自分の本当の色って虹のように美しい=本当の色を他人に見せるのを恐れるな(歌詞)
音楽に疎い私は、このテーマソング「true colaors」がこのドラマのタイトルと同じだという認識はあったのですが、これが、シンディ・ローパーの名曲であることも知らずにいましたところ、物語の内容にひかれるうちに、この歌詞の内容にも通ずるものがあることが分かってきました。
独特の色彩感覚で脚光をあびるファッションフォトグラファー立花海咲は、その頂点に立とうとしていた矢先に、難病の錐体ジストロフィを患い、その道に進むのが困難となった。その頃、音信不通としていた妹から結婚式に出てくれないかとの手紙が届き、母とも縁を切った因縁の故郷(熊本県天草)に足を踏み入れた。
ファッションフォトグラファーを究めることが困難となった自分に絶望する海咲だったが、幼馴染の晶太郎の家に居候して、かたくなな自分の心が晶太郎やほかの人から解きほぐされ、だんだんと昔の素直な自分を取り戻していく。歌詞は自分の本当の色を他人に見せることを促しています。自分の色を取り戻せということが大切だというメッセージです。自分の本当の色は虹のように美しいという。第8回「それぞれの色」では、天草にいたるところで虹が見られ、その覚え方にもいろいろあり、海咲とわだかまりのあった辻村多一郎(母の後夫)の英語の覚え方は、その虹を作っている人の英語名だという。
一方の晶太郎も、同様に、海咲との関係の中で自分の道を究めようとするのだ。彼らは、幼馴染というお互いの友情や愛?の中で、寄り添い、支え合っていく関係だった。これは、歌詞の中の「あなた」と「歌い手」(話者)の関係。気を落としているあなたに向かって話している相棒なのだ。相棒はつらい時にもそばにいるので、いつでも呼んでよ(You call me up)といっている。
心理学的には、自己受容と相棒との愛をテーマにした心あたたまる歌詞といえる。ドラマは、天草の美しい空と海、それをバックにした教会を景色に見ながら、海咲が自分を取り戻す姿が、ゆったりとした進行の中で展開していきます。
「true colaors」の歌詞
You with the sad eyes, don’t be discouraged Oh I realize it’s hard to take courage
悲しい目をしてるあなた、気を落とさないで 勇気を持つことは大変ってことは分かるよ
In a world full of people You can lose sight of it all
たくさんの人がいる世界の中で、全ての光を見えなくなることだってあるだろう
And the darkness so inside you Can make you feel so small
君の中にある暗闇が、君を小さな存在のように感じさせるんだ。
But I see your true colors shining through I see your true colors shining through
光り輝いてる君の本当の色を私は知っているよ 君の光り輝いている本当の色を知ってるよ
So don’t be afraid to let them show your true colors
だから、君の本当の色を他人に見せるのを恐れないで
True colors are beautiful like a rainbow
本当の色って、虹のように美しいよ
Show me a smile then, don’t be unhappy Can’t remember when I last saw you laugh
だから、私に笑顔を見せて、悲しまないで 最期に君が笑ったのを見たのは、いつだったか思い出せないよ
If this world makes you crazy and you’ve take all you can bear
もしこの世界が君を苦しめ、その全てにずっと耐えてきたのなら
You call me up because you know I’ll be there
私はそばにいるので、いつでも呼んでよ
And I see your true colors shining through I see your true colors, and that’s why I love you
君の光り輝いてるよ本当の色を私は知っているよ、君の本当の色を知ってるよ それが私があなたを愛する理由
So don’t be afraid to let them show your true colors
だから、君の本当の色を他人に見せるのを恐れないで
True colors are beautiful like a rainbow
本当の色って、虹のように美しいよ
Can’t remember when I last saw you laugh
最期に君が笑ったのを見たのは、いつだったか思い出せないよ
If this world makes you crazy and you’ve take all you can bear
もしこの世界が君を苦しめ、その全てにずっと耐えてきたのなら
You call me up because you know I’ll be there 私はそばにいるので、いつでも呼んでよ
And I see your true colors shining through I see your true colors, and that’s why I love you
君の光り輝いてるよ本当の色を私は知っているよ 君の本当の色を知ってるよ それが私があなたを愛する理由
So don’t be afraid to let them show your true colors
だから、君の本当の色を見せるのを恐れないで
True colors are beautiful like a rainbow
本当の色って、虹のように美しいよ
I see your true colors, and that’s why I love you 君の本当の色を知ってるよ それが私があなたを愛する理由
so don’t be afraid to let them show your true colors だから 君の本当の色を他人に見せるのを恐れないで
True colors are beautiful like a rainbow
本当の色って、虹のように美しいよ
(日本語訳;甲斐英司)