今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

牛ステーキ・ロックフォールチーズソース

2010年01月09日 | 今日の料理
最近、ロックフォールチーズの余りで、牛ステーキに、生クリームとロックフォールで作ったソースをかけて食してみた。フランスの田舎のリストランテって感じだろうか?
生クリームを温めて、そこに砕いたロックフォールチーズを入れて溶かし込んで、ちょっとだけブランデーを入れてみた。(別に入れなくて良かったかも。)
昔、チーズのチの字も知らないガキの頃に、モンパルナス近くのある小さなレストランで食べた事を、思い出しながら作っていた。
ヘミングウェイが私財をはたいて雇った義勇兵と共にドイツ軍から奪い返したリッツホテル(とりあえず入ってみた)や、小説「日は又昇る」に出てきたル・セレクト、フランスの味を知りたくて、旅の中精一杯切り詰めたお金で、たった1回のレストランでの大切な食事だった。
とりあえず、何を頼んで食べてよいか判らなかったので、フランス料理といえばフォアグラだろうと、フォアグラと、その牛ステーキ・ロックフォールチーズソースを食べた。
今でもフランス料理はあまり食べないんだけれど、その時の旅の経験が、国や人種によって味覚のポイントが違う、ってことは人によっても味覚のポイントも違うんじゃねえか?って事に気付かされた。甘いだの薄いだの、辛いだの、色々言う客が居るけれど、それに悩むんじゃなくて、それこそ面白いんじゃないか?って。
今は、人と食べ物の話をすると、その人の趣向はこうかな?って考えてしまう。
自分が作った今回の牛ステーキ・ロックフォールチーズソースは、つい、自分の味になってしまうね。
自分は、フランス料理も、田舎料理に憧れてしまう。

ロックフォールチーズ風味のピザ

2010年01月09日 | グルメ
ロックフォールチーズを手に入れたので、とりあえずどうしようかと考えていて、このまま酒のつまみにしていてはもったいないと、とりあえずピザを作ってみた。
トマトもなかったので、チーズそのものの味で勝負してみたんだ。
チーズの味を知る為でもあった。
ロックフォールチーズの塩気が強かったので、フォッカッチャとオリーブオイルとチーズを食べている様な感じだった。熱々で中々美味しかった。厚みのあるピザもたまには良いもんだ。

eosはロックフォールチーズを手に入れた!!

2010年01月09日 | グルメ
世界三大チーズのロックフォールチーズが安売りされていたので、チーズ好きの僕はつい買ってしまった。僕の持っているチーズ辞典によると、ロックフォールチーズは、ブルーチーズを使うレシピにはとても都合が良いチーズと書いてありました。風味がとても繊細なので、料理の味を壊してしまう事が少ないそうです。
実際にかじってみると、う~ん・・・、塩辛い。その辞典によると、フランス国内向けのロックフォールに比べ、輸出用のものは塩分濃度が強いそうです。
1411年(日本だと、応仁の乱のちょっと前)、フランス国王シャルル6世の特許状を貰って、独占的な熟成権を得たロックフォール地方の人々の権利は、現在でも続いています。ロックフォール地方にある、コンバルー山の洞窟が、チーズ作りに適した一定の湿度と温度を保つことが出来るからとのこと。
さて、これをどうやって料理して食べようかな。。。