ブログの更新が遅くなってますが、この時期は来るべき時のためにエネルギーを貯め込んでおく事が大切です。それで良い意味でサボっています。やりたいことは山ほどありますし、メールでの質問に答えるのも結構大変なのです。
それで、読者からの質問で気が付いたのですが、精神的な症状について解説をしていませんでした。エクソシストの話は書いたのですが、肝腎の精神構造については未だ説明不足です。今回は、大人になってから深刻化する精神障害について書きます。
僕の一番古い記憶は、一歳半の時の転倒です。兄弟の誰よりも早く歩けるようになった僕は、一歳半の夏に外から玄関の敷居を跨ぐ時にひどく転倒し、左股関節脱臼で動けなくなりました。身重の母親が驚いて転倒したので、妹が早産となったのです。それで転倒の時期が明確に分かるのですが、記憶でもちゃんと残っているのです。三歳の時は弟が生まれて産湯をつかう場面を記憶しているし、古い記憶は結構あるものです。
一般的に、人は嫌な記憶を封印してしまう性質があり、例えば精神的なショックを受けた時は、その事件全体を忘れようとします。しかし、この時に受けた傷は精神的なクラックとなり、成長するに従って巨大な亀裂へと変化します。これが、成長するに従って酷くなる精神疾患の元なのです。精神の柱に赤錆た亀裂が入っているのですから、この根本原因を取り除かない限り、いかに宗教やドクターに頼ろうとしても無駄なのです。
芸術家は狂気のイメージが強いですが、実際は普通の人よりも精神的に安定しています。霊感が強く、創造へのエネルギーが強いので、一般的な生活の枠組みから外れることは多いのですが、精神的に安定していなくては創作は無理なのです。むしろ、絵を描いたことがない、あるいは音楽を日常としていない人の方が、自分の心を客観的に観る機会がない分、隠れ障害者として生活を続けることになります。これが、悪性ナルシシズムを溜め込んだ風船となり、成長してクラックが大きくなった時に破裂するのです。構造的に書けば以下のようになります。
"幼い時に傷付く→外敵から守るためにナルシシズムに閉じ籠もる(同時に敵意も育む)→社会から孤立するナルシシズムの悪性化(敵意の増幅)→成長して社会の刺激により、ナルシシズムを包んでいた殻が崩壊→ナルシシズムの殻の中で発酵していた精神的な膿が爆発→成長した敵意により自殺か他殺への衝動"
この構造を見れば分かるように、結局は愛が足りなくて憎悪に支配されるのです。言い換えれば、サタンを信仰して神を憎むようになるのです。僕は喫煙の経験者ですが、やめることが出来たのはヨーガによる内観のお陰です。内観とは、瞑想して自分の心の細やかな動きを観察する事で、記憶の闇に封印された幼い頃の心の傷を見つけることが出来ます。僕の場合は、母親にかわいがられる僕を憎んでいた兄が、目の前で子猫を川に捨てたことが傷となっていたのです。これが分かったら、もうタバコに依存して無力感を慰める必要もなくなるのです。タバコがやめられない原因は、それぞれの無力感にあるのですから。
このように、幼い頃の自分を発見して癒すことで、精神疾患の大半は克服できるはずです。しかし、悪霊が背中に憑依している場合は、これを取り除かなくては解決とはなりません。それが、以前に書いたセルフ・エクソシストの勧めです。聖書にあるイエスの悪魔払いの文言を唱えることで、悪魔払いは誰にでも出来るのです。
絵を描くというのは、本人の自覚していない心の隅々に光を当てて、幼い頃の傷や、霊の汚れなどを、白日の下に曝すに等しい行為です。絵の趣味や音楽の趣味も、自分の精神疾患の度合いを測るという計測器にもなっているのです。聖書に汚れた霊とたとえられる蛙ですが、蛙の声で歌う浜崎あゆみを好きだという人は、サタンに襟元をつかまれているも同然なのです。汚れた霊の墓場である韓国に芸術がないのもそのためなのですが、日本はこういう視点からも尊い国だと理解できますね。ヨーガの瞑想を試して下さい。
エフライム工房 平御幸
それで、読者からの質問で気が付いたのですが、精神的な症状について解説をしていませんでした。エクソシストの話は書いたのですが、肝腎の精神構造については未だ説明不足です。今回は、大人になってから深刻化する精神障害について書きます。
僕の一番古い記憶は、一歳半の時の転倒です。兄弟の誰よりも早く歩けるようになった僕は、一歳半の夏に外から玄関の敷居を跨ぐ時にひどく転倒し、左股関節脱臼で動けなくなりました。身重の母親が驚いて転倒したので、妹が早産となったのです。それで転倒の時期が明確に分かるのですが、記憶でもちゃんと残っているのです。三歳の時は弟が生まれて産湯をつかう場面を記憶しているし、古い記憶は結構あるものです。
一般的に、人は嫌な記憶を封印してしまう性質があり、例えば精神的なショックを受けた時は、その事件全体を忘れようとします。しかし、この時に受けた傷は精神的なクラックとなり、成長するに従って巨大な亀裂へと変化します。これが、成長するに従って酷くなる精神疾患の元なのです。精神の柱に赤錆た亀裂が入っているのですから、この根本原因を取り除かない限り、いかに宗教やドクターに頼ろうとしても無駄なのです。
芸術家は狂気のイメージが強いですが、実際は普通の人よりも精神的に安定しています。霊感が強く、創造へのエネルギーが強いので、一般的な生活の枠組みから外れることは多いのですが、精神的に安定していなくては創作は無理なのです。むしろ、絵を描いたことがない、あるいは音楽を日常としていない人の方が、自分の心を客観的に観る機会がない分、隠れ障害者として生活を続けることになります。これが、悪性ナルシシズムを溜め込んだ風船となり、成長してクラックが大きくなった時に破裂するのです。構造的に書けば以下のようになります。
"幼い時に傷付く→外敵から守るためにナルシシズムに閉じ籠もる(同時に敵意も育む)→社会から孤立するナルシシズムの悪性化(敵意の増幅)→成長して社会の刺激により、ナルシシズムを包んでいた殻が崩壊→ナルシシズムの殻の中で発酵していた精神的な膿が爆発→成長した敵意により自殺か他殺への衝動"
この構造を見れば分かるように、結局は愛が足りなくて憎悪に支配されるのです。言い換えれば、サタンを信仰して神を憎むようになるのです。僕は喫煙の経験者ですが、やめることが出来たのはヨーガによる内観のお陰です。内観とは、瞑想して自分の心の細やかな動きを観察する事で、記憶の闇に封印された幼い頃の心の傷を見つけることが出来ます。僕の場合は、母親にかわいがられる僕を憎んでいた兄が、目の前で子猫を川に捨てたことが傷となっていたのです。これが分かったら、もうタバコに依存して無力感を慰める必要もなくなるのです。タバコがやめられない原因は、それぞれの無力感にあるのですから。
このように、幼い頃の自分を発見して癒すことで、精神疾患の大半は克服できるはずです。しかし、悪霊が背中に憑依している場合は、これを取り除かなくては解決とはなりません。それが、以前に書いたセルフ・エクソシストの勧めです。聖書にあるイエスの悪魔払いの文言を唱えることで、悪魔払いは誰にでも出来るのです。
絵を描くというのは、本人の自覚していない心の隅々に光を当てて、幼い頃の傷や、霊の汚れなどを、白日の下に曝すに等しい行為です。絵の趣味や音楽の趣味も、自分の精神疾患の度合いを測るという計測器にもなっているのです。聖書に汚れた霊とたとえられる蛙ですが、蛙の声で歌う浜崎あゆみを好きだという人は、サタンに襟元をつかまれているも同然なのです。汚れた霊の墓場である韓国に芸術がないのもそのためなのですが、日本はこういう視点からも尊い国だと理解できますね。ヨーガの瞑想を試して下さい。
エフライム工房 平御幸