25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

時代が変わった

2015年11月02日 | 日記

  めっきり寒くなってきた。セーターでも着ればよいかと思ったが、さすがにまだ早すぎると思い、イーオンでベストを見に行った。これまでふたつほどあったのに、見あたらない。イーオンで紺いろのベストが3000円ほどだった。やっぱり、家の中を探してみようと思い、ついでに「ナカミチ」というところへ行ってみた。するとほぼ同様のものが税込みで999円で売っている。おそらくデパートにでもいけばもっと素材も良くて、値段が高いものがあるのだろう。

 ちょっと今日の冷え込みに対処するだけのことなので、「ナカミチ」 の999円のものを買った。ベストというだけでこれほどまで、値段の差があることに驚く。物価上昇目的は達成されないはずだ。日銀がいくら金融緩和を続けても、どこかにあまりものがいっぱいあって、各地の「ナカミチ」のような店に流れこんでくる。 

消費者は生活防衛戦をやり、株で踊るものは一喜一憂している。給料は大企業がほんのわずか上げただけで、地方はさっぱりで、生活必需品が値上がっている。

TPPでよいめをみるのは輸出業者であり、国内一時産業家の作ったものは外国からくるものと戦わなければならない。消費者はきっと安いほうになびいていく。すると、消費税値上げがあると、またもや、消費者のサイフは閉じることになり、物価上昇2%達成はますます難しくなる。

 日本人はオカミをあてにするのが大好きだから、政治家は拒否もできず、借金が膨らんでいく。

 ぼくの住む地区では南海トラフの大宣伝によって地価の暴落が著しい。なのに固定資産税は変わらない。  

 家をもっていても、維持するのが厄介で、売れないとなれば、子供や孫に取り壊しの迷惑をかける。すでにそういうことは現実に始まっているから、取り壊し分くらいも貯めておかなければならない。さらに、老人いくつまで生きるかわからなくなってきた。

 時代は変わったものだ、とつくづく思う。