(^_-)-☆何故、撤退した?１

2021-09-17 23:41:04 | 情報

　４６２６１９９６年、初めてインドネシアで押出成形の仕事を始めました。請われて、日系の会社内でのオレフィンやエンプラの押出成形部門の立ち上げから設備の準備、成形指導、日系企業からの新規受注（輸入していたものをインドネシアンメイドに）した。主に三社に関わった。

先ず、PT,KITAGAWA,　当時、北川工業は、射出製品をスタート時は外注していたが、インドネシアへの進出直前には、自社工場で大部分の作っていた。東南アジアへ輸出もしていた。そこで、人件費や生活費が安いインドネシアの工場から日本ばかりでなく東南アジアへ送ろうと考えたのでした。押出製品に関しては、すべてが外注でしたから、私がどこか東南アジアで技術援助をしたいと希望していることを聞いて、当時の創業社長から、我々と一緒に行ってもらって、自社として押出品を作ってほしいと依頼され、私は喜んで赴任をした。

エッジング、グロメット、スパイラルチューブの製造工程、それに、定尺自動カッターも付けた。3ライン設備した。すべて、私が日本で使っている設備だった。

http://otaenplaext.net/concept83.html

http://otaenplaext.net/concept96.html

射出成形部門が８０％ほどの面積を使い、全従業員の８０％が射出関係だった。その中で、直ぐにそれらの生産を開始、日本の本社に日本の下請け企業からの価格の６０％で供給をし、本社に大きな利益を与え始めた。当時、毎月　総額３００万円で購入していたものを２００万円以下で供給し始めたばかりではなく、単純に押出装置や敷地、建物の押出占有率、人件費などの固定費を考慮して、利益率は２０％ほどだった。ところが、射出の方は赤字でスタートした。ところが、射出の方は北川工業社員や常務がPT,KITAGAWAの社長や工場長、経理などが担当し、押出に関してはアドバイザーの私が任せられていたので、固定費は５０％割り当てられて損益の計算をし、本社に報告をしていた。押出は赤字、射出は黒字の報告で、全体としては赤字と。

それでも、本社社長と経理担当者は、押出部門の貢献は承知してくれていた。個人的に感謝されていた。ナンバー２の常務とその取り巻きは、私を無視し続けた。いらゆるパワハラの対象になっていた。

２年目から、インドネシア国内の日系企業からの受注が始まった。

右隣のABA（現トヨタボウショク）http://otaenplaext.net/concept191.html

TOSO, http://otaenplaext.net/concept109.html http://otaenplaext.net/concept183.html

パラマウントベッドなどなどからだ。http://otaenplaext.net/concept180.html

射出は相変わらず、国内客先は開拓できず日本本社やシンガポール営業所など、いわゆる内々からの注文分しかやっていなかった。５０％の固定費を載せられても押出は黒字になっていた。

https://www.youtube.com/watch?v=Jq0Za9KJBGY