平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

日本のこれから

2013-08-23 07:11:20 | Weblog
 参院選が終わって、目標を失った腑抜けのような人が増えています。定年退職してボケるか老けこむような感じかもしれません。しばしの休息は必要ですが、フェードアウトだけは避けなくてはなりません。それで、これからの日本を展望しておきます。

 日本の前に韓国の現状ですが、輸出入銀行が日本のみずほ銀行から5億ドル(487億円)の借り入れと報道されました。額は大したことがないのですが、資金調達が出来ないほど韓国経済は逼迫しているのです。

 2008年のリーマン・ショックの時に、2008年後半から2009年春にかけて、1ドル=1050ウォンから一気に1ドル=1600ウォンに暴落しました。この時に、大量のドルを確保するために通貨安定証券などが大量に発行され、その5年物満期が今年の後半から来年の春に集中しています。

 今の相場は1ドル=1122ウォンですから、為替差益が問題となります。例えば、当時1億ドル=1600億ウォンのレートなら、5%金利を付けて返済に1178億ウォン必要となります。韓国丸儲けですが、話はそう簡単ではありません。だってこれは、借り換えをしない前提での話だからです。

 アメリカの出口戦略で、市場に大量供給されたドルを回収する事が既定路線となり、これからは新興国を中心にドル不足が懸念されています。韓国もドルの借り換えができない。輸出依存率80%の韓国では、ただでさえ造船不況でドルの現生が入らない状況が続いています。サムスンやヒュンダイ自動車は海外生産が多いので、国内にドルが入らないのです。

 それに加えて、IMFが韓国の銀行のストレステストを実施中です。自己資本比率が問題になるので、韓国内では貸し剥がしをして資金回収に走る他はありません。しかし、造船関係では不良債権化の処理、海運ではSTXパンオーシャンが法定管理になり、資金回収すら容易でない状態に陥っています。STXパンオーシャンは燃料代も払えずに、寄港地で船舶の差し押さえをされているのです。

 新興国では、リーマン・ショック前は、安い円に頼る円キャリーで資金を集め、円高ドル安でドルキャリーに変更。また円安で円キャリーに回帰です。ベトナムやインドネシアやインドなど、安倍政権が重要視する国は円による投資が助けとなります。しかし、反日の韓国では円建てのサムライ債の発行以外に手はないのですが、これが売れないのでみずほ銀行に泣き付いた訳です。

 さて、肝心の日本ですが、アメリカは軍事予算の削減を名目に、太平洋治安の多くを日本に任せる事を決定済みです。これに伴い、航空自衛隊が導入予定のF-35も日本に製造させる事になり、エンジンやレーダーの主要部品も日本国内で調達とのニュース。でもこれは、心神のニックネームで呼ばれる、日本独自設計のF-3ステルス戦闘機をアメリカが認めたことを意味するのです。

 アメリカは日本が戦闘機を作ることに圧力をかけてきましたが、最新機には日本の高度な技術を必要とする事から、ようやく独自設計を黙認する姿勢を打ち出したのです。これで、日本では戦闘機のエンジンを作れないとかの、工作員による掲示板の書き込みは減るでしょう。エンジンを担当するIHIは自信満々ですから、ライセンス問題さえクリアできればいつでも作れるはずです。今回の価格が1.5倍報道の裏は、ライセンス料が高額ということですかね。

 アメリカは空母3隻を廃止する意向で、これを日本に押し付けたいところです。しかし、空母は単独で運営できるものではなく、空母を守る護衛艦や戦闘機や補給を含めた打撃陣として考える必要があり、このコストを捻出するための増税が必要となります。数々の失政でアメリカに頭が上がらなくなった野田民主党が、増税を決めた理由がここにあったのです。

 アメリカは、聖書の預言を成就させるために、中国を赤い竜として育ててきました。それを退治するミカエルをアメリカに見立てているのですが、日本を餌に中国が暴走するのを待っているのです。ガルパンの桃ちゃんが聖グロリアーナ女学院戦で立てた安易な囮作戦に似ていますが、アメリカが窮地の日本を救う救世主になれるかは神のみぞ知る所。お手並み拝見ですね。

    エフライム工房 平御幸

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蜜蝋(みつろう)

2013-08-19 10:40:16 | スピーカー工作
 読者が自作スピーカーに蜜蝋を塗ったので、画像を借りて掲載します。




塗る前のラファエル


塗って磨いたもの

 蜜蝋とは、蜜蜂の巣の主原料で、主にワックスとして知られています。化粧品の材料としても重宝され、口紅やクリームに添加されます。クレヨンなどの画材にも使われているので、蜜蝋を手にしたことのない人はいないはずです。

 今回使ってもらった蜜蝋は、スピーカーユニットのオークションに出品されていたもので、スポンジ込みで説明書も添付されています。とても良い香りがするのですが、塗っただけではダメで、磨きをかける必要があります。磨いたあとはベタつくこともありません。画像を見てもらえば分かりますが、琥珀を薄くしたような上品な色合いになります。

 蜜蜂はナイル三角州を中心とした下エジプト王権のシンボルで、ヒエログリフではビツ、ヘブライ語ではデボラと呼ばれます。ヒエログリフのビツが音韻変化してミツとなったのです。ここから、密教の奥義も、下エジプトを意味するエフライムから出たと推察されます。

 ヘブライ語のデボラは、『士師記』第4章に女預言者として登場します→wiki。オールドファンなら、ハリウッド女優のデボラ・カーを思い出すでしょう。最近はデボラ・フランソワとかがいるらしいですが、田舎娘丸出しで美人の範疇には入りませんね。

 スクリーンから美人女優が絶滅して久しいですが、ヘボン式ローマ字で知られるヘプバーンはやはり不滅です。ヘボン式で佐藤はSATO。女子バレーボールのリベロに抜擢された佐藤あり紗選手(宮城出身)は、掛け値なしの美人タイプ。本人が自覚してないから、蜜蝋のように磨きをかける必要がありますね。

    エフライム工房 平御幸
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カラはアッシリア

2013-08-17 20:50:16 | 古代史と聖書
 狂言の演目に唐人相撲というのがあります。作られたの江戸時代ですから、この場合の唐人の読み方はトウジン。でも、唐の中国式読みはtang。これは契丹のタンと同じです。トウと呼ばれた理由は不明です。

 唐の読み方はいろいろあり、昔にはモロコシやカラも頻繁に使われました。トウモロコシは唐・唐の重ね読みなのです。モロコシが黍(きび)を指すと考えている人が多いのですが、僕は諸越と書いて「中国の越の諸部族」と解釈しています。もともと、越はベトナムの越が本流で、これが日本に来て越前や越後となります。だから、諸越には越の傍系という意味が汲めるのです。

 さて、唐のもう一つの読みであるカラですが、これは差別語なのです。東北がエビスと呼ばれたのは、エルサレム先住民族のエブス人に見立てられたからで、同じようにエジプトがクマと呼ばれたので、九州は仮想エジプトとしてクマと呼ばれたのです。熊本が熊をトーテムとしていたわけではありません。

 このように、イスラエルから見て、旧約聖書時代の彼らに敵対した地域や民族が、日本定住後にも持ち越されて、エブスやクマとして投影されたのです。特に、北イスラエル王国にとってアッシリアの虜囚は国難の象徴であり、それで日本の外敵の象徴的な名前として、アッシリアの旧名のカラ(KALA)が選ばれたのです。カラはもともと、ニムロデ(ニムロド)が最初に建てた都市の名前です。

 アッシリアにはアッシュール・ベル・カラという王もいました。アッシュールはアッシリアの最初の首都で、またその地域の主神です。アッシュール・ベル・カラで「アッシュール・バアル神・カラ」となり、意味は「カラのバアル神」でしょうか。アッシュールはアシラ神で、インドでは阿修羅。悪を悪しきと表現しますが、これはイスラエルがアシラ神を忌み嫌った事から来ていると思います。「あしらう」もやはりアシラ神から。

 12世紀に契丹(国名は遼)が滅ぼされた時に、中央アジアに逃れて西遼を建国しましたが、これがカラ・キタイと呼ばれます。正確な意味は分からないされていますが、カラがアッシリア圏を指す言葉なら、実際のパクス・アッシリアカより少し外れますが、意味は通りますね。

 日本が朝鮮半島から手を引いた頃から、半島は中国と同じカラと呼ばれることになります。これは、アッシリアのように敵対する周辺国という意味で、前回に書いた高橋良典説のように、世界にまたがる広大なカラ圏の一部として存在したわけではないのです。蔑称であるカラを勘違いして、韓国が何かとカラを売り込もうとしているのは滑稽でしかありません。まあ、中身が空っぽの国ですから。

 なお、ニムロデはハム系クシュの子で、クシュはアフリカの黒人王国として知られています。ここから、ニムロデも黒人系と考えられ、ニムロデから黒人を指すニグロという言葉が生まれたと考えられます。イスラエルに滅ぼされたシドンも黒人系で、彼らは穏やかな人たちだったので、黒人系にも色々とあるのです。明代にカラ・キタイが黒契丹と呼ばれたのは、ニムロデ→黒人→カラという連想があったのかもしれません。

    エフライム工房 平御幸
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中国のユダヤ教徒と法隆寺

2013-08-15 13:26:31 | 古代史と聖書
 ここのところ更新が滞っていますが、古代史関係でいろいろと調査中です。例の契丹を調べているうちに、どうやら膨大な仕事量になりそうなので、少しばかりビビっています。

 いわゆるトンデモ本の中に、高橋良典著『超古代 世界王朝の謎(日本文芸社)』というものがあります。日韓併合の明治43年(1910年)の五年前、日露戦争のさなかに浜名寛祐(はまなひろすけ)という軍人が、奉天のラマ教寺院が保管していた『契丹古伝』に出会い、これを翻訳することになります。

 翻訳したものが『日韓正宗溯源』として出版されたのは20年後ですが、軍部は早くからこれを政治利用することにし、大陸進出の正当性を補強する材料としたようです。満州は古来、日本の兄弟国であるとする。もちろん、この兄弟国の中に朝鮮も含まれていました。これが日韓併合の愚行につながったのかもしれません。

 さて、この『超古代 世界王朝の謎』の中で、著者がインドで梅鉢紋を見つけたと書いてあります。著者は、古代に超大国カラを想定し、このカラ圏内に古代日本や契丹や渤海なども含めています。ここから、契丹の旗印が梅紋という説が出てきたのかもしれません。しかし、このトンデモ説が全て否定されるべきではなく、平安時代に書かれた『新撰姓氏録』から、古代日本の有力者たちがインド他にルーツを持つ事を鋭く指摘しています。インドから中国、そして日本へのルートは確実にあったのです。

 ここからは本とは無関係ですが、インドから中国へ移住した民がクローズアップされます。それは、開封(かいほう=Kaifeng)のユダヤ教徒です→wiki。白系ユダヤ教のコミュニティに知られるようになったのは17世紀ですが、紀元前2世紀ころにインドから開封に移住し、その前はバビロンの虜囚後の前6世紀に、預言者エズラによってパレスティナから追放されたようです。追放理由は異民族との婚姻。

 この開封のユダヤ人を疑問視する向きもありますが、白系ユダヤとは違う幾つかの興味深い習わしがあります。一つは、白系ユダヤの母系重視ではなく父系重視の伝統で、旧約聖書時代は父系が優先されたので正しいことになります。また、ヘブライ語聖書に母音記号(ニクダー)を表記する場合、白系ユダヤが復元した母音記号とは違う表記だそうです。僕は白系ユダヤの復元ヘブライ語に疑問を持っているので、開封のユダヤ人の発音記号で聞いてみたいですね。こちらの方が日本語に近い可能性があります。

 このように、中国のユダヤ教徒は虜囚直後の習慣を保存している可能性もあり、また彼らがシナゴーグとして使う寺院にも驚くべきものが見つかります。それは法隆寺とそっくりな建物です。復元された模型かもしれませんが、規模や裳層を別にして、余りにも法隆寺の金堂と似ています。

 日本に来たイスラエル12部族は、北方経由と南方経由に分かれます。北方経由は突厥(とっけつ)などの騎馬民族として、南方経由はインドからインドシナ半島を拠点とし、やがて中国を足がかりとして日本に来ました。イスラエルの民は支配階級だったので、居留した国々で余り同化せず、機を見て日本に渡ってきたために、取り残された人たちは日本人(イスラエル)とは顔立ちが違うのです。

    エフライム工房 平御幸
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新作スピーカー×2

2013-08-08 06:35:30 | スピーカー工作
 新設計のスピーカーを女性読者二人が作りました。ミニミカエルをベースとしていますが、それぞれ別のタイプです。

 新設計と謳(うた)っていますが、どちらかと言うと改作に近いものです。設計意図はバッフル交換にあります。使用予定のユニットが生産中止になったり、あるいは円高で高価になってしまったり、それでユニットを交換して使えるように設計変更したものです。とは言っても、ベースのミニミカエルの幅を広くしただけではダメで、市販ユニットの外寸などを考慮して、板取はギリギリになっています。

 まず、ミニミカエルの高さを300mmから450mmに変更したものですが、音道を構成する板は300mm高のミニミカエルと同じ、450mm×910mmから取っています。側板は300mm×910mm板から、450mm×910mmに変更していますが、コストアップはこの板の面積が増えただけになっています。ミニミカエルは余りが結構出ていたからです。今回は、ソニーのアクティヴスピーカーA50のユニットを使いましたが、上級機のA60のユニットならケルビムジュニアと同じユニットになります。A60のユニットはバイオセルロースマイカが全面に使われていますが、A50の方はセンターキャップだけです。


ホーンの折り返しが2回増えているが奥行きはミニミカエルと同じ


ユニットのパッキンにコルクをカットして用いる


一番大きなミカエルの前にある高さが半分のものが今回の新作ミニミカエル改

 このユニットは、アダム・カドモンに使ってみてイマイチだったので、今回は新設計の人柱用に使ってもらいました。A60はワンセット確保してあるので、バラせばユニットは取り出すことができます。ただ、A60のユニットはケルビムジュニアかアダム・カドモンに使いたいのが本音です。オークションで安く出ていればいいのですが、無理ならドイツのユニットでも大丈夫です。

 次に、ミニミカエルの幅を広くしてバッフル交換式に変更したものですが、こちらはラファエルの板取で余りが出るので、それを側板用に確保していたものを流用しました。音道は9mm厚で、側板だけが12mm厚なので、見た目が随分とどっしりして、試みのミカエルのお父さんのように感じるとか。こちらは音道がミニミカエルと変わらないので、音も大差はないと思います。


ミニミカエルワイド ユニットは台湾のタンバン
バッフルの幅が80mm。長さが134mmと大きすぎたので110mmに変更予定
 


ミニミカエルワイドの音道

 製作例のない新作を、女性読者が人柱として作るまでに腕を上げました。一つ作るとまた作りたくなる。それも難度の高いものを目指して。男性もうかうかしていられなくなりましたね。ただ、スピーカーに付けていた天使の名前が飽和して、何とか改とか分けがわからなくなってきたので、苦肉の策として、新作は預言者シリーズに改名しようかと考えています。

    エフライム工房 平御幸
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契丹とキリスト教と魚

2013-08-05 09:57:28 | 古代史と聖書
 少し前に契丹(きったん)について質問がありました。契丹は4世紀から14世紀に満州から中央アジアを支配した謎の騎馬民族で、ロシアの一部などでは今でも中国の別名としてキタンと呼ばれています。キャセイ航空のキャセイもキタン=契丹です。

 契丹の建国神話は、白馬に乗った神人と、青い牛の牛車に乗った天女が交わって八人の子供を生んだことから始まります。しかし、青い牛は、青ナイルで象徴されるヨセフと、これも己丑の生まれで牛神となったヨセフのコラボでしかありません。青い牛車の天女はヨセフの末裔なのです。

 対して、白い馬は救世主を意味するマーシアハから、馬がメシアの事を指します。従って、白い馬に乗った神人はキリスト教のユダ族と考えられるのです。その証拠に、契丹展に陳列された社形の棺には、ユダ族の象徴である獅子が狛犬として鎮座しています→こちらの右図3をクリック。

 また、契丹とヨセフの関係を示すものとして、クフのピラミッドの女王の間に掘られた七段の龕(がん)はヨセフの予言を表しますが、1996年の『契丹・黄金のマスク展』の図版にも階段状の龕が見つかります。クフのピラミッドの方は、エフライム工房で女王の間の謎解きとして発表済みです。



 このように、契丹という国には、ヨセフの子孫エフライムを中心とした北イスラエルと、ユダ族を中心とした南ユダ王国の合わさった形跡があります。もう少し掘り下げてみます。

 古代史の法隆寺編で書いているのですが、法隆寺の解体修理の時に謎の魚の絵が見つかっています。この魚の絵はシュモクザメに似た頭部を持っているのですが、黄金のマスク展のアクセサリーに同じ物が見つかります。双魚のアクセサリーですが、これが壊れて欠けると、法隆寺の落書きのような不思議な形になるのです。だから、もう片方の鳥の落書きも、契丹のアクセサリーの一部と考えることができます。


謎の魚の絵


左端の竜とされるものは伏羲と女媧だと思う

 僕は法隆寺を原始キリスト教の寺と考えていますが、契丹も原始キリスト教だったとしたら、契丹の魚のアクセサリーと法隆寺の魚の落書きは実にスムーズに繋がるのです。また、双魚自体がキリスト教のシンボルです。双魚で示される魚座の時代に出現したからです。

 ところが、カソリックでシンボルとする魚は双魚ではありません。法皇のかぶる法衣は、異教の神ダゴンの魚の姿をしたものです→こことか→ここ。カソリックは異教の神を積極的に取り込むことで、異教の信者の地を支配してきたのです。マリアの処女懐胎も聖書で預言されているものではなく、もともとは異教徒の価値観です。イザヤ書では乙女としか書かれていません。

 カソリックはダゴンを隠れ蓑にしたのではなく、キリスト教を隠れ蓑にしたダゴンの教会かもしれません。法皇を選出するコンクラーベは「鍵がかかった」の意味ですが。比べるという字そのものが、鍵を2本並べて比較している形なのです。正しい鍵を握る者が選ばれなくてはならない。しかし、クラーベの意味すら理解できないカソリックに、神が鍵を委ねるわけがないのです。天国の鍵は日本にあるのですから。

    エフライム工房 平御幸
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凱旋門賞の本命現る?

2013-08-04 04:28:27 | Weblog
 今年は2013年で、13という数字で象徴される祭司の年だと書いて来ました。イスラエル12部族の兄弟でありなから、イスラエルの外に置かれるので第13部族と呼ばれます。

 奈良県の多武峰(とうのみね)にある、中臣鎌足を祀った談山神社(たんざんじんじゃ)は十三重塔が有名ですが、これこそが中臣=藤原氏が祭司レビである証拠なのです。明日香から歩いて行ける距離ですが、僕は随分前に一度だけ訪れたことがあります。たまたま宮司さんに拝殿に招かれて、正座して話す機会を得ました。当時は十三重塔の謎を解くことすら考えてもみませんでした。

 僕が招かれたのは、おそらくは神職特有の霊感アンテナに何か感じるものがあったからだと思います。僕は神職が気になる顔をしているようです。談山神社の名前は、炎がヘブライ語のYHWH=ヤハウェを表すことから、ヤハウェの言葉の山という意味なのです。

 カッバーラは面白いですが、五十音の「あ~うん」はイエスの始まりと終わりを表し、イロハはヨセフの妻アセナテを表す「伊」で始まることから、五十音とイロハで陽と陰を構成していることになります。五十音は男でイロハが女。「色は匂えど散りぬるを」は女の歌と見れば理にかなっているのです。

 さて、イギリス競馬の前半を締めくくるキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス、略してキングジョージは大変なタイムが出てしまいました。レコードを2秒以上も縮める大レコード。猛暑の影響で馬場が硬くてタイムが出やすいとはいえ、日本ダービーやジャパンカップ並みのタイムは凄いです→まとめ

 勝ったのはドイツの4才馬ノヴェリスト。2着に5馬身差の圧勝で、凱旋門賞の一番人気に押すブックメーカーも。2着の愛ダービー馬トレーディングレザーや、愛ダービーで5着に負けた英ダービー馬ルーラーオブザワールドなど、今年の3才馬はレベルが低いと言われていますが、それでも凱旋門賞が良馬場なら日本勢の強敵となるのは間違いありません。

 ノヴェリストの父はモンズンで、その父ケーニッヒシュトゥールはドイツ唯一の三冠馬。またその父はジンギスカーンで、遡ればパーシャンガルフから無敗の英三冠馬バーラムに至る重厚な血統です。バーラムはペルシャの皇帝。息子のパーシャンガルフはペルシャ湾。その息子がティムールで14世紀のモンゴル=テュルク系の王朝。モンズンはモンスーンのことです→参考

 このように、ノヴェリストの父系は代々、中央アジアからヨーロッパにちなんだ名前が付けられているのですが、不気味なのは祖父のケーニッヒシュトゥールです。日本でもローゼンケーニッヒが宝塚記念に出ていましたが、ケーニッヒはドイツ語で王。シュトゥールは椅子なので、ケーニッヒシュトゥールで玉座になります。ちょうどラピュタが放送されて、玉座の間で滅びの呪文バルスと唱えられたばかりです。

 ケーニッヒシュトゥールが不気味なのは、ケーニッヒが英語表記でKoenigsstuhlとなるからで、見事に祭司コーエン(コーヘン)が現れます。ドイツ語だと分からなかったのですが、古代史で書いているように、祭司のコーヘンは異体が多く、騎馬民族の王ハーン(汗)や可汗、日本では加賀や勝姓がコーヘンを表しているのです。

 僕が祭司の年と書いたら、祭司コーヘンの末裔ともいうべきノヴェリストが登場。フランス馬では、パリ大賞典を好タイムで勝ったフリントシャーが台頭。こちらはディープインパクトが負けた凱旋門賞を勝ったレイルリンクと、父ダンシリやスタッフも同じという不気味さ。

 フリントシャーの父ダンシリはノーザンダンサー系デインヒル直仔ですが、ダンシリの母系にニジンスキーの子イルドブルボンが入っています。ノヴェリストは母の父方にやはりイルドブルボンが見え、日本に輸入されて失敗種牡馬だったイルドブルボンがヨーロッパ血脈の中で生きていることに懐かしさを覚えます。一昨年の凱旋門賞を勝ったデインドリームはニジンスキー系ロミタスが父。ニジンスキー系は何気にドイツ血脈と相性が良いようです。

 祭司のシンボルはいろいろありますが、オルフェーヴルの金も祭司のシンボルカラーです。今年の凱旋門賞は祭司の年にふさわしい馬が勝つ。キズナは父ディープインパクトの馬主か金子氏で、ここに金がある程度。当日に馬番か枠番で13が欲しいですね。

    エフライム工房 平御幸
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