徳島も10 9 4。

 ところで、聖数7のゲマトリアにも、アメリカの9.11事件や大震災の3.11が出てきます。僕は9.11事件はアメリカの自作自演だと思っていますが、大震災の地震兵器説は疑問です。というのも、テスラの人工地震は地上でのものです。HARRPのような波長の短い電波は、海中では吸収されてしまいます。プラズマ兵器は海中では使えないのです。深海での核使用も無理すぎます。

 ただし、地球そのものが人体のようなツボを持つのなら、ツボを刺激することで地震は起こすことが出来ると思います。ゲマトリアをアメリカが意図的に用いるなら、僕はせっせと角笛を作って吹き鳴らすだけです。角笛は、神に逆らう城の壁を崩したのです。聖数7のゲマトリアでは、城の4 と6を分け隔てるのはヨセフの数字11ですね。こちらでは名古屋の数字もつながっています。名古屋の試聴会の重要性が分かりましたか?分かった人は参加汁。

      エフライム工房 平御幸
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ミカエル マッチングテスト

2011-06-11 22:20:24 | スピーカー工作
 昨年の夏に作ったミカエルですが、当時は強力ユニットの手持ちがなく、3機種とも別のユニットで作り上げました。名古屋での試聴会で読者のミカエルと再会するので、事前の用意として改めてマッチングテストを行いました。

 テストに使ったのは新作のミカエルですが、釘を使っていないのと、ホーンの仕切り板や底の階段などの角を丸く仕上げています。また、ホーンを構成する板もラワン合板ではなく、シナ合板で柔らかくなっています。このような変更があるので、オリジナルよりはしっとりした上品な音になっていると思います。悪く言えばパワーが足りないかもしれません。

 今回テストしたユニットは、スーパーケルビムのFE88ES-R(8.5センチ口径)と、ケルビムの6N-FE88ES(8センチ口径)と、スーパーケルビムのセカンドユニットFE103En-Sです。ミカエルは製品寿命の長いFE108EΣとベストマッチングですが、これらの高級な限定品とのマッチングテストは初めてです。


FE103En-Sを取り付けてテスト


 結論から言えば、FE88ES-RとFE103En-Sは箱が負けています。低音が締まり過ぎで不足気味。中高音のキレに低域が付いてきません。板厚を15ミリにして、奥行きも5センチほど深くした大型化が必要です。やはり、この二つのユニットはスーパー用なのです。スーパーミカエルに使いたいところです。

 その点、6N-FE88ESは最もバランスが良く、ケルビムの繊細さや艶やかさを彷彿させます。しかし、ケルビムは点音源再生の強みで音場感に優れ、モニター的な落ち着いた音で性格が違います。ミカエル+6N-FE88ESは、バッフル面積が大きいのでロック向きの迫力に優れ、少し余分な音が出ますが乗りの良さがあります。それでもロックには少し上品すぎますが。

 僕が作るスピーカーは上品な音が特徴で、もう少し下品な音で迫力満点というスーピーカーも作ってみたいと思うこともあります。小音量でもボケないので、深夜にクラシックを聴いても不満は出ません。今回も、テストだということを忘れて聴き惚れてしまいました ホルホル。

 実は、試聴会の会場で、読者のミカエル零号機のユニットを強力型に変更するつもりでした。でもマッチングテストの結果、同じ取付孔の寸法で使えるFE103En-Sは低音が締まりすぎます。改めてスーパー版を作り直して、零号機改として使ってもらおうかと思っています。でも奥行きが深くなるから、設置できる余裕が必要ですが。

 なお、関西圏で試聴会の予定は当分ありませんから、名古屋に来られる圏内の人は、是非とも参加してください。文字通りの福音を聴く心構えが必要です。試聴会とは方便であり、その実は選ばれた者の果たすべき公務なのです。僕が生命をすり減らして作るスピーカーは、そう滅多に聴けるものではありません。

      エフライム工房 平御幸
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名古屋での試聴会 その2

2011-06-06 18:26:56 | Weblog
 名古屋での試聴会は6月19日の日曜日に決まりました。場所は前日の18日に告知しますが、名古屋でも皆さんが良く知っている地域です。車でも電車でもアクセスしやすい、名古屋駅からの乗り換えも2駅で楽ちん。駐車場に困ったらデパートという選択もありか。

 施設を借りられる時間帯は午後なので、1時から4時半までを想定しています。試聴希望者ですが、メールでの申し込みも面倒なので、会場の一階に案内板を設置しますから、それを見てください。CDを取っ換え引っ換えしますから出入りは自由です。

 今回の会場選定ですが、結局は名古屋に疎い僕のピコーンで決まりました。読者のイメージは、バンド練習のスタジオか公共施設のホールや練習室。公共施設は埋まっていてダメで、スタジオはドラムなどの余計な器機が邪魔でダメ。それでピコーンとなったのが、オーディオ誌の試聴会の記事です。音楽之友社などでも、読者に公開する試聴会は、自社の部屋ではなくて借りているのです。僕のいらない趣味が役に立ったわけですが、視野が広いということでもあります。

 ところで、僕が愛用するヤマハのトゥイーター JA-0506がジャンクで出ていました。片方が断線し、断線していない方は傷が多いせいか激安。このような場合はニコイチ(ウリナラ名物KTXの共食い整備に代表される)で、双方の良い部分だけを持ち寄れば高く売れるのです。

 僕は、0506のプロ用というか、ホーンがプラスチックのコストダウン品を持っていたので、これからダイヤフラム(振動板)を外して壊れている方に流用。真ん中の砲弾型イコライザーを回して外し、入力端子にハンダ付けしているリード線のハンダを溶かせば取り外せます。あとは逆手順で取り付ければ修理完了。0506のホーンを外すには、裏の丸いアルミ板(両面テープで接着されている)を慎重に剥がすと3本のネジが見えてきます。



 この修理で汚いホーンを磨いていたら、スワローズが1イニングに一挙10点の猛攻。ボロ負けの続く阪神ファンも、汚いホーンを入手して磨いてみてはいかがでしょうか。角笛は神様を呼ぶアイテムなのです。

 なお、取り外したダイアフラムはコイルが焼き切れていたのではなく、ハンダの近くで断線していたので接着すれば使えます。砲弾型イコライザーが固くて、外すときにダイアフラムをちょっと凹ませてしまったので、もう少し丁寧にすればよかったと反省。素人出品者のジャンクは信用しないで、直せるものと決めてかかったほうが良さそうです。

      エフライム工房 平御幸
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名古屋での試聴会について

2011-06-02 18:25:01 | Weblog
 6月18日の土曜日から19日の日曜日にかけて、名古屋での試聴会を開催する予定です。

 まだ日程は詰めている段階ですが、一人でも多くの参加者が見込まれる日曜日に名古屋市内の施設を借りる予定です。登場するスピーカーですが、僕の製作ではスーパーケルビムとケルビムジュニア、読者が製作したケルビムと、もしかしたら長岡式の共鳴管。それに、味噌国圏内の読者が持参すれば、僕が作ったミカエルシリーズも聴くことが出来ます。

 試聴用のアンプですが、プリアンプはヤマハC-6かデノンPRA2000。パワーアンプは日立のHMA9500かHMA9500Ⅱ。ソースは、僕が持参する推奨盤と読者が持参する愛聴盤です。普段聴いている曲が、ケルビムなどでどのように響くのかという試みです。

 当日の時間ですが、伊勢の弟子が帰るときに遅くならないように、午後は4時くらいまでと考えています。施設を午前中も借りられれば、搬入とセッティングを午前で行い、午後からは取っ換え引っ換えの視聴となります。昼をまたぐ場合は、昼食と休む場所が必要ですね。

 ということで、時間がある方は参加してください。きちんと決まったら報告する予定です。なお、6月18日の土曜日から19日の日曜日というのは、現時点では6月で最も人が集まりやすいかなという感じで、あるいは7月にずれるかもしれません。

      エフライム工房 平御幸
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