今どきの弓道具の事情を知るために
近くの弓道具店にお邪魔しました。
久留米市にある「しらみず弓道具店」。
昭和12年創業の弓道具の老舗店です。
ずらりと並んだ弓は壮観です。
矢羽のバリエーションも豊かで、目を見張りました。
もちろん弓矢ばかりでなく、矢筒や「ゆがけ」など
弓道具一式を揃えることができます。
今回は櫨の弓について調べに来たので
弓に目を向けてみると
店内にある弓は、8割以上がカーボン弓(グラス弓)でした。
カーボン弓とは、グラスファイバーで作られた弓です。
3~5万円で購入できるので
高校生の部活動などは間違いなくカーボン弓が
使われているそうです。
店内の片隅には竹弓がありましたが
こちらは相場が10万円程度。
やはり値段が違います。
オーナーの白水さんと竹弓です。
カーボン弓と竹弓、
一体、どちらが優れているのかを聞くと
飛距離に関してのみいえば、カーボン弓とのことでした。
しかし弓の場合は、飛んだからといって
それで終わりではありません。
的に当てる力が必要です。
そういった事を総合的に判断すると、
結局どちらともいえないとのことでした。
むしろ能力というより、
竹弓の場合は使い心地の良さが魅力のようです。
はっきりと数値にはでませんが
しなやかで、手によく馴染む竹弓は、
射手の精神の安定に大きく作用するのではないでしょうか。
頑丈なカーボン弓は、壊れることはあまりないし
変形しにくいので初心者向きです。
一方、竹弓は激しく使ったり雑に扱うと
1年でも寿命が来てしまうそうですが、
逆に手入れをして丁寧に使えば使う程、
使い心地がよくなり、10年くらい持つそうです。
硬質なカーボン弓に比べると
しなやかな竹弓は生き物に近いような気がします。
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昭和12年創業の弓道具の老舗店です。
ずらりと並んだ弓は壮観です。
矢羽のバリエーションも豊かで、目を見張りました。
もちろん弓矢ばかりでなく、矢筒や「ゆがけ」など
弓道具一式を揃えることができます。
今回は櫨の弓について調べに来たので
弓に目を向けてみると
店内にある弓は、8割以上がカーボン弓(グラス弓)でした。
カーボン弓とは、グラスファイバーで作られた弓です。
3~5万円で購入できるので
高校生の部活動などは間違いなくカーボン弓が
使われているそうです。
店内の片隅には竹弓がありましたが
こちらは相場が10万円程度。
やはり値段が違います。
オーナーの白水さんと竹弓です。
カーボン弓と竹弓、
一体、どちらが優れているのかを聞くと
飛距離に関してのみいえば、カーボン弓とのことでした。
しかし弓の場合は、飛んだからといって
それで終わりではありません。
的に当てる力が必要です。
そういった事を総合的に判断すると、
結局どちらともいえないとのことでした。
むしろ能力というより、
竹弓の場合は使い心地の良さが魅力のようです。
はっきりと数値にはでませんが
しなやかで、手によく馴染む竹弓は、
射手の精神の安定に大きく作用するのではないでしょうか。
頑丈なカーボン弓は、壊れることはあまりないし
変形しにくいので初心者向きです。
一方、竹弓は激しく使ったり雑に扱うと
1年でも寿命が来てしまうそうですが、
逆に手入れをして丁寧に使えば使う程、
使い心地がよくなり、10年くらい持つそうです。
硬質なカーボン弓に比べると
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勘違いなら、こちらこそしょっちゅうしていますので、
お気になさらないでくださいね。
最近は弓に注目して聞き回っていますが
弓を扱ったこともない素人ですから四苦八苦なんです。
いつも貴重なコメントをいただいて、とても励みになっています。