南の島の土着民風自由人

自分の生活、計画し実行してきましたが、病気や人間関係など思いがけない障害に遭遇しました。

(^_-)-☆水、陸両方から

2010-09-10 23:46:33 | 生活

昨日夜中に2500mくらい以上の山に雪が積もった。三日前に利用したDiavolezzaまでのゴンドラ途中駅Mittle Diavolezzaは雪に覆われているのが下からも見えた。

 昼過ぎには、晴天ながら、どこからかSt.Moritzの街にもみぞれの様なものがパラついていた。

 いくつかある湖の一番南側でSt.Moritzから離れた湖で小型ボートに乗り遊覧をした。湖の周囲には遊歩道が整備され、三々五々、何人かのお年寄りがぶらぶらしていた。どこから来てどこまで行くのか、何もない。船着き場が湖の周囲に何箇所もあり、小型ボートはそれらに立ち寄る、そのたびにお年寄りが下り、お年寄りが乗る、そしてまた降りる。どうも、歩きたいところだけを歩いているようだ。小舟や岸辺から釣り糸を垂れているお年寄りもいる。何十人も見たが、魚を釣り上げている様子は見ることができなかった。ただ、じっと、ひたすら、糸を垂れている。湖の周囲、町の郊外全部が老人ホームのように感じる。

 そのあたりから、ゴンドラに乗って、一挙に500~1000m上がれば、そこら辺りは、老人ホームではなく、中年ホームという感じ、見かけ、私ぐらいかそれよりも若い人たちが、スキーのストックを必ず杖代わりにして歩いている。ゴンドラに乗る多くに人はそのためである。少ないが、マウンテンバイクを持ち込み、中には下りだけ、楽しむ人もいる。

昨日のタイトルと矛盾するが、こういう状況を見ていると、自分には出来ないと思う。やるなら、一日二日で十分である。こういうことをするには辛抱が必要だと思う。ひたすら、単純な、誰でも出来る何かをし続けることはできない。人がやらないことをやろうと考えてしまう。

 

Corvatsch Station Sils(1797m)から Furtschellas La Chudera(2312m)までと、St,Moritz Bad(1772m)からSignal(2130m)まで、それぞれ、谷から、東側と西側へ登ってみた。多分それぞれ、30人以上は乗れそうなゴンドラだが、乗客は10人以下、30分ごとに出発する。どうでもいいことだが、この時期そうとうな赤字運転をしていると思う。

 

ところで、今回の乗り物の代金だが、一週間ベルニナ地方の乗り物全てのフリーパスを購入した。一人200SFである。約、17000円である。ちょっとしたゴンドラでも往復二千円以上する、コルバッチは六千円以上する。氷河特急も自由席ならフリーだし、Tiranoまで行くには、Bernina地方から外れるHospiz(氷河特急最高地駅)からのチケットを購入する必要があっただけだった。

http://space.geocities.jp/enplaindonesia/newpage0001.html

明日、登る予定にしているPiz.Nairも登山電車二回、ゴンドラ、その往復がフリーである。もし、行きあたりばったり個人で購入すれば、七千円以上になるはずである。

孫の二人は全てグラティス(インドネシア語と同じ、無料)である。

湖が映っている方がSt.Moritz Badで、牛が映っている方がSt,Moritz Dorf

老人  単調  高級

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