2075 会社の情況について、打ち合わせをした。押出しの情況は、落ち着いているが、利益が上がっている状態にはなっていない。このまま、続けるしかないが、打つ手は早い方がいい。今、どんなに動いても、よい結果は、直ぐには得られない。ただし、その動きは速いに越したことはない。
最近、舞い込んでくる押出しの仕事話として、二色二種成型が多い、冷蔵庫、車、電線のカバーなどの部品だ。硬い樹脂と柔らかい樹脂を二台の押出機から一つの金型の中に送りこみその中で、くっ付けて、外に出し、それを、一定の形状にして引っ張る成型方法だ。インドネシアでは、二色成型を引きうける設備を持っている会社はほとんどないし、その技術もない。そういう製品を作るための設備というかラインを設計、製作する会社もない。
装置を整えるなら、製造技術と共に装置を輸入しなければならないので、既存の押出し成型会社では、引き受けることができない。
もう一つの難しさは、やはり、原料の入手だ。軟かい部分の樹脂はエラストマー、これも、輸入するしかない、上に種類が多く、その選定も難しい。現在、一種類、冷蔵庫のガスケット(軟質塩ビ一種で、扉の縁取りで磁石が埋め込まれている額縁のようなものとは違う)という、部品名で量産になっている。大きな話として、ワイパーがある。これは難しそう、それに、設備投資を500万円くらいしなければ、できるようにならない。資金の問題も絡んでくる。引きうけるには、自分が整備投資をするという会社出なければならない。車の関係も同じことだ。今の会社では見積もりを出すことはできない。
ゴルフ場でのポーズ。どちらも、写真を撮ってと言っているようだ。
二色 二種 設備投資