平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

PFU楽勝の裏

2022-01-30 01:11:14 | バレーボール
コロナで試合中止が相次ぐ中、PFUが日立に楽勝しましたが、それは日立が弱いのであって、PFUは計算通りのストレート勝ちでした。同じようなチームだったのに何で、こんなに差が付いたのか (@@;)

それは日立の強化責任者である角田副部長が無能だからです。日立佐和の監督時代に一試合も勝てなかったのは伊達ではありません。リーグ最低のリベロとセッターにテコ入れする素振りも見せず、今日は案の定、齋藤リベロの2連続サーブレシーブミスからPFUに流れを渡しました (_ _;)


弾いてサービスエース献上 orz


今度は大きい orz


3セット PFU14-日立13 の場面
齋藤リベロは向かって右に動き逆を取られている
野球の1塁ランナーの帰塁ミスと同じ
この直後に小池リベロに交代
バルデス選手のサーブは凄い (*_*;


才能も成長力もない齋藤リベロは、普通の神経なら自主的に退団しているレベルです。それが臆面もなくキャプテンに就任している時点で、日立の低迷は約束されていたのです。

日立で入団時にダメな選手の代表が、全日本で活躍した佐藤美弥セッターです。内股で不格好で不安定なジャンプトスをする。しかし、僕はおだてて励ましました。攻撃のリズムに光るものがあったからです。本人の努力が欠点を克服させたのです。

角田副部長も齋藤リベロも自分がチームの足を引っ張っているという自覚がない。無能な働き者ほど困る存在はない。日立を強くするなら、副部長に現監督の多治見氏を据え、佐藤美弥とかの新しい監督で再出発するしかないのです。当然、リベロとセッターは新人や移籍組に交換するしかありませんが (ーー;)

PFUは田原セッターがブロックが評価されて?VOMに選ばれましたが、後ろに目があるようなトス回しは見事でした。でも、日曜は気が抜けるPFUなので、集中力の維持は大切です。1セット目には接戦でしたが、監督が無駄な選手交代をしてリズムを崩す悪癖も影を潜めたので、ここは連勝しないと (*^^*)
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌倉幕府を滅ぼしたアロンの杖

2022-01-27 09:33:40 | 古代史と聖書
1月から新シリーズとなった大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台に絡めて、12日放送の歴史探偵も鎌倉を取り上げていました→「武士の都・鎌倉」

鎌倉幕府を倒した一番の功労者は新田義貞ですが、摩訶不思議な言い伝えが残されています。文部省唱歌「鎌倉」の歌詞でも有名な稲村ヶ崎に投ぜられた刀、鬼切安綱(おにきりやすつな)です。新田義貞が竜神に祈って安綱を海に投げ入れると潮が引き、新田軍は馬と徒歩で岬を回ることに成功。これが鎌倉軍を壊滅させます。

番組では潮が引く原理を科学的に推理してましたが、風と潮力などでは、とても起きる現象とは思えません。津波を引き起こす地震があり、最初に潮が引く現象は知られていますが、この日に地震や津波が観測されたという記録もありません。では、なぜ潮が引いたのか?

この現象によく似たものが『出エジプト記』に記されています。そう、モーセが起こした奇跡、紅海割れです (@@;)

あなたは杖を上げ、手を海の上にさし伸べてそれを分け、イスラエルの人々に海の中のかわいた地を行かせなさい。『出エジプト記』14章-16

『出エジプト記』によれば、この時も強い東風が吹いていたようです。しかし、アロンの杖が草薙の剣と呼ばれている以上、新田義貞の投じた刀はアロンの杖で間違いないと思います。ということは、鎌倉幕府を倒した勢力の背後に、アロンの杖を有する八咫烏がいたということになります (´・д・`) エー

新田義貞は、後の吉野の南朝(隠岐に流された後醍醐天皇)側に翻(ひるがえ)って鎌倉幕府を倒したので、南朝が復活した明治に再評価され高い官位が贈られています→こちら

次回は、歴史探偵「戦国レジスタンス 村上海賊&雑賀衆」をヒントに貝殻節の謎を予定。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1石プリアンプ基板の作成~その3 完成

2022-01-24 07:24:14 | アンプ製作と修理
ようやく組み立てが完成しました。ブタさんアンプはACアダブタのジャックが特殊なことを忘れ、12Vはおろか24Vの電源が使えないことが判明。仕方なく、シャープのタブレットの12VのACアダプタを流用するように、12VのACアダプタのプラグを合うものと交換しました (;´Д`)

基板自体は24Vでも動作するように作っているのですが、24V電源は端子が合わずにテストできず。以下は12V電源でのテストです (~o~)

その前に、組み立ての画像集 (^^ゞ


照光スイッチの基板はボルトの位置が合わず、仕方なくスペーサーを剥離剤で溶かして作り直し


新しく作った基板の配線ほか


フロントパネルの配線


リアパネルの配線


照光スイッチのアース配線間違ってる



完成してヘッドフォンで音を確認したのですが、LRの分離が悪くてモノラルに聞こえる。高域も伸びていない。そこで気がついたのですが、昔のFMチューナーはブレンドというポジションがあり、高域をステレオからモノラルにしてノイズを軽減する回路。それに似ていると思ったので、窪田式アンプをパワーアンプとして再視聴。今度は大丈夫でした (_ _;)


完成して音出し確認

窪田式アンプ込みの試聴ですが、音が柔らかくて、終段ノンNFBのMOSアンプのように聴こえます。アタック音よりも余韻や空間が出る。好き嫌いはあると思いますが、これは大成功です。

今回は12V電源と、トリマーで500Ωに設定した電源回路の抵抗があるので、トリマーを除去した音とは違うと思いますが、いずれ24V電源も試すことができるように、ACジャックも交換したいと思います。一応、これで試聴会には出品できますお \(^o^)/

25日 追加
照光スイッチのアース配線間違ってた orz




制限抵抗680Ωでもこんなに明るいナショナル (^^ゞ
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若駒ステークス リアド

2022-01-22 07:38:46 | 競馬
今日の中京10Rは名馬の登竜門の若駒ステークスです。ディープインパクトがデビュー2戦目に圧勝して三冠馬路線に。マカヒキも若駒ステークスから父ディープインパクトと同じローテーションでダービー馬に。一方、ワールドエースは重馬場の若駒ステークスを取りこぼしてローテーションがきつくなり、クラシック無冠+屈腱炎という不幸。本当に若駒の将来を決めるレースです (^_^;)

今年はディープインパクト産駒のリアドが人気一本かぶり。それも当然で、デビュー戦はセレクトセールで4億7千万円にふさわしい勝ち方。今までで一番、父ディープインパクトに似ていると思います (*^^*)

リアドは、コントレイルと同じく母父がティズナウ。ティズナウは欧州最強馬のジャイアンツコーズウェイをブリーダーズカップクラシックでねじ伏せています。ディープインパクト産駒は小柄が良く、キラーアビリティ(2021ホープフルステークス)もコントレイル(ホープフルステークス、三冠)もシャフリヤール(2021ダービー)も小柄ですが、リアドも462kgでデビューしたので楽しみです。ホープフルステークス勝ちのキラーアビリティを抑えてダービーを勝つのでは (@@;)

若駒ステークス(L)出馬表
https://keiba.yahoo.co.jp/race/denma/2207010710/
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1石プリアンプ基板の作成~その2 パーツ取り付け

2022-01-19 10:00:11 | アンプ製作と修理
1石アンプはパーツが少ないから、パーツの個性や質がモロに出ます。基板には余裕はないのですが、できるだけ良いパーツを取り付けたい=大型部品になる。ということで、電源の電解コンデンサーは25V/470μFのシルミックⅡにアメリカンシズキ(指月 ASC)の0.68μFをパラにしました。白くてデカイ (ノ゜⊿゜)ノびっくり!!




まだ電源とアンプ部分は繋がっていない
動作確認しつつ、ジャンパー線で繋ぐ予定


今回はプラスマイナス電源ではなく、プラスだけの片側電源なので、電源の直流と音楽信号の交流信号の混ざった脈流で出力されます。それではスピーカーを鳴らせないので、出力に出力コンデンサーを入れて直流をカットします。真空管アンプではトランスで直流をカットします (゜o゜;



出力コンデンサーの容量は47μF指定ですが、これは物凄く大きな部類なので、手持ちのシルミックⅡから33μFを選択しました。黒いUコンの0.47μFをパラにして高域の劣化を防いでいます (*^^*)

肝心の増幅用のFETですが、2SK170のIDSSが6.8mAのペアをLRに使いました。抵抗も誤差の殆どないものを選別しています。電流値が大きすぎると困るので、1kΩのトリマーを入れてますが、取り外すかも (_ _;)


基板裏

小さいケースにパーツが無難に収まったので、あとは配線だけ。ここに来て、照光スイッチの脆弱性が気になりました。基板は作ってあったのを思い出し、穴を開けて作り直すことにしました (^^ゞ


照光スイッチの基板


古いのは穴開き基板を利用したのでギリギリ (;´Д`)

照光スイッチを新しくするとボリュームの貧弱なのも気になって。やはり高級な東京光音に変更。こちらも基板は余っているので穴あけ。あとは配線だけです。次回に続く (・ω・)ノ


使う予定のヘッドフォン端子とボリュームと照光スイッチ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今週のピックアップ~岡山シーガルズ 川島選手

2022-01-18 12:25:31 | バレーボール
1石コントロールアンプの基板作りも終わったので、久々にバレーボールをじっくり見られました。先週の試合からのピックアップは岡山シーガルズの大ベテラン、川島亜依美選手です。日曜のPFU戦は存在感十分でした (;^ω^)

と、その前に、1石コントロールアンプを作っている理由ですが、PFUのコントロールセンター、セッターの田原愛里の背番号17番に引き寄せられているのです。オリジナルは2SK30AというFETを使いますが、手持ちの石をいろいろとテストしたら、東芝の2SK170が良さそう。この石の他に17が付く石は2SK117とかあるのですが、シンプルなのは170だけ。石の番号は登録したものから割り振られるので2SK17は古すぎて狸になっています (^_^;)


カット後


ケースに入れてみる


穴あけ完了


ヒューズボックスもピッタリ収まる

2SK170は東芝の石だから、東芝に関係する岡山戦のときに基板作りをする羽目になったのだと思います \(^o^)/

岡山の川島選手は、出たり出なかったりを繰り返す安定性に欠ける選手です。今年は体調が良いのか、動きがシャープです。元々素質はあったのですが、セッターの宮下選手の成長もあり、攻撃面でのタイミングが合うようになりました。センターに不可欠な視野の広さがあり、ブロックの読みも上手い。本当に体調だけが心配ですが良い選手です (;・∀・)

対して、PFUで視野が広いと言えばバルデス選手。失敗したバックアタックも狙いすぎて外しているように見えます。パワーばかり目立ちますが、本質は技巧派ではないかと思います。

PFUはセンターの綿引選手が攻撃面で不安定。タイミングが合わずスカッが多い。トスに合わせようとしてドツボにはまっている感じ。野球のバッターもそうですが、合わせようとすると余計に合わない。バント失敗の多くは、合わせようとしてドツボにはまっているのです。

良いバッターはボールを呼び込んで打つ。合わせに行くのではなく呼び込む。俗に言う ( ´∀`)ゞ イラッシャーイ ですね。バレーボールでも、「ボールを呼び込む」を体得できれば一流。綿引選手も、セッターに「合わせろよ」と言えるほど図々しくなればよいのですが、もっと性格を悪く汁 (^m^;)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バスレフ型スピーカーのダクトの位置

2022-01-17 21:36:29 | スピーカー工作
読者のスピーカー設計が徐々に進んできましたが、相変わらずオリジナル性のない右に習えの設計ばかり。ファーストフォロワーが間違っていると頓死する性格 ┐( ̄ヘ ̄)┌ ヤレヤレ・・・

バスレフ設計で一番多い間違いがダクトの位置です。下図は僕の設計した20センチユニットのバスレフですが、ダクトと底板が一緒になっています。これでは底板の強度が足らない。本当はダクトの位置を上げて、底板とダクトとフロントバッフルとリアパネルを一枚の板でつなぐ一石四鳥が理想。そうしなかったのは、ギリギリの設計で板が足らなかったからです。それにパーツを多くしすぎると、初めて大型スピーカーを作る読者もワケワカメになる (_ _;)






この板取りからダクト専用の板をあと2枚取るのは大変

埼玉の読者の設計
板が余るのだからダクトを底板と兼ねる必然性は薄い


長岡鉄男氏の設計でも、ダクトの位置を上げているものが多い。工程は少しだけ増えますが、底板の強度が上がるからです。僕だっていつも手抜きをしているわけではなく、手抜きするのは読者が作る前提の時だけです。下のスーパーガブリエルは音道の補強に熱心ですお (^o^)


今は作る体力がない orz


『オーディオ工作入門』より10センチバスレフ


手元には3冊もある (^^ゞ


実は角型ダクトの設計もしてある


理想的な一石四鳥(一枚の板で四ヶ所)の補強
上の四角は一石二鳥なので三角のほうが良い
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1石プリアンプ基板の作成~その1

2022-01-17 03:18:43 | アンプ製作と修理
ラジオ技術1985年9月号を手に入れたので、1石コントロールアンプ(プリアンプ)を作ってみることにしました (;・∀・)

ただ1石のコントロールアンプ
http://www43.tok2.com/home/kirifuri/article/2010/r-tec1008_reprint1985-9&1986-1_control-amp-of-one.pdf

この前に紹介した時は入力抵抗Rの値が分りませんでしたが、高いとゲインが増える(増幅率が上がる)とあり、340kΩと高く設定するようです。しかし、そんなに欲張らなくて好いと思い、47kΩで試すことにしました。

一から作るのは大変なので、壊れているブタさんアンプを改造することにしました。接触不良で片チャンネルから音が出ないけど、ACアダプターから12V電源を取れる。自照式スイッチ(照光スイッチ)とボリュームがそのまま使える。基板の取り外しが楽ということで、改造は基板とリアパネルのスピーカースイッチをRCAジャックにするだけで済みそう。もう7年前なんですね (@@;)

HCA-8000の脚の交換とミニアンプの照光スイッチ
https://blog.goo.ne.jp/efraym/e/24549dd47848396ace4f3aca704178a5

基板のデザインは以下のようになっています。背の高い電解コンデンサーは寝かせて取り付けます。ヒューズボックスを設えて、ショートとかの事故に備えています。この前作った検証基板は、2SJと2SKのコンプリでLRを別々の石でドライブする方式でしたが、今回は2SKだけでLRを組みます。IDSSが揃っているペアのFETはたくさんあるので選び放題 (*^^*)


左上の長方形が10×30mmのヒューズボックス
その右側は電解コンデンサーを寝かせて配置
太いシルミック 470μF/25V も入る





改めて分解

スピーカー端子は3個(L,R,アース)で済ましているので、2口は出力のRCAジャックに転用。余った1口はヘッドフォン端子を取り付けられるかも。感光基板は明日作る予定です (_ _;)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第62回 京成杯

2022-01-14 02:16:34 | 競馬
今年のクラシックはディープインパクト産駒が実質ラスト世代。今年の2才は数頭しかいないからです。血統馬はクールモア&オブライエン厩舎が優先で付けられたので、来年に大物が出るとしても英国やアイルランドです (@@;)

ディープインパクトが健在の頃は、後継種牡馬もディープブリランテ(モズベッロ)やトーセンホマレボシ(ミッキースワロー)程度で切れがない産駒ばかり。キズナ産駒がデビューして、ようやくアカイイトやファインルージュやソングラインなどの切れのある馬が出てきたところ。いよいよ孫も台頭する時期に来た感があります (;^ω^)

ワールドエースは皐月賞でゴールドシップに負けた悲劇で種付け料も30万円(受胎確認後50万円)と格安。福永騎手がへグッた責任大 (>_<")

2022 ノミネーション情報
http://122.28.38.178/nomination/print.php

しかし、流石はダービー1番人気の馬。不遇な中から徐々に良い馬が出てきました。昨年は地方の川崎でシルトプレが2才重賞制覇。日曜のクラシックにつながる京成杯(ダービー馬エイシンフラッシュ)にサンストックトンが出走予定。他にもジュンブロッサムが共同通信杯を予定しています。どちらも東京コースで好タイム勝ち (^^ゞ

ジュンブロッサムはノーザンファーム生産で8500万円と産駒にしては高額ですが、ノーザンファームはディープ孫の故障が多いのが心配。若馬に無理させすぎているのでしょう。サンストックトンは母系ボトムラインに有馬記念馬アンバーシャダイの母がいる血統。今回の中山挑戦は馬主さんに縁起が良い(サンツェッペリンで勝利)という事と適性を見るためでしょうけど、意外に奥手かも (゜.゜)

今年の3才牡馬は、コントレイルのような絶対的な馬がおらず、皐月賞やダービーは春に急成長した馬が勝つのでは。ということで、人気馬には目もくれず、サンストックトンとオニャンコポンやトーセンヴァンノの複勝を少し (^_^;)

出馬表
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2SJ74/2SK170の凄さ (@@;)

2022-01-13 00:09:22 | アンプ製作と修理
春の試聴会まで4ヶ月。今までサボっていたのに、これから気合い入れても追いつかないお (~_~;)

スノーフォールの死を悲しんでばかりもいられないので更新。1石アンプのテスト基板は、石を取っ替えながら試聴。最初に付けた2SJ103/2SK246は、ヘッドフォン出力から窪田式アンプに繋ぐと、2SK246の右チャンネルから時々バリッとノイズが出る。IDSSが高すぎたか。それにスーパーマリンバの高域が出ない (>_<")

中華製の2SJ74/2SK170モドキは、ディプレッション型MOS-FETなので使えますが、やはり回路が合ってないのか荒れた音。ということで、IDSSが9mA前後の2SJ74/2SK170を使ってみました。一番繊細なので音は全く期待してなかった。

ところが、これが凄いんですね。裸になっても凄いんです。ちなみに、オーディオで裸とは、裸特性とか言われるように、NFBなどの回路の工夫なしに測定した場合に使われます。CM用語ではありますがエロ用語ではありません (^m^;)

どのように凄いのかと言うと、まずヘッドフォンでヴェトナムの音楽やスーパーマリンバがバシバシと鳴る (_≧Д≦)ノ彡☆バンバン

ヴェトナムの音楽は、LPからパソコンに取り込んだものですが、モーター軸受のゴロゴロしたノイズが聞こえる。竹刀で引っ叩かれるような打楽器もリアル。

低域から高域まで、か弱いところは微塵もなし。呆気(あっけ)に取られて聴いていると、スーパーマリンバの26Hzの超低音も感じられる。さすがに締まりは悪いですし、トゥイーター領域の高音も伸び切らない。これは、実売価格1000円台の安物ヘッドフォンが原因かも。高級なヘッドフォンでの鳴りっぷりが気になります (;・∀・)

それにしても2SJ74/2SK170は凄い。世界中の高級アンプに使われた実績は伊達ではない。もともとは安かったのですが、今ではディスコンで、1個400~500円。コンプリだと若松通商でも売っていません。僕のように100個4万円で購入し、自分で測定して確保するしかない (_ _;)

スピーカーを能率95dBの20センチバックロードホーンにしても、距離1mでなんとか聞こえるレベル。やはりヘッドフォンで聴くか、ヘッドフォン出力からパワーアンプに接続するしかない。でも、ヘッドフォンは端子が合わないトラブル多しで、変換ケーブルも含めて再考しないと (´ε`;)ウーン…
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1石アンプ FETテスト基板の完成 (;^ω^)

2022-01-10 22:43:11 | アンプ製作と修理
アンプの初段に使われるFETを実働状態でテストする検証基板がようやく完成しました。時間がかかったのは、新しく導入したグリーンのフラックスが芋ハンダを誘発していたからです。焼き芋の季節とはいえ、やはりフラックスクリーナーでハンダ面は除去しておいたほうが良い  (;´Д`)

完成した基板にはLEDを付けてあります。電源→制限抵抗→LED→ソケットのドレインという流れで、ソケットに固定したFETが正常だとドレインからソースに電流が流れてアースに落ちる仕組み。FETが不良だと回路に電流が流れないからLEDは光らない (^_^;)


赤のLEDはプラス電圧で動作するNチャンネルのFET用(2SK)
緑のLEDはマイナス電圧で動作するPチャンネルのFET用(2SJ)


問題は、FETのドレインとソースがショートしている場合。この場合も回路に電流が流れるのでLEDは光ります。それでは故障かどうか判別できないので、入力とスピーカー出力を付けて音で確認できるようにしました (^O^)



ところが、CDをつないで音は出るのですが、それは蚊の鳴くような小さい音。6.5センチフルレンジに耳を近付けないと聞こえない (¯―¯٥)

まあ、もともとはネットで見つけた1石プリアンプの回路をパクったもので、本来はパワーアンプに接続するアンプですから (。-ω-)zzz. . . (。゚ω゚) ハッ!

ただ1石のコントロールアンプ
http://www43.tok2.com/home/kirifuri/article/2010/r-tec1008_reprint1985-9&1986-1_control-amp-of-one.pdf

今回は、J-FETに流れる電流を10mA程度で抑えることから設計を始めました。24Vの電源を±12Vに分け、制限抵抗1.2KΩで10mAにする。LEDは20mA程度必要ですから10mAでは小さい。それで少し暗いのです。それでも、実際のアンプでは、J-FETに10mAも流すのも大きすぎる。それで5.6mAの定電流ダイオードを追加して5mAまで下げるという泥縄状態。

音を大きくするには、ヘッドフォン端子を取り付けてヘッドフォンでモニターする。あるいは電流値を20mAまで上げてみる。スピーカーを超高能率のホーントゥイーターにするなど (_ _;)

ということで、電源スイッチを取り付けるなど、まだまだ改良の余地はあるのですが、一応の完成ということで (^^ゞ

追加 (;・∀・)

余計な定電流ダイオードやトリマーを取り除いて、制限抵抗を560Ωに変更。ヘッドフォン端子を仮繋ぎして安物のダイナミック型ヘッドフォンで試聴。音楽を聴くには十分な音の大きさでした。FETの増幅度に関係するIDSSが大きいと音は大きくなりますが、LEDも一緒に明るくなります。電流が増えている証拠。

フルート独奏のCDを聴きましたが、音は中高音に癖がある。これは出力コンデンサーに使った緑色のバイポーラ、ミューズ(MUSE・ES)の癖だと思います。ただ、ピアノ伴奏がそっけなく聴こえたり、オケがボケていたり、録音の悪さが素直に出ている。

人気のフルーティストは忙しいから、テイク(録音)をオケや伴奏と合わせないでスタジオで済ますケースが多い。後で別のスタジオで伴奏やオケが付け加えられる。またはその逆で、オケや伴奏に合わせてフルートを吹く。だから、フルートに限らず、ソロ楽器のCDは音が悪いのが多いのです ( ̄ο ̄)

ということで、FETや電解コンデンサーなどのパーツの品位をもろに出すので、テスト用には最適かも。大量にある中華製のインチキFET(2SJ74/2SK170として売ってた)もテストしてみないと (^m^;)
コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HCA-8000 修理完了 (^^ゞ

2022-01-07 18:57:34 | アンプ製作と修理
修理中のHCA-8000が無事にフォノ再生に成功しました。これで修理完了です (;^ω^)

やはり初段のヘッドアンプのFETがダメだったみたいで、2SK147から2SK369に交換したらフォノ(LPレコード)の再生に成功しました。とは言っても、LPプレーヤー出力のRCA端子や、プリアンプのHCA-8000の入力端子も磨いたので、2SK147が不良だったと決め付けることは出来ず (>_<")






外した2SK147
2SK369に交換する前に1個ずつテストしておく
この段階では不良と認められず



再生したヴィンシャーマンがオーボエ独奏するバッハ・ゾリステンの演奏

今回使用した2SK369はヤフオクで購入したものですが、特性が揃っていて、6%の誤差に30個全てが収まっていました。ほとんど選別の必要がない。とても良心的な出品者です。

肝心の音ですが、やはり2段目のフォノ・イコライザーに使われている日立製のHA-12017 というIC(集積回路)の限界で甘口の音になっています。圧倒的な切れ味のデンオンのPRA-2000とはキャクターに違いがある ┐(~ー~;)┌

まあ、PRA-2000は発売当初20万円だし、8万円のHCA-8000と比べるのが間違い。でも、LPをちゃんと再生できるプリアンプは貴重なので、HCA-8000はこれからも重宝すると思います (_ _;)

なお、369は合計18で一つ間違えば666になるので、8000ともども金沢の読者の頭(ヘッドアンプ)に関係しているのは当然です (/・ω・)/
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体調アップとワグネリアンの死

2022-01-06 17:52:02 | Weblog
2018年のダービー馬、ワグネリアンが胆石による臓器不全で亡くなりました。11月28日のジャパンカップが最後のレースになりましたが、直後から診療所に入院していたようです。ここのところ寒いから何かあるとは思っていましたが (T_T)

馬の胆石の一例
https://blog.goo.ne.jp/equinedoc/e/c6f912386689f39cbbd949c840f4bd5e/?st=1

ワグネリアンは競馬以外でとても想い出深い馬でした。金沢の読者が交通事故で意識不明の入院した後、最初の会津若松試聴会で、窪田式アンプの基板作りの最中に東京スポーツ杯を勝って、僕が来年のダービー馬と予言したことがあります。

このときに、僕の体調は最悪で、歩くのが精一杯。金沢の読者が入院してから、痛み止めが効かないほど全身が痛い、座り込んだら立てない、肘から先のリウマチで手首も指も痛い、痛風が出て食事一口の度に激痛。思い出すのも苦痛になるほど大変でした (;´Д`)

自力でホルモン剤などの薬を調べて、ヨーグルトや整腸剤を大量摂取。その甲斐あって随分と回復しましたが、金沢の読者が退院すると、吐き気の他に今度は腸や膀胱が異常。直腸癌や大腸癌を疑うトイレの多さや腫瘍などを感じる違和感、トイレの場所を確認しておかないと外出できない有様。外から帰ると、服を脱ぐ暇もなく尿意でトイレに直行。

また、21年は腰痛と脹脛の腫れで、杖をついている老人のようにしか歩けない。それが最近、急に治ったのです (@@;)

まず、腰痛の疑いが古いソファにある見て、ニトリで新しいソファを購入。でも、椅子に座ると痛くなるのは外出先でも同じだったので気休めかも。それよりも効果があったのは、11月6日に金沢の読者宅でセルフ・エクソシストのやり方を教えてからです。自分で自分の霊を清める方法です。金沢の読者が続けているかは分りませんが、読者宅から出る時は歩けるようになっていた (>_<")

また、長文で悩まされていた大阪の読者が足の怪我で入院。これも効いたのかも。どちらも、本人の霊の汚れによる災いを本人に返しただけですけど、贖い体質の自分には、これだけでも楽なのです。

日本列島は人が横たわった形をしてますが、北海道を頭に見立てれば、東北は胸で、関東は胃のあたり。フォッサマグナから西は下半身で、金沢が腰で、大阪は腸や膀胱のあたり。中国四国は両足で九州は足首から下。

埼玉の読者は胃や副腎なので、この読者たちが吐き気の原因。岩手の読者が心臓の不快感の原因。大阪の読者が腸や膀胱の原因。

原因と言っても、本人たちが悪いのではなく、皆が僕と同じように贖い体質で、霊の汚れている読者を分散して贖っているのです。

2017年7月16日、金沢の信号のある交差点でチャリンコに乗り、左から来る(向こうの車線)車にはねられる。雨は降っていないしスマホも見てない。どう考えても自殺のシチュエーションです。神の目から自殺は罪なのです。よほどの何かがないと地獄から救けられない。それで、SNSの僕とメンバーが分担して購おうとした。

ところが、一人逃げたんですね。松戸の読者ですが、表向きは女を作ってアパート借りたように見えますが、この贖いの輪から逃げ出した。情けない男です (_ _;)

10月から11月にかけて、SNSでスピーカーの設計というミッションが始まり、金沢の読者と大阪の読者(SNS外ですけど)が逃げた。形あるものは霊を宿す。作ったものを見ると悪霊が介在しているか否かは一目瞭然。案の定、金沢の読者の板取りは不快なものでした。

エクソシスト以降、金沢の読者はSNSにログインしてません。僕の体調は、腰痛が消えて足の痛みもなし。腸の腫れも無くなったみたいでトイレも普通に収まっています。あとは吐き気が少しですが、金沢の読者とシンクロしていたワグネリアンが犠牲となり、僕の体調を支えてくれたように思えます。心から神馬に感謝します m(_ _)m
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

VICTOR QL-7 の修理 その2とテスト基板作り

2022-01-05 00:24:23 | アンプ製作と修理
VICTOR QL-7 の修理がその1で終わってしまっていたので少ないですけど2を追加。ついでに作成中のFETテスト基板もアップします (_ _;)

追加と言っても完成後の写真しかないのですが、レコードプレーヤーは33.1/3回転と45回転で回します。初期の頃は72回転とかで高域を稼いでいたようです。45回転はシングル曲の定番です。


33.1/3回転 (*'-')b OK!


45回転 (>▽<)b OK!!

回転数を見るのはストロボです。ターンテーブルに刻まれた縦縞とストロボ・フラッシュが同期すると止まって見える原理。映画などで走っている車の車輪が止まったり逆回転しているように見える現象と同じです (^^ゞ

ということで、基板作りの説明。前回の回路図からパターンを描き、感光基板用のネガを作りましたが、手持ちの基板が古いものしかない。安い紙フェノールと少し高いガラスコンポジットの100mm×100mmで2枚。失敗は許されないのですが、賞味期限3年が過ぎているので、全くの勘で露光時間を設定します。昔のメモには賞味期限が書いてなかった orz

露光時間は2017年7月21日製造の紙フェノールで5分30秒に設定。しかし、現像液に浸すと様子がおかしい。なかなかパターンが浮かび上がらない。現像液を洗い流してエッチング液に浸しても、失敗するケースに当てはまる。露光時間が短かった (;´Д`)

そう思って、液に浸けたまま、もう一枚の2017年11月8日製造のガラスコンポジットで再挑戦。今度は製造から4年と2ヶ月なので、少し短く設定して、トータルで6分30秒近く露光しました。こちらは現像もすんなりで成功パターン (; ̄ー ̄A アセアセ・・・

ところが、紙フェノールをエッチング液に浸けたままガラスコンポジットも一緒に入れたら、紙フェノールのエッチングが結構進んでいる。これはもしかしたら行けるのではと思い、先にガラスコンポジットのエッチングをしてから紙フェノールを再エッチング。何とか成功しました。でも基板が2枚あっても仕方ナス (~o~)

ということで完成したものが次の画像 (=o=;)


左 紙フェノール 右 ガラスコンポジット


初めて使うグリーンのフラックス



今回は、川崎のサトー電気で見つけた、グリーンのフラックスを使ってみました。Hayacoat(ハヤコート)という、アラブの王女様のような名前 (^m^;)

これはメーカー品の殆どが使っているもので、塗った面がベタベタしません。指紋が付きにくい。今までの作成基板は、時間が経つと銅箔面が錆びて汚くなりましたが、ハヤコートなら大丈夫かも (;・∀・)
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

選別から拾い上げへの転換

2022-01-03 00:20:29 | 古代史と聖書
神の声は小さい。耳を澄まして、心を穏やかにしないと聞こえてこない。オーディオで言えば、LPレコードの針から出る音のようなものです。針がレコード盤の溝に刻まれた音楽の波形をなぞる。針に繋がれたコイルやマグネットが電圧や電流を作ってアンプで増幅する。

プリアンプ PRA-2000の修理から始まった、この一連の過程が頓挫しています。修理したPRA-2000でも音が出ないし、前は正常だったもう一台も音が出ない。原因がわからないので、日立のプリアンプ HCA-8000を現役復帰させ、LPプレーヤーを繋いだから音楽と共にノイズが盛大に orz

考えてみれば、HCA-8000を修理したときに、LPレコードは繋がないと決めつけて、ヘッドアンプ初段のFET 2SK147は交換してなかった。ヘッドアンプはイコライザーアンプの前に置くもので、MC(ムーヴィングコイル)型カートリッジの微弱な電力を増幅するアンプです。出力の大きなMM型カートリッジでは必要なす (^_^;)

このようにも、一番音の良いMC型カートリッジでのLP再生には、フラットアンプの前にヘッドアンプとイコライザーアンプの2段が必要で、とても贅沢な作りとなっています。HCA-8000はイコライザーアンプをHA12017というICにしているので随分と簡略されてますが、それでもヘッドアンプは必要。

ということで、HCA-8000の初段の石 2SK147を取り外してデバイスチェッカーでチェックしてみました。結果は異常なし (~o~)

でも、症状はノイズが急にグオーーと大きくなるもので、FETやトランジスタの不良、あるいは電解コンデンサーの不良としか考えられません (ノ゜ω゜)ノ*.オオォォォォォォォー

ここから、チェッカーではわからない、実働状態でテストする必要を感じ、1石アンプの応用のテスト回路を考えました。ショートしていると巻き添えで他の部品も焼けるので、10mA程度の定電流を流す回路に組み込む。定電流ダイオード1本でも良いし、負荷はスピーカーでもLEDでも大丈夫そう。


足の配置(ピンアサイン)が違う3種類に対応


2SK147の代わりに発注した2SK369
東芝は左からドレイン、ゲート、ソース
J-FETの多くはドレインとソースが同じなのでゲートが真ん中は設計しやすい



ソニーは昔からソニーらしく独自の左からドレイン、ソース、ゲート


日立の2SK55はソニーをひっくり返した形式


NECのMOS-FET 2SK679
左からゲート、ドレイン、ソース


今までは、取り外したパーツは保管したままでした。下手に使ってアンプ回路をダメにするのが怖かったのです。でも、まだ使えるのに放っておくのも疑問。新品は選別して使いますが、中古品は再利用できるようにテストして置くのが良い。選別の時代から、拾い上げ(掬い上げ)の時代への転換です (゜o゜;

しかし、これを人間にたとえるなら、もう神の人類選別は終わっていて、あるいは終わりに近付いていて、今まで見捨てられていた問題ありの人をテストする最終選別とも言えるのです。取り外された部品の中から蘇るものもある。同じように捨てられた人の中から救われる者もいる。いずれにしても最後のチャンスなので、生半可な態度ではダメなのは当然ですけど (_ _;)
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする