平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

チャレンジマッチに見た集中力

2015-03-30 19:18:38 | バレーボール
 早いものでもう3月も終わり。僕は3ヶ月ごとに、ブログや掲示板の東亜+の保存を更新しています。あまり期間が長くなると重くなるからです。新しいフォルダを作ったりが結構メンドイ。

 買い物に出たら桜が咲いていましたが、桜花賞の頃は散り際かもしれませんね。暖かくなるのが早いのは、温暖化というよりは、地球のポール(回転軸)が変化しているのが理由かもしれません。古代史で地軸の傾きを23.5度で計算しているのですが、今の地球は23.4度になってしまいました。

 地軸の傾きが23.4度ということは、太陽が沈まない北緯が90-23.4=66.6度となるということです。北緯66.6度では夜にならない。聖書の獣が666で表されますが、こんなところにも末日の時期が暗示されていたのです。今はまさに獣の時代。

 また、方位磁石が北極を指していないことも古代史で書いていますが、この磁極の北も物凄いスピードで動いているのです。方位磁石の南と北が入れ替わるポールシフトが突然起こっても不思議でないのです→こちら

 日曜日に行われたチャレンジマッチの二回戦。前日にJTにフルセットで負けたトヨタ車体が、見違えるようなチームになって圧勝し、見事に残留を決めました。中でも、セッターの藤田夏未選手の集中力が凄かった。凄いプレーをしても全く笑わないし、集中し過ぎで第3セットの途中でガス欠になるくらい。これはスポーツ選手の集中力ではなくて、一流の絵描きの集中力と同じです。バレーボール選手にしておくのはもったいないほど。

 これだけ集中力を発揮すると、周りの選手もコーチも監督も怖く感じるのではないですかね。下手に声をかけたら睨まれること必死 ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル


第4セットの24点目に繋がるプレー


竹田キャプテンだけがボールを見ている (^_^;)

 キャプテンの竹田選手が第4セットの23点目で勝利を確信した笑顔。しかし、それでもなっちゃんは笑わず、サーブのボールに願掛けをしていました。勝負事は下駄を履くまでわからないと名言がありますが、最後まで隙を見せずに勝った瞬間も天を仰いだだけ。見事な集中力でした。


ニコ生より

 ニコ生で指摘されていましたが、なっちゃんのタオルにはお守りが結び付けられていました。伊勢神宮や明治神宮のお守りとは違う、今まで見たことのないお守りなので、どこの神社なのか気になるところです。もっとも、神社以外でもお守りは手に入るので、神社と決め付けるのも何ですが。ちなみに、僕のリュックの中は、あちこちでゲットしたお守りだらけです (^ω^)


ちょっと気になるお守りは(゜Д゜≡゜Д゜)ドコドコ?の

 スポーツ選手の集中力は絵描きと違い、野球やサッカーのように、ゲーム内でも極短時間に限られています。大相撲は数秒にその日の集中力を凝縮させる。そういう意味では、テニスや卓球を含めて、ネット越しの対戦となるバレーボールは、長時間の集中力が求められるスポーツです。でも、人間だからその時間は限られる。張り詰めていると切れるからです。

 集中力を持続させるには、適度に緩急を織り交ぜるのが効果的。試合中の笑顔は、緩急を意図的に作る上では最も有効な手段です。特に、チームプレーの場合は必要で、緩急がないと最後に精神的なスタミナが切れてしまいます。サッカーでよく見られるタイムアップ直前の失点は、大半が集中力を喪失した場面で起こります。

 だから、今回のような、なっちゃんの集中力が今後も見られるかと言えば、それはなかなか難しいと思います。日立リヴァーレもリーグ戦最後の試合で物凄い集中力を見せましたが、このように集中した後は必ず反動が出ます。強いチームは、極度の集中は短時間に過ぎず、平均的な集中力が持続するのです。逆に、弱いチームは集中力に波がある。

 集中力は根性で何とかなるものではないし、日頃からの訓練で強化するしかありません。呼吸法もその一つだし、何か作るのもその一つとして有効。芸大はスポーツ好きが多かった。集中力という意味では共通するからでしょうね。高校の美術部出身より、意外に体育会系が多いのも芸大なのです。本当かどうかは知りませんが、あのレオナルド・ダ・ヴィンチでさえ、若いミケランジェロの前で鉄棒を折り曲げるパフォーマンスで結名です。

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色覚チェックのチャートのからくり

2015-03-28 19:33:48 | 芸術
 今日は西東京に読者が引っ越してくるので何かあるかと心配したら、西東京がテリトリーのスワローズが1安打完封負け。東東京のテリトリーは虚人ですから。まあ予想したことですけど orz

 昨日紹介した色覚チェックのテスト。点数が多いほど悪い結果なのですが、見事にゼロの人も出ました。ゼロはパーフェクト。でも、このテストは単純に色彩感覚の優劣を表してはいないのです。少し工夫すれば成績が良くなるからです。

 成績の悪い人はおそらく、色の升目をランダムに入れ替えて、直感だけでグラデーションを作っているのだと思います。これではダメなのです。

 僕のやり方は、隣同士の比較だけで並べて行くものです。一番上のチャートは黄色の強みだけで並べます。2番目の緑も同じく、隣り合った升目の黄色の色味だけで入れ替え。3番目の青は紫の強さだけを見ます。一番下の升目も隣り合った升目の紫が強いかどうかだけ。要するに、補色関係にある黄色と紫の強度だけ見れば、間違いが一桁に収まる仕組みになっているのです。

 問題はここから。ところが、このやり方では、各チャートの端で混乱が起きてしまいます。と言うのも、隣り合ったものとの比較は常に3枚の升目で行われるからです。右隣りより黄色が強かったら左に移すとか。しかし、例えば右端では左隣りだけが比較の対象になります。右の升目は基準になる色で、同一の色が2つ並ぶ事になります。これが悪いのです。

 このようなテストチャートを見るときに、人間の目は違いを見るように感度を上げます。だから、基本となる升目と同じ色の升目が隣に来ても、何とか違いを検出しようと脳が考えてしまうのです。その結果、同じ色なのに違って見えてしまい、ここで本来は正しくない色と入れ替えてしまう。これで2点の減点です。

 このように、各チャートの端の方で間違いが起こりやすい。また、このチャート自体がグラデーションとしては凸凹が多く、一列にした画面では正解の所でも縞模様が出来る欠陥を持っています。最初に4つ間違った画面のキャプチャーも、間違っているところのほうが、正しいところよりも滑らかな場合があります。


初めてのチャレンジで間違いが4
正しい所でも縞模様で凸凹がある


 もう一つ問題があるのは、色の解像度の問題です。人間の目は左右で働きが違い、僕の場合は色は左目で見て、利き目の右目は明渡を含めた解像度優先で見ているような気がします。右目で見たほうが、左目で見た時よりも縞模様が強調されて見えるからです。

 1つの升目を両目で見るときに、右目と左目とで見え方が異なるから、ここで脳が混乱してしまう。その証拠に、出来上がった升目を別のソフトでキャプチャーし、升目を大きくして見れば間違いが分かるようになります。


下から2番目の緑のチャートで左から6番目に間違いがある


拡大すると間違いが分かりやすい

 実際、升目を大きくして間違いを発見し、それを修正してテスト結果を見たら満点になっていました。何度やっても間違いが4だったのに、升目を大きくしただけでパーフェクト。要するに、人によって目の色解像度が違うのだから、カラーチャートは大きく作らないと誤誘導を避けられない欠陥があるのです。


拡大して修正したらパーフェクト

 特に、年齢とともに目の解像度は低下するし、精神年齢に応じた色彩感覚という問題もあるので、色のテストは元来とても難しい代物なのです。おそらく、大学の色彩学の先生でも間違えるはずですから。やはり、精神を健康に保つ人が良い結果を出すとも考えられるので、成績の悪かった人は精神面の升目を入れ替える必要があるかもしれません。

なお、ドバイワールドカップの実況掲示板と放送が見られるサイト
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/dome/1427434188/
https://www.amwestentertainment.com/dubai-racing/live-video/

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忙しい土

2015-03-27 23:50:13 | Weblog
 明日はVリーグ入れ替え戦のチャレンジマッチに始まり、昼間の毎日杯に深夜のドバイワールドカップまでスポーツが目白押し。今日開幕を迎えたプロ野球は、真中新監督のスワローズも勝ちましたが、明日のチャレンジマッチ用のパン2個を食べたところでミレッジが2点タイムリー。女神の力も衰えていません。

 ということで、チャレンジマッチはニコ生観戦することにしました。体調も戻っていないし、暑くなりそうなので外出もままなりません。

 世界最高賞金のドバイワールドカップは、日本からエピファネイアとホッコータルマエが出場しますが、むしろシーマ・クラシックのハープスターとワンアンドオンリーの方が気になります。ハープスターは、昨年にジェンティルドンナを優勝に導いた名手ムーア騎手が乗ります。3馬鹿でないジョッキーとハープスターの組み合わせは興味津々。ワンアンドオンリーにとっては、昨年秋の無理使いの疲労が気になるところ。

 また、3才のダートにもゴールデンバローズという怪物が出ます。初ダートの未勝利戦を2秒6という大差で勝った後も、続く2戦も楽々と抜けてくるダートの鬼。父タピットから祖父プルピット、その父APインディからアメリカ三冠馬シアトルスルーへ辿る父系。シアトルスルー系は早熟なので、過去の日本馬の順位を上回るかもしれません。ゴールデンバローズの母はマザールシア。フィギュア女子のドクダミちゃんとシンクロしています。3着以内があるか?

 ドバイの競馬はレース間隔が長く、待っている間に眠くなります。そこで、眠気覚ましのテスト。外国に色覚チェックのサイトがあるのですが、これは室内照明やモニターにも左右されるので、満点を取ろうと思わずに気楽にチャレンジすると好結果が出ると思います→色覚チェック

 僕のモニターは色彩の再現性の良いパネルを使っていますが、プロが使うレベルにはない安物です。プロが使う高級機とは違い、色ムラや明渡のムラがあります。しかも、動画用に調整しているのでテストチャートを見るには不向きです。それでも、寝る前と起きた直後に二回やって、二回とも間違いは4。間違った箇所は違っていました。

 では、諸君の健闘を祈る。ちゃんと点数は報告するように (@_@;)

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完璧を目指して

2015-03-26 19:12:23 | アンプ製作と修理
 日立リヴァーレの全日程が終了し、どうにも気が抜けそうで困っています。選手も次の目標に邁進とは行かず、やはり気が抜けているのではないでしょうか。

 僕のミニアンプは一応完成させましたが、それは読者の指標になるように作り上げたもので、完璧からは程遠いものです。抵抗値などの見直しや、LEDの取り付けや星座のイルミネーションの修正など、まだまだやるべきことは山ほどあります。

 考えてみれば、このアンプの原型は、バンクーバー前に長洲未来形として考案されたものです。スピーカーのミニミカエルの最初の名前も未来タイプ。真央ちゃんが大学院を卒業し、本格的な社会人としてスタートしました。同じように未来ちゃんも大きくなりましたが、韓国で開催できない確率が高い今、二人とも次をどのように見据えているのか興味深いところです。

 ミニアンプは復興アンプとして位置付けられていますが、やはり佐藤あり紗さんの存在がなくては実現しませんでした。制作メンバーの星座を調べてみたら、都合よく蟹座だけが抜けているなんて、佐藤あり紗さんの星座を中心とすべく動く運命にあったのです。だから、本当に佐藤あり紗さんには感謝しています。彼女の存在がなければ、僕の芸術家としてのインスピレーションも閃かなったし、また物凄いエネルギーで計画を進めることも出来ませんでした。ひたちなかの女神はミューズの女神でもあったのです。

 だから、僕はこのアンプをいい加減にはしたくないし、まだまだ手を入れて完璧な作品に仕上げようと考えています。夏前には完成の予定ですが (;´Д`)

 ということで、改良というか試行錯誤の報告。

 まず、星座イルミネーションのLEDを、青色自己点滅型から白色に換えました。点滅がうるさく感じられたからですが、点滅がないと寂しく感じられるのも事実です。これの取捨は難しい。また、前はLEDに拡散キャップを被せただけでしたが、今回はスコッチの白い両面テープで窓枠を覆い、その上から星座の紙を取り付けてみました。光が一点に集まらない拡散効果を狙ったものですが、均一になり過ぎたかもしれません。


青色自己点滅型から白色に交換


白い両面テープで窓枠を覆ったので光が拡散した


光源の拡散用に使ったスコッチの白くて厚い両面テープ


今回は使わなかったがこういうものも使えるかも


LED反射板ピラミッド固定に使ったカーペット用両面テープ
2センチ位に切ってパネルの裏側(基板側)から4辺に貼る
接着力が強いので少々の力では剥がれない


 次に、終段のMOS-FETの取り付け方法を実験しています。MOS-FETの足の間隔が狭く、ハンダ付けだと読者の腕が心配。そこで、2mm径の銅パイプ(中は1mm径の中空)を1センチ前後に切り、ケーブルを差し込んでニッパーで小刻みに潰して固定。反対側はMOSの足に挿しこんで、抜ける程度に潰して専用端子の完成。熱収縮チューブを被せれば万全です。




一部の読者には切ったパイプを発送済み

 銅パイプは0.5mm厚なので、大きなカッターの刃を強めに当てて、ゴロゴロと転がせば切れ目が入ります。切れ目が入ったパイプは、指でグラグラと動かせば折れるようになっています。カッターを押し当てすぎると潰れて銅線も足も入らなくなるので加減に注意。

 本当は、銅や真鍮の板でヒートシンクを作り、MOSの足が直接にターミナルに入るように作れれば最良です。でも、ネジ穴加工して銅板を売っているところはなく、最低でも自分でネジ穴を切らなくてはなりません。理想を追い求めると工場が欲しくなります (*_*)

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日立リヴァーレと新ひたち号

2015-03-23 21:40:10 | バレーボール
 日立リヴァーレの最終順位は5位。昨年より1つ上げて、ファイナル6初戦の上尾に勝っていれば3位以内が望めたシーズンでした。でも、リーグ戦がギリギリの6位でしたから、これで3位とかになると、他チームファンからの風当たりも強くなるし、このポジションは色々な意味で絶好ではないですかね。選手の皆さんお疲れ様でした。ゆっくり休んで、怪我を治して、リフレッシュして次に備えましょう。良いチームを応援出来て嬉しかったです。本当にありがとうございました。

 上野からひたちなかに出る、JR特急スーパーひたちとフレッシュひたち号が、3月14日のダイア改正で廃止になりました。個人的には、リーグ最終戦のひたちなか大会を見るために乗ったのがラストでした。

 後継車両はスーパーでもフレッシュでもない、ただの「ひたち号」になりましたが、同時に「ときわ(常磐)号」が仲間入りしました。ときわと言えば、源義経の母・常盤御前(ときわごぜん)が思い出されますが、常盤御前は「都の美女千人を集めた中で一番の美人」の誉れ高く、美人の多い日立リヴァーレにピッタリの名前です。

 22日の久光との試合は、11のブロックを決めた久光が勝つのも当然(日立は4)。ブロック数が逆なら日立が勝っていた試合でした。日立は土曜日の東レ戦もそうでしたが、試合前から固く、中盤以降に逆転されたり引き離されたりする、ジリ貧の負け戦となりました。これは、選手たちが感じている、現有戦力での力の差ですね。

 もしも、土日の大事な一戦に日立が勝てると心底から思っていたなら、佐藤あり紗さんはディズニーランドに行かなかったと思います。勝負前に娯楽に走るのは、高まりすぎた緊張と不安を和らげるための心理的な作用ですから。

 昔、栃若時代を築いた横綱栃錦と若乃花の千秋楽全勝対決がありました。勝ったほうが全勝優勝ですが、決勝前夜に年齢も若い若乃花が気分転換に映画館に入ると、前の方の席に栃錦もいたそうです。若乃花は、先輩横綱の栃錦でも大一番の前には緊張するのだと感じ、ひっそりと映画館を抜けだしたそうです。結果は若乃花の勝ち。

 佐藤あり紗さんがディズニーランドに行ったことで、日立リヴァーレの選手たちが大一番前に平常心を失っていると察することが出来ました。誰の責任でもありません。経験のない若い選手が多いのだから仕方ありません。監督もコーチも選手もトレーナーもマネージャーも、大一番の前に自分に負けていたのです。大事なところでポイントを1しか取れなかった弱さ。この経験を来年につなげればよいのです。

 春のクラシック第一弾の皐月賞は4月の中頃ですが、トライアルのスプリングステークスを勝ったのは、演歌歌手・北島三郎氏の持ち馬であるキタサンブラック。今年は全勝馬が多いですが、この馬もデビューから三連勝で皐月賞の出走権をもぎ取りました。ちなみに、キタサンブラックのブラックは父馬のブラックタイドから。ブラックタイドはディープインパクトの全兄にして、キタサンブラックと同じくスプリングステークスを勝っています。毛色はディープインパクトとは違う青鹿毛で、最も父サンデーサイレンスに似ていると評されていました。

 ブラックタイドは黒潮という意味で、南の海から北上する海流です。北のオホーツクから流れてくるのは親潮。北上する黒潮は、北からの親潮に阻まれて、ひたちなかの沖合を東に流れます。ひたちなかに直接来るのは親潮で、黒潮は季節による海流の変化によって、たまに近付くだけ。このような海流のぶつかるところは魚の種類が豊富で良い漁場となります。

 僕は日立のバレーボールを波に例えましたが、まさか黒潮を父に持つ馬が勝つとは、我ながらポポポポポ( ゜д゜)゜д゜)゜д゜)゜д゜)゜д゜)ポカーン…

 僕が書くことに注意している読者が馬券を買ったら相当に当たっているはずです。僕自身が買うと外れることになっているので、僕から指示して買えとも言えません。預言者は馬券師にはなれない決まりなのです。欲を出したら神に怒られるから。

 スプリングステークスで2着に負けたリアルスティール。例によって三馬鹿の一人・福永ジョッキーがスローペースなのに抑えすぎて、勝負があったあとで追い込むお粗末騎乗。余裕残しでも勝たなければ、馬に傷をつけるだけです。

 弥生賞を勝って無敗で皐月賞に出走するサトノクラウン陣営は、リアルスティールと天秤に乗せていた福永を早々と見限り、今年から日本の騎手になったフランスの名手ルメールに騎乗依頼を出しました。勝つと負けるとでは数億円の差が出る世界ですから、勝負に対する厳しさがない陣営は競馬をやる資格はないのです。人事を尽くさなかったら天命は来ませんから。「人事を尽くして天命を待つ」は至言です。

 ただ、サトノクラウンは父のマルジュが早熟で、母の父としても桜花賞までが賞味期限。仮に皐月賞を勝ってもダービーでは無理だと思います。僕は騎手には目をつぶって、リアルスティールを一番に上げておきます。今年の無敗馬は、相手やレースに恵まれたのが多く、ダービーまでにまだ他に出てきそうな気もしますね。

    エフライム工房 平御幸
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オールFETミニアンプの調整

2015-03-22 22:07:45 | アンプ製作と修理
終段MOS-FETの取り付けと最終調整について。

日立のMOS-FETはフランジがドレインを兼ねているので、ケースに直接取り付けると電源電圧がケースに流れて危険

だからシリコングリスを塗ったマイカを挟んで取り付ける
ネジも金属はダメでプラスチックが安全





MOSとターミナルは画像のようにケーブルで接続する
ケーブルの銅線はハンダで固めておかないと切れる


MOSの取り付け


LEDの取り付け

調整の最初は2段目の電流値を決めること
2SK246のIDSSが3.79mAだとすると、2段目の3.6kΩ×0.00379=13.65V
3.6kΩの両端に、DC電圧測定ポジションに設定したテスターを繋ぎ、1kの半固定(図の薄いブルー)を回して調整する


1kの半固定は下端に写ってない orz
次のに写っている



MOS-FETに流すバイアス電流の調整
20mVの予定が目一杯回しても18.6mV
これでもヒートシンクを兼ねたケース底が温かくなる


上の図のバイアス調整は基板中央の1K半固定(上の方の画像で黄色丸型)で行う
0.22Ωの抵抗の両端電圧を測れば良い
中央の調整ピンと、抵抗の足を折り曲げて表に出したピンを使う
プラス側でもマイナス側でも同じなので片方の測定で良い

今回は1K半固定が最大(左に目一杯)でも予定より小さかったので、電流過大で熱くなりすぎることはない

MOSに流れるバイアス電流は 18.6mV÷0.22Ω=84.5mA と計算される

最後の調整は、出力に直流が出ないように、初段の100Ω半固定を回して調整する


たまたまゼロの時に撮影出来た

テスターは出力とアースの間につなぐ
テスターのポジションはいずれもDC電圧

MOSは温度が上がると電流が少なくなるので熱暴走しない
通電後10分から15分頃に直流漏れがゼロになるように調整する
メーカー製でも50mV以内なら良いとされるが、出来れば一桁まで追い込む
多回転のトリマーだと調整が楽


完成


リアパネル
スピーカーケーブルが尻尾のように立たないように、穴の位置を横にした



星座イルミネーションの点滅する光が小さい時


星座イルミネーションの点滅する光が大きい時

音ですが、オールFETらしい高域が繊細に伸びてシルクの肌触り。電源が弱くてパワーはありませんが、深夜に音楽を聴くには調度良いと思います。ガンガン鳴らすだけなら、秋月の400円の基板キットでいいですが、本格的なパーツを使ったオールFETアンプの繊細さは格別です。
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キチンと音が出た

2015-03-22 03:05:36 | アンプ製作と修理
調整できて音が出た (´Д`)

パターンに間違いがあった orz
巨神兵のように実戦投入が早すぎた orz

あとは細かい修正と調整で仕上げ (^ω^)

13:14
配線の見直しでハムノイズが消えた

Lチャンネルから音が出なかったけど(日立8-4久光)配線を直したら逆転された orz

L側は久光のコート側 orz
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仮組立と星座イルミネーション

2015-03-21 01:12:22 | アンプ製作と修理
とりあえずアップ (*_*)


実際の見え方とは随分と異なる。本物はこれほど賑やかでないし、星座の形も分かりやすい。


LEDソケットがパネルから剥がれているので光漏れがある。これは固定方法を変えれば解決。今回は仮止めなのでマスキングテープで甘かった。


星座のスクリーンを外したところ







 星座のイルミネーションを取り付けてみました。蟹座は地味な星座ですが、中央にあるM44プレセペ星団が美しいので強調してみました。プレセペとはラテン語で飼い葉桶のことです。飼い葉桶はノストラダムスの予言にも出てきますが、生まれたばかりのイエスの揺り籠という意味にもなります。

 製作方法は簡単で、星座をネガにしてプリントします。プリントサイズは枠の大きさを指定します。プリントしたネガは、黒い紙に重ねて、コルクを下敷きにして上から針で穴開け。これで星座スクリーンの出来上がり。面倒なら、ポジ印刷して、針で星だけを打ち抜けば同じです。僕は黒のコットンペーパーを使ったので、ネガ印刷からの方法を選択しました。ネガだと小さい星も潰れません。

 自己点滅式LEDは、点滅周波数が高く落ち着かないところがあり、また青と緑の2色しか無いのも欠点。今回の基板は余分なパターンがあるので、普通のLEDを使い、点滅の周期をコントロールする回路が組み込めるかもしれません。理想は0.1~0.3Hzです。

 普通の白色LEDを使ったほうが自然かもしれません。また、LEDの足は硬いので、2端子のターミナルに接続するのも大変。足を短く切って、細いケーブルで繋ぐのが良いと思います。

 ホタルのように点滅するLEDはfire-fly LEDと呼ばれるそうですが、ガルパンに出てきたのはM4 fire fly。今日の皐月賞トライアル若葉ステークスを勝ったのは、二冠馬メイショウサムソンの子レッドソロモンで、3代母がキーフライヤー。

 ということで、駅の売店で見つけたガルパン新聞Ⅳ号。この秋に公開決定だそうです。



18:30更新

すみません。負けました orz

 若松通商から日立製のMOS-FETが届いたのが試合直前で、取り付け終わったのが第2セット終了間際。日立リヴァーレは何とか第2セットを取ったのですが、ここでLEDを青の点滅式から白色に替えようと思い取り外し。そうしたら第3セットを大差で落とし、しかも白色LEDの手持ちがない事に気が付き、また元に戻しました

 アンプの調整に取り掛かったら日立リヴァーレが第4セットを取り、さあここからという第5セット途中で全く調整が効かなくなりました。アンプの筐体も熱くなって異常です。ワケワカメで調整用の半固定をあちこち回していたら、突然テスターの先に取り付けてある鰐口クリップがもげ落ちました。何ということはない、テスターの線が断線していたのです。9連続失点したそうですが、調整が効かなかったのだからそれも当然ですね。僕はニコ生を見る余裕はありませんでした。音を時々聞いていただけです。

 若松通商は送り状の番号も知らせてこないし、何時の発送かも分からず、送ったという連絡がないのに届くこともあります。他のパーツ屋なら翌日には届くのですが、今回はまる2日もかかりました。昨日届いて、しかも僕の体調が良かったら今日の完成もありました。

 僕の右手の親指の付け根が、関節一本分赤く腫れて来たので、今日の作業は中止。やはり体力が戻っていません。それでも、東レより順位が下になることはないし、首の皮が1枚つながったままなので明日に期待しましょう。
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豆乳と巨乳

2015-03-19 17:13:24 | バレーボール
 熱はまだ高めですが、動けるのでアンプの基板を完成させました。問題は、基板幅を狭くエッチングしたので、このままではケースのスリットに嵌めることが出来ません。サッシを取り付けるかネジ固定式の予定。ケースの底にパワーMOS-FETを取り付ける穴もタップで開け、プラスチックのボルトが嵌る構造です。この穴は、アンプの脚を取り付ける穴としても共用可。







 佐藤あり紗さんが特保の健康飲料をアップしていましたが、デーンと目立つのが無調整の豆乳。僕はこれと同じものを2日に1本のペースで飲んでいますが、この豆乳にはちょっと問題もあるのです。それは、中国で起きた男性の巨乳化事件→こちら

 水代わりに豆乳を飲んでいた男性が、胸が肥大して困り、とうとう手術で取り除いたそうです。薄いとか無い人には妬ましさ半分の笑い話ですが、豆乳に含まれる大豆イソフラボンが、女性ホルモンと同じはたらきがあるので、このような女性化が起きたと考えられています。

 男の場合は笑い話ですみますが、女性の場合には女性ホルモン過多による乳癌の発生が心配になります。

ダイエット→貧乳→女性ホルモン過剰摂取→乳癌

 豆乳は、大豆の蛋白がプロテインとして注目され、そこから、プロテインではなく飲料として摂取すれば良いということで流行ったものです。大相撲の世界では、横綱・隆の里がプロテインで強くなった関取です。隆ノ里という四股名だった頃は、酒の飲み過ぎで糖尿病になり、そこから独自の健康管理と体力アップが試みられ、当時では珍しかった大豆プロテインで筋肉隆々となり、見事に横綱にまで上り詰めました。

 隆の里は典型的なO型で、相撲もみっともないほどの不器用。同じ津軽出身の横綱・二代目若乃花(若三杉)の同部屋ライバルでもあり、色男の若三杉はA型力士で華やかで人気がありました。こちらは器用貧乏とも揶揄されたくらいで、隆の里が強くなってからは、僕は隆の里を応援していました。

 隆の里が強くなった頃に、テレビでプロテイン摂取による体力増強について本人が語っていたか、アナウンサーのレポートだったかがありました。今では、筋肉増強効果のある食べ物や健康食品が氾濫していますが、何事も過剰摂取は禁物です。

 特保と普通の食品との線引は、厚生労働省の役人のさじ加減ひとつです。そもそも、申請されなければただの食品。ただの食品でも申請して通れば特保。お役人は、毎日がメーカーからの接待で、それが本当に健康によいかどうかはどうでもよいのです。ただ、特保指定した食品で事故やアレルギーが起これば出世コースから外れる。外れてもメーカーに天下りすればよいのですが、責任をとらないで定年まで勤めれば、民間の給料分の年金が入ってくる。

 人が若さを保つかどうかは、食品や薬の効能よりは、脳の使い方で決まると僕は思っています。バレーボールは痩せている選手が多いですが、NECのように「ムキムキナッちゃん」でも太くは感じません。鉄工所の「ムチムチナッちゃん」でも選手の間に入ればひ弱に見えると思います。薄皮のトヨタ車体の藤田セッターは、やはりもう少し太ったほうが良さ気。佐藤あり紗さんは、今のバランスで良いと思うのですが、体重計が公称通りなのかは女神のみぞ知るですね ( ゜д゜ )

    エフライム工房 平御幸
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ニダーくんの解説によるアンプ講座 5 アースとは何ニカ?

2015-03-17 22:13:14 | アンプ製作と修理
 読者の本格的なアンプ作りも佳境を迎えました。しかし、どうも基本的なことを理解していない。最初に作らせた片側電源と、今回のプラス・マイナス2電源の違いが分かっていない。前に書いたように、片側電源のアンプはマイナス側がアースを兼ねる。プラス・マイナス2電源はマイナスとアースは違う。一緒に考えているから配線の数が足りなくても気が付かない。


プラス・マイナス2電源はアースを含めて3ライン

 そもそも、アースという概念は難しく、「パスコンでアースに落としている」という自作記事を書いている者でも、本当にアースを理解しているかは疑問です。だから、アンプのカタログでも、「アースに電流は流さない」などと頓珍漢なことが書かれてしまう。アンプ製作の会社でも、アースに対して誤解したままの人が多いのです。

 アースとは地面のことですが、地面にアース棒を挿したり、タンクローリー車のようにアースのチェーンを垂らしているのは稀です。家庭では、洗濯機のアースが、感電防止のために水道管を通して地面に繋がれます。でも、アンプは筐体のアース端子は使いません。LPプレーヤーを繋ぐときだけ使用します。



家庭のAC(交流)100Vのアース概念
DC(直流)電源のアンプのアースとは違う


 アンプはなぜアースを水道管や室内のアースに繋がなくて良いのか?それは、直流電源のアースはバーチャルアースで、地面に挿す本当のアースとは違うからです。

 アンプの多くは、プラス電源とマイナス電源がコンデンサー2本でつながっています。二つのコンデンサーの間が中点という、電位がゼロのところを中心に電池を重ねた形となっている。電位がゼロだからアースと同じ。このように、アンプなどの中点アースは、アースとアースの間の電圧は常にゼロ。

 アースは、「アースに落とす」と言われるように、色々な信号がアースに流されています。それなのに、アース電位は常にゼロという不思議。ここが肝心なのです。アースは、先にも書いたように、アースの他のところとの電位差がゼロ。電気回路の全ては、対アースという、アースに対する相対的な電位で動作しているのです。だから、信号がアースに落とされても、アースの2地点間はゼロなのだから、対アースの電位が正常に保持される。

 ここでまた、ニダーくんに登場してもらいます。ニダーくんは乗り物が好きで、おだてなくてもホルホルと空にも舞い上がってしまいます。けれど、ニダーくんが乗っている乗り物は、自動車であろうが飛行船であろうが、足が着く台車(床)の部分が中心なのです。走っている電車の中でジャンプする時も、電車の床が動作の中心。これがアースと同じなのです。




アースに電流を流すとは上のようにアースとしては機能していないのと同じ
ショートでもさせない限り実際にはありえない


 台車がアースだから、本当の大地から見ると浮いているアースです。浮いているからバーチャルなアース。ウォークマンがアースを引きずってないのも、スマホがアースを地面に挿していないのも、これら機器のアースがバーチャルアースだからです。バーチャルアースだから、本当の大地との間に電位差(乗り物の場合は重力差)ができる。

 もしも、電気的なアースが、大地を基準にした絶対アースしかなかったとしたら、空飛ぶ飛行機もロケットもアース線を引きずりながら飛ばなくてはならない。



 アンプだけでなく、全ての電気製品はバーチャルなアースで動作している。だから、シャーシーアースという、筐体が二つ目のアースとして設計されているアンプもある。こういう設計では、筐体のアースと、アンプ回路の中点アースの間に電位差があるのです。

 マイナス側がアースを兼ねる片側電源より、プラス電源とマイナス電源とアースという3本立てのほうが理解しやすい。今回のアンプの電源は、片側電源をプラス・マイナス2電源に変換する回路が最初にある。だから、DCジャックのマイナス側はアースではない。アースは電源コンデンサーの中間と、それにパターンが接しているところ。ちなみに、僕は片側電源のアンプは嫌いです。出力コンデンサーを必要とするだけでなく、正負電源とアースの3ラインの美しさがないからです。

 なお、鼻粘膜がインフルの兆候ぽくて熱が出そうなので、余り変な質問はしないようにお願いします。ただでさえ頭が痛いのに、変な質問攻めで余計に頭痛が痛くなったら、せっかく一日で基板製作からパーツの取付まで七割完成した自分のアンプが作れません (#^ω^)ピキピキ

    エフライム工房 平御幸
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あと2つ

2015-03-15 10:24:36 | バレーボール
 蒲田にある大田区総合体育館。総合体育館という名称とは裏腹に、小さくて狭くて、ひたちなかの体育館以下の窮屈さを強いられました。しかし、それが幸いとなるのだから、神のなさることは分かりません。

 今回はチケットを二人が3枚取るミスで1枚余るので、横浜の読者に観戦をお願いしました。体育館は京急蒲田に近いので、横浜ルートが使えるのはラッキーです。でも、僕は京浜急行に一度しか乗ったことがなく、横浜に京浜急行の駅があるとも知らず、サトー電気の川崎店に行くときも、京急川崎駅より遠いJR川崎駅から歩いて行くほどでした。どうしても、京急は田舎の電車という阻害された電鉄のイメージです

 本厚木からは、小田急で海老名に出て、相鉄の特急に乗って横浜へ。横浜からも京急特急で全行程50分です。乗車時間は35分と短いのですが、相鉄も京急も特急とは名ばかりで特急券のない他社の特別快速と同じです。ここにも田舎の電鉄の背伸びが見られます。もっとも、そのうち東武や京成並みになるかも。

 京急蒲田駅でいつもの読者と待ち合わせて、昼ごはんを食べてから体育館という予定が、駅の周辺から体育館まで食事できるところはラーメン屋だけ orz

 ひたちなかでは、体育館の中でお弁当屋さんが店を出していたのですが、ここは外に出て焼きそば屋とトルコのケバブとアイスクリームがあるだけ。何もかも小さいから、館内でくつろぐ場所もありません。椅子は硬いし、前後の間隔も狭いし、横との間隔も狭くて窮屈の極み。そこへ持ってきて、カメラを構えたオタクどもが、揃いも揃ってメタボばかり。特に、僕が買った9番は両サイドがメタボオタク。

 ということで、僕はもう一人が買ったチケットの方に座りました。横浜の遅れてくる読者は細いので、メタボに挟まれても入れるだろうという計算。僕の方は、NEC対上尾の試合を見に出てきた佐藤あり紗さんが近くに見える端の席に居座りました。テレビカメラにも映らないし、席を移って成功でした。

 NECと上尾の一戦は、第2セットが36点で決着。このセットを取ったNECが勝った試合ですが、このセットでNECが同点に追いついた33点目は物凄いラリーで、観戦していた日立と岡山の選手も拍手するほど。順位が確定していない中、ライバルチームの好プレーに素直に反応するところはスポーツ選手らしい姿です。

 肝心の日立は、最初はブロックが出ずにもたもたしていましたが、徐々に波をつかんで大関相撲で力勝ち。第2セットは32点で粘り勝ち。NECと同じく、第2セットを粘り勝ちしたチームが最後も取った形です。佐藤あり紗さんはフェンス激突のプレーで右手首を痛めたみたいですが大丈夫でしょうか?

 試合は日立がストレート勝ちしそうな流れだったのですが、第3セット目に日立が16-14で2点勝っている場面で、僕はあえて席を立ちました。日立がネットの向こう側で、勝った瞬間を目の前で見られないからです。大阪での上尾との戦いでも、僕が席を立ったセットを落としています。縁起?担ぎです。戻ってきてみたら、やはり逆転されていて、そのまま点差が開いてセットを落としました。

 ニコ生のテレビカメラには映ってなかったのですが、勝った瞬間にベンチにいた佐藤あり紗さんが飛び上がって回転して喜んでいました。向かい側だったのでちゃんと見ていました( ノ゜Д゜)ヨッ!とw

 先のメタボオタクに挟まれた席ですが、NEC戦の最後のセット途中で横浜の読者が合流して座りました。借りてきた猫の状態です。ホーム開催のNEC戦が終わった時、三人掛けできるように男の一人にチケットを交換してもらい、メタボサンドイッチを解消。後ろの席が空いたので、僕は後ろに下がって読者の一人を右に寄せて、三尊の像のように左右に脇侍(きょうじ)を侍らす形に。この形の原型は古代エジプトのメンカウラー王と2女神像に見ることが出来ます。

 第4セット途中には、巨体に前を塞がれていた借りてきた猫も上の席に上げて視界不良を解消。この直後から日立が逆転して逃げ切りました。会場内は暑かったので、日立の選手はバテていましたね。トヨタ車体にフルセットで負けた試合と同じく、東北出身選手の多い日立は暑いとダメなのです(和田選手を除く)。サマーリーグも同じですが。夏の甲子園でも最近は解消されてきた傾向ですが、暑さに強い京都出身監督には分からない、暑さは東北人の弱点の1つです。僕も暑いとダメです。

 今日行われる、久光と上尾、岡山と東レの試合結果次第で、日立はファイナル3進出への希望が持続します。リーグ戦最後に上尾に負けた久光が勝ち点3で勝てばチャンスが出てきます。終段の石に日立の中出力MOS-FETを使ったミニアンプ。来週までに読者の誰かの完成があれば、無理と思われていた奇跡は起こるかもしれません。奇跡は、起こると信じている者が実現するものです。

 なお、関係者席にセリンジャー元パイオニア監督に似ている人物(少し大柄に見えた)が来ていましたが、マーフィーやバシャの身内なのか、全日本の次期監督候補なのか、それともNECや岡山の次期監督候補なのか気になるところです。上尾ホームならマーフィーの両親と推測できるのですが、NECホームだし。

    エフライム工房 平御幸
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復興アンプ

2015-03-11 23:55:08 | アンプ製作と修理
 今日は秋葉原に買い出しに行って来ました。この前のアンプ製作会で足らなかった金属板抵抗が見つかったからです。福島双羽というメーカーのオーディオ用抵抗です。


福島双羽製 2W型 MPC78 0.22Ω
足を表に出して曲げて丸める


 アンプ製作会は、最初に予定した場所が使えなくなり、代わりの場所も年度末のゴタゴタでダメになり、最終的に決まったのが若松通商の6FにあるアキバNET館でした。実は、若松通商のルーツは福島県の会津若松市にあり、アンプを作る読者の一人が会津若松市から出てきたのです。なんという奇遇。

 奇遇なのはこれだけではありません。若松通商は有名なパーツ屋なのに、当日に予定したパーツが半分もなく、多くが買い直しとなったのです。14回転の半固定抵抗はサトー電気で。終段のMOS-FETは茨城県の牛久市から。そして、FETアンプの出力部にソース抵抗として使われるのが、福島双羽というメーカーのMPC74 0.22ΩやMPC78 0.22Ωです。

 福島双羽という名前から福島県のメーカーだと分かりますが、MPCというのは金属板抵抗を略したものです。日本製のアンプの大半に使われた定評のあるもので、上記の2つはワット数の違いです。74が5Wで誤差10%。78が2Wで誤差10%。どちらも誤差の一番少ないタイプです。

 この金属板抵抗は市場で探すのが大変で、若松通商以外では、以前は鈴商にあったと思います。ヤフオクにも出てきません。出てきても0.22Ωではありません。本当は0.2Ωでも構わないのですが、昔から電流計算を0.22Ωで計算してきているので、やはり0.22があればベストです。

 ネットで探すこと数時間。最初に見つけたのは似ているMPRという抵抗。そっくりなので買うところでしたが、値段が1個20円と安すぎるので調べ直したら、メーカーが韓国だと判明しました。日本のメーカーをコピー製品で苦しめている韓国製を使うわけには行きません ( -`д-´)キリッ

 それで更に検索したら、秋葉原に卸売している会社がありました。三晃電子さんですが、サイトの写真を見ると袋売りしているみたいなので、思い切って訪ねてみました。そっけないサイトのとおりに小さい事務所に数人が机を並べている会社ですが、快く100個単位の袋で売ってくれました。立派なカタログもありがとうございます。


100個単位の袋入り MPC74 0.22Ω(左)とMPC78 0.22Ω(右)

 小さな鉄工所を引き継いだ若い娘が活躍するコミック『ナッちゃん』がありますが、この続編として描かれたのが蒲田を舞台にした東京編です。これを昨日から読んでいるのですが、驚く無かれ、福島双羽は蒲田営業所があり、取引銀行も某銀行の蒲田支店です。

 福島双羽は名古屋営業所もあり、『ナッちゃん』東京編はその名古屋から送られてきたもの。そして、福島双羽の工場は岩手の紫波にもあるのです。僕の兄の家があるところです。

 このように、読者に作らせているアンプは、パーツが福島や岩手や茨城県と関係があり、作った場所も若松通商と福島がルーツでした。僕がアクリルパネルの色をブルーに統一したのも、3.11の鎮魂のアンプとしたかったからでした。神が道筋を付けられて、このような不思議な縁が続いたのです。


説明用に組み立てたバラック LEDは点滅式




このように青く明滅する

 祈るように作れ。いや、祈ることと作ることは同じ。その精神があれば、神が不思議な道を作って下さる。佐藤あり紗さんが復興募金のTwitterをしてくれましたが、僕も何もしていなかった訳ではなく (;´∀`) 汗、秋葉原まで福島双羽の抵抗を探しに行っていたのです。しかも、パーツ関係の会社が倒産するこの頃。少しでも、実際の金回りに貢献できたとしたら幸いです。経済は回すもんやで。貯めこんだらアカンで。


一番進んだ松戸の読者の基板

    エフライム工房 平御幸
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底なしの盲目

2015-03-11 13:04:28 | アンプ製作と修理
 バレーボールでO型の性質を書いたばかりで、SNSで空恐ろしいO型の盲目性に遭遇しました。もしかして、科学分野でO型の白人が貢献してきたのは、合理性ではなくて盲目性の故ではないのか?新発見に情熱を燃やす研究分野は、ある意味で盲目的な突っ走りが必要とされるからです。

 SNSで、基板製作に必要なパーツリストを掲載し、秋葉原アンプ製作会で在庫がなくて渡されなかったパーツをリストアップするように命じました。来られなかった人は全部ないのだから報告する必要はありません。事件はここからです。

A子 A1220A C2690A×2ペア ←こちらがどれか分かりません
B子 Aで始まるのとCで始まるのを向きを変えて取り付け済のものが、リスト上のどれかわかりません
C子 A1220A C2690A×2ペアはFET 2SJ77/2SK213 コンプリ×2だと思います
D子 A1220A C2690A×2ペアは 16V 100μF×4の事ではないか

 最初の問題提起した人が作った基板はこちら↓



 このように、デバイス(トランジスタやFET)が入っていた袋は3種類6個。このうち、2SK246と書かれたペア入の1つが開封されて基板に取り付けられ、残りは5袋。そのうちの2袋が空で、それが大騒ぎしているA1220A C2690A×2ペアの袋。中身が無い=要するに既に基板に取り付けられている。

 このように、既に基板に取り付けてあるものの空き袋があるのに、基板に目をやってトランジスタの表面にプリントされている文字を読もうともしない。いや、その前に、消去法で、空き袋の中身が既に取り付けてあると小学生でも分かるはず。それも自分で取り付けたものなのに。

 上の4人は、アンプ製作会に出席していたので、中央の電源部のパーツは持ち帰っています。だから僕はリストに書かなかったわけで、まさか基板に取り付けてあるものを足りない物リストに探すなどとは想定していません。揃いも揃ってO型ばかり orz

 僕は、頭が良いとか悪いとかの個人差は、素直に考えることが出来るか出来ないかの差だと感じています。だって、悪人ほどずる賢いでしょう。悪人は馬鹿なのではなくて、悪知恵に長けている。インテリヤクザと言うくらい。

 僕がパーツリストを作ったのは、在庫不足で持ち帰れなかった参加者の確認用です。実装の参考図面から、既に取り付けてあるものと、持ち帰って手元にあるものを消していけば、足りないものが残る仕組み。

 既に取り付けてあるものがリストにないと騒ぐ人も、その間違いを指摘できなくて頓珍漢な推理をした人も、思い込みの激しさという点では同じなのです。

 アンプ修理はパーツ表の作成から始まる。一個一個、型番や耐圧や容量を確認しながら表を作り、取り外して測定して測定値を書き込み、新しいものに交換する時も測定してから取り付ける。アンプを一から作る時は、基板をプリントしてパーツを書き込むだけでいいので、とても楽ちんなのです。

 製作会では、パーツが揃って邪魔が入らなければ、一日で基板が完成する人が出ると分かりました。もう一日あれば配線までやって、終段のパワーMOS-FETも取り付けて調整できたと思います。難しく考えるから出来ない。難しいと思い込むから、間違ったり頓珍漢になる。頭の良し悪しではなく、難しいと思い込む盲目性が怖い。悪魔の誘惑に盲目的に従う人間になる可能性があるからです。

 素直な人は神を信じる。心が盲目の人は悪魔に従う。似ているけど方向は正反対。難しく考え、難しく教える人はサタンの申し子。アンプは安父と書いて御父につながるから、スピーカー作りよりも心の素直さが試されるのです。思い込みの激しさゆえの盲目性は、目の前の基板に取り付けられている、トランジスタにプリントされた型番すら見えなくする。目の前に神が立っていても見えないかもしれませんね。

    エフライム工房 平御幸
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不思議な波

2015-03-10 14:54:43 | バレーボール
 ようやく、日曜日に行われたファイナル6の日立リヴァーレ対NEC戦を見られました。アンプ製作会で問題が見つかり、基板そのものを修正し、現地で手に入らなかったパーツを発注したりサトー電気に買い出しに行ったり大変。まだ小分けと発送が残っています orz

 それから深夜のニコ生タイムシフト試聴だったのですが、NECは外人選手が怪我で抜け、前日に岡山を下してファイナル3進出がほぼ決まっていたとは言え、実に呆気にとられる強さでした ( ゜д゜)ポカーン

 試合前から監督が好調発言をしていたみたいですが、一週間前の上尾戦とは別人。何があったかは知りませんが、攻守に見事に意思統一が図られた、チームとしてのまとまりと強さを感じました。監督がブロックを重視し、夏場から指導してきたのが実った試合とも言えます。タイムアウト時の監督の指示は「フォローをしっかり」。実は、読者に新しく制作させているアンプは、ソース・フォロワー(Source Follower)という回路が終段に使われているのです。フォローが良くなるのは間違いなし (^ω^)

 序盤からブロックが炸裂すると、相手の攻撃陣に弱気が出ます。残留を決めた東レ戦はパオリーニが目立ちましたが、NEC戦は佐々木選手と渡邉選手も一枚ブロックを決め、セッターの佐藤美弥さんも2本止めました。特に、5本も決めた井上選手の読みが際立っていたように思います。フロックではなく、ちゃんと相手が見えていた、精神的有利さのもたらしたブロックに見えました。表情も豊かになっていましたね。

 相手が見えていた精神的余裕。佐藤あり紗さんのトスアタックも見事でしたが、守備でリズムを作って攻撃につなげるシーンが多く、佐藤美弥さんのインタビューでも、守備が作った流れを最後に活かす、セッターの責任を果たした充実感と自信が伺えました。この日は背中を丸めたミャーではなく、実に誇らしげなミイちゃんでしたね。一日前の土曜日が誕生日で、自分でも華を添えた形です。

 A型セッターは自由リズムだから、作られた波に乗るのではなく、自らが波となれば自由自在に波に乗る船(アタッカー)を活かすことが出来る。パオリーニを囮にして、佐々木選手と内瀬戸選手と渡邉選手という、佐藤美弥さんから見て年下のアタッカー陣がやりたい放題の活躍。最後にはパオリーニ選手ともドンピシャのタイミンクで何度もガッツポーズ。試合中に波が来たのではなく、選手が波そのものになるのだから、相手からしたら不思議な波に見えて止めることが出来ない。

 大洗の波を眺めていると飽きないですが、日立の試合も見てて飽きない。眠いのに二度も続けて見てしまいました。二度目はヘッドフォンで、選手の輪の中で佐藤あり紗さんが「強気強気」を連発して鼓舞しているのも聞きました。佐々木選手も髪を切って、声もよく出して牽引役に徹していましたね。変な決まりや遠慮がない、自由なチームがまとまったらそりゃ強くなりますよ。

 前回にO型の性質を羅列したことで、アンプ作りと誕生会でもO型に囲まれて逃げ場が…。まあ、O型はプライドが高いから、この野郎と反骨精神が良い方に働く場合が多く、おだてなくても木に上る。テレビ解説でも、NECの近江選手のレシーブが少ないから、レシーブでリズムを作る近江選手は相当ストレスがたまっているかもしれないの発言。近江選手もO型なので、サーブで狙われると逆に燃えるみたいです。この試合はリベロがサーブで狙われるという面白い展開。

 僕はNECの中では鳥越選手が怖いのですが、NECはカッカとなるB型の山田監督ですから、受けに回ると脆さが出ます。近江選手の他にセンターの島村選手もウイングの白垣選手もO型で、山口セッターがB型。リベロ二人がAB型という、どちらかと言えば気分屋のチーム。腹が煮えくり返っていても笑顔を作れる大人の近江選手の存在は大きい。

 佐藤あり紗さんが苺のチョコタルトで御機嫌でしたが、ベスト7というとパオリーニ選手のお祝いでしょうか。ロウソクが7本でメノラー(七支樹)と同じ。7日が誕生日だった佐藤美弥さんにもつながりますね。9日は僕の誕生日でもあったし、NEC戦の勝利と好プレーは、僕にとっても最高のプレゼントと良い記念となりました。

 7日にSNSのメンバーが誕生会を開いてくれましたが、こちらも楽しい時間を過ごせました。皆に感謝。アンプ製作の方は若松通商でパーツが手に入らず、一人として完成に到りませんでしたが、最低限の目標はクリアできたので良かったです。改めて、日立リヴァーレの勝利と最高のプレーと笑顔に乾杯。そしてありがとう。

    エフライム工房 平御幸
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A型セッターの苦悩

2015-03-06 20:23:04 | バレーボール
 問題の答えは出来ましたか?おそらく二拍子と考えた人が多いと思いますが、三拍子でも正解なのです。

 時計の振り子が一番高い位置から加速しながら6時方向に来るのがズン。そこから反対側の一番高いところまで昇るのがチャチャ。振り子の往復ではなくて片道だけでズンチャチャの三拍子。往復ではズンチャチャ・ズンチャチャとなります。

 ハイドンの『時計』は文字通りの二拍子。しかし、チャイコフスキーの『花のワルツ』は三拍子。振り子はどちらにも合うのです。

 学校の音楽の時間で習う拍子は堅苦しくて、現実の音楽の世界ではあり得ない、まるでポンコツロボットのような振り方です。ギクシャク・ギクシャクで四拍子の世界。

 バレーボールはリズムが大事だと言われますが、例えば、パオリーニがサーブ前にボールを両手で交互に叩くリズムがあります。これは8分の6拍子です。ブラームスの交響曲第一番の第一楽章と同じリズム。日本人選手もサーブ前にボールを叩きますが、大半は一拍子か二拍子。

 日本人は、エイッ、ヤァー、トー、ヨイショ、などなど、一拍子の掛け声が好きです。二拍子臭いのも一拍子が連続したもの。では、日本人はリズム音痴かというとそうではなく、日本人のリズムは自由リズムと言って、風や波のリズムが体に染み付いているものなのです。

 日本人は血液型のA型が多い特殊な民族で、A型=自由リズムと考えて間違いではないのです。自由リズム音楽の代表が民謡の江差追分。黒人はもともとB型で、白人はもともとO型の人種。だから、B型もO型もリズム感に違いがあったけど、混血が進んで特徴も薄れた。

 黒人のリズムで典型的なのが足踏み洗濯のリズム。足で踏む洗濯から独特の踏み鳴らすダンスが生まれた。それから太鼓を叩くリズム。太鼓はもともと、遠くにいる人との伝達手段で、叩くリズムが言葉と同じだったのです。中南米の様々な黒人のリズムも、基本にあるのは打楽器の叩くリズムです。北米で育ったジャズも叩くリズムから生まれた。足踏みや叩くというと上下運動のように思うかもしれませんが、実は膝や手首の関節の回転運動なのです。アメリカ黒人の縄跳びのように、回転こそが黒人のリズムの最大の特徴です。

 サンバだって回転のリズム。回転を複雑にして多様なリズムを生み出しているだけ。対して、O型の白人はというと、実のところよくわからない。固有のリズムなんか無くて、だから理屈でリズムを考えて、音楽理論などが発達したのではないか。白人は楽器では管楽器担当だから、アジア系の弦楽器や黒人の打楽器を取り入れて、リズムも全て受け入れたのでは。ガレー船の二拍子や、騎馬の三拍子も含めて。

 それで本題のA型セッターの話。実は、日立リヴァーレの佐藤美弥、細川両セッターは共に珍しいA型なのです Σ(゜Д゜;エーッ!。ちなみに、日本を代表する岡山の宮下セッターとトヨタ車体の藤田セッターともにB型。リズム感の良いB型だからという理由だけでなく、ウイングに多いB型や、センタープレーヤーに多いO型と合いやすいのです。

 日立リヴァーレで試合に出た選手に絞って見ても、ウイングの佐々木選手と遠井選手はO型。栗原選手と内瀬戸選手と川村小捺選手がB型。石田選手だけがA型。センタープレーヤーの和田選手はAB型で、井上選手はA型。パオリーニ選手は不明ですが、おそらくはO型ぽい。ちなみに、リベロの佐藤あり紗さんと井関選手はA型で、斎田選手はB型。

 佐藤あり紗さんはアタッカーだったと書いていましたが、血液型から見るとリベロ転向は大正解。ちなみに、NECのレギュラーの血液型は、写真判断ですが大野選手を除いて全員当たりました。当たらなかったのが東レ。久光も当たりが多かったですね。

 そもそも、O型というか白人のもともとの性質は…

嗅覚が発達している
腐りかけたものでも食べる
食あたりしない
インフルエンザに罹らない
鈍感
大雑把
寒さに強い
夜目が効く
ミスドで注文に迷う

 などなど、極限的な状況での生存率が高い体質なのです。僕のSNSのメンバーも、インフルエンザに罹らないから不思議だということで血液型を調べたらO型ばかり orz

 SNSのメンバー構成は、A型はほとんどいなくてB型とO型ばかり。血液型を公表していないメンバーが何人かいますが、隠しているのだからB型で間違いなし。B型とO型に囲まれた佐藤美弥さんと佐藤あり紗さんの苦労が分かります (;^ω^)

 A型は基本的に自由リズムなので、O型の選手の機械のように正確なリズムと合わせるのが大変となります。O型は基本的に不器用なので、反復運動でリズムを体に叩きこむからスポーツ向きなのです。日本のホームラン記録を持っている王貞治の不器用さは有名です。

 では、A型のセッターは大成しないのか?心配する必要はありません。久光の中田久美監督がA型のセッターとして成功しているからです。要はA型の長所を伸ばせば良いのです。でも、具体的な努力目標がないと困りますね。ちゃんと用意してあります。

 僕がなぜバレーボールとリズムについて書くのかといえば、日立リヴァーレを生で見た最初の試合で「波」を想起したからです。特に守りから攻撃に移るときの波の勢い。波頭が岩に当って砕ける瞬間にアタックが決まる。偶然ですが、その時の久光のブロッカーが岩坂名奈さんでした。リベロの動きはネットに寄せては返す波と同じ。セッターは波の上の船(アタッカー)ではなくて波そのものとなる。波は自由リズムだから、バレーボールは波が支配しているのではないか?

 A型セッターは自由リズム。風や波のリズムだから、コートの風や波を掴むまで時間がかかる。直感的な空気の動きでアタッカーを感じるからイメージする力が必要になる。

 右利きセンタープレーヤーのブロード攻撃の場合、右足踏み込み、左足踏み切りジャンプ、アタックの三拍子です。一人時間差だと3.5拍子に変化する。レフトウイングだと、右左足踏み込み、両足踏み切りジャンプ、アタックの三拍子。上尾の荒木選手はセンタープレーヤーなので、レフトからの攻撃の時もステップはブロードと同じです。O型なので本当は不器用なのです。

 アタッカーが三拍子ならセッターは二拍子で合いそうですが、それでは微妙にずれると思います。セッターは、ボール下で最初の1拍をイメージし、それからトスアップで2拍目。アタッカーが打つことが3拍目の三拍子。これでアタッカーとタイミングが合います。自由リズムのA型は本来、どんなアタッカーにも対応できる懐の広さがあるのです。最初の1拍目をイメージすれば、練習段階から気持ちの入り方が違ってくると思います。

 ただ、パオリーニは先に書いたように8分の6拍子なので、これは三拍子では合わないのです。8分の6拍子は実質的に4分の2拍子と同じだからです→6/8を約分しないで!!。スキップ2回が8分の6拍子。パオリーニは足が長いので、小刻みなステップでないと動けないタイプ。それが特殊なリズムの持ち主となった理由です。

    エフライム工房 平御幸
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