エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

今年の初句会

2012年01月06日 | 日記
1月5日、今年の初めての句会は二つの会の合同で行われたのであった。
中食を挟んで、約六時間に渡って行われた。

長いようだけれど、短い楽しい時間であった。
この日の提出句は各人3句。

参加者は主宰、講師の両先生を含めて20人であった。
各人が60句の中から天星一句を含め5句を選ぶ。

新年会であることから、点数評価として「お楽しみ」となる。
各人が用意した賞品を出し合うのである。



句会の場所は西武線・東久留米駅から徒歩8分である。
東久留米駅は、西武線の富士山を見るスポットとなっている。
この写真は、駅の改札の内から見たものである。



会場に向かう途中のお寺さんに詣でたのである。



句会は、お昼に弁当と会員さんの手持ちの甘いものである。



寒天を使った「錦玉」のスイーツである。
ほんのりと甘い。

ぼくは、幸い3個の天星を頂いた。
そして全体で二番目の点数を得たのである。
普段の句会では点数は付けないけれど、新年句会であり皆が持ち寄った賞品を分けあったのである。

従って、ぼくは全体で二番目の賞品を含め4個の賞品を頂いた。

提出した句は三つ。




      淑気浴び印刀深く刻したり       野 人
      弓をひく女の胸や寒雀
      鶏旦や一声大気清められ



である。
この日の賞品は、色紙二枚、短冊(未使用)7枚、羊羹1本である。

色紙には、由利主宰の色紙が入っている。
宝物になるのである。



句会の帰り、駅に向かう途中に凄い風景に出会った。
ヒヨドリが柿の実に食らいついているのである。

然も、煩いほどの鳴き声である。
その数はおそらく百羽は下らない。



柿の木の下は、この有り様である。
「食い散らし」ている風である。



それから・・・しばらく経ったトワイライトである。
日がとっぷりと暮れて帰宅したのであった。




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 荒野人