屋内退避の難しさ

昨日、風向きは南風となって西日本には放射性物質が来なかったようですが、良い機会なので、試しに自分で屋内退避というのを練習してみました。

窓を閉め切ってみます。

うっ。暑い。暑すぎる。

昨日は快晴で、桜も満開。外では花見客が賑わっているし、九州地方は春本番の最高気温21度を記録していたのでした。

気がついたら風呂場の窓を開けてたり、何かと玄関から出入りしたりして、全然締め切ることができない！

特に九州ではこれからどんどん暑くなってくるから、エアコンなしで屋内退避なんかできっこないんじゃないか。

どちらかといえば、目に見えない放射能より、目に見える湿気やカビの方が嫌われそうです。

第一、自分や家族の行動パターンというのは染みついていますから、なかなか変えることができないことに気がつきました。

換気一つで音を上げてるんだから、これに水や野菜などを気をつけろなんて、口で言うのは簡単ですが、実際にやってみると、たったの一日でストレスも天井知らずに急上昇です。

震災からもう一ヶ月になりますが、原発30キロ圏周辺にまだ住んでらっしゃる方の苦悩は大変なものじゃないかとあらためて感じました。

放射性物質の拡散情報は公開されるようになったし、実際に検出された量もごく微量でしたので心配することもないようです。

南風に感謝しながら、外に出て思いっきり呼吸できる一日を大切に過ごしたいと思います。

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