1675 Merdeka!!!ムルデカ!!!独立です。68歳。私より二歳くらい若い。日本が無条件降伏をした日の二日後ですね。
当然、ナチョナルホリデーです。国は勿論、全国各地の県で、また、それぞれの自治体で国旗掲揚を主テーマにした行事が行われる。北西はバンダアチェ、東はジャヤプラからの中継もあった。
白い制服を着た大学生の膝を突っ張った行進がお決まりのようで、ひっくり返りそうな歩き方をして、主賓の前を通り、国旗掲揚場所まで行き、国旗掲揚をし、一年前から掲げられていた国旗をたたんで、主賓の前まで戻り、その中の女性が主賓に国旗を渡して終わり。独立を勝ち取ったという日がない日本では全く見られない式典で、私にとっては、ピンとこないセレモニーで、少し、滑稽に思う。
何度も繰り返して放映されるスカルノさんの独立宣言文を読んでいる画面の両端の後ろの方に、日本人ではないかという人物が何人かいるのが目に入る。
完全に乾季に入ったチカランの暑さは、インドネシアらしくなっている。まだ、涼しい中、6時前にはゴルフ場に到着する。駐車場はまだ、閑散としている。キャディの出勤時間でもある。6時半ごろティーオフになる時が多い。明るくなって間もなくです。
いつもほとんど同じスコアで、進歩は無い。それでも、ゴルフをインドネシアでやれている自分は、恵まれていると思う。みずみずしい緑の中、時には、朝靄で回りがかすんでいる、時には、朝日が逆光になって、前方がはっきりしない、そして、今朝のように、青空に中に羊雲が広がり、緑の上の露が朝日できらきら光っている。そして、遠くまで見渡せる。色々な状態の中で、背伸びをしながら深呼吸をしてみる。なんと、贅沢な、一時だろうかと思う。そして、最初のティショットをする。休日で旅に出ている時以外は、通ってくる場所だ。何もしないで家でぶらぶらしている時は無い、行く場所が決まってあることも、恵まれていると思う。
昼過ぎ二時ごろ家に戻り、昼寝をする、この時の吸い込まれるような眠りも、また、気分がいい。
いつかはできなくなる時が来るはずだが、できるだけ、との状態が続けばいいと思う。
気楽 環境 気持ち