2032 押出し成型の会社をインドネシアに進出させたいという会社の方と静岡駅前のレストランで会った。私が今どんな仕事をしているか、どんな会社が押出し品を使っているか、それは、どのあたりに分布しているか、など、熱心に質問された。日本の押出成形会社は、今や目ぼしい、ホット商品はなく、仕事は少なくなる一方らしい。今始まったことではないと思うが。
そして、その人に説明したことは、インドネシアにもそう、美味しい仕事はないですよということ。儲かる仕事はないですよと。中国から輸入している製品をインドネシアンメイドに変えることが主だが、相当厳しい上に、原料の入手が困難、一年や二年は黒字にはならないでしょう、なったとしても、微々たるものです。人件費の上がるし、梱包、運送の費用も上がる。規模を大きくできなければ、微々たる利益だったものも、利益が出なくなるでしょう。例えば、三ラインを二人で管理していたものは、受注を増やし、ラインも増やし、四ライン、五ラインを二人のままで管理するようにしなければならないということです。間接固定経費をゼロにするくらいの組織の合理化、直接的には、生産性の向上ができることが条件になる、ということを強調した。
仕事は在りそう、人件費や輸送、その他の流動費の安そう、だから、儲かりそうだと幻想を膨らませて、進出するなら、それは、やはり、幻想だけに終わるでしょう。
技術も臨機応変の多彩な技術を持っていなければならないし、何よりも、挑戦する気構えと裏付けが必要です。それに、技術だけではだめで、営業力や購買などに関連し、プラスチックに関して、あらゆる知識を広く、深く知っていなければ駄目です。と・・・・・
利益計算、原価計算をできなければ、別にプラスチックの押出ということではなく、会社を経営する事はできません。常識を知らない人は駄目です。なにを主張しても、空振りですよ。と・・・・
軒下に成長しつつある蜂の巣。自然の営み、孫たちには、危険はないから、観察するように言っておいた。
本当に暇な歯医者、今日で四日目だったが、一度も、掛かりに来た人に会っていない。
支離滅裂 暗中無策 無茶苦茶
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