エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

昨日は小寒

2012年01月07日 | 日記
昨日は、寒の入りであった。
小寒である。

だがしかし、穏やかな暖かい一日であった。
やはり・・・ヒヨドリが分け前の柿を貪っていた。






      分け前の柿を啄ばむヒヨドリや         野 人






空は晴れ渡っているのである。
久しぶりに、朝からの晴天であった。

晴れると、ものみな綺麗に瞳孔に飛び込んでくる。



ほんのりとした赤。



はんなりとした黄色。
黄色は、目の疲れを癒してくれる。

一般的に黄色は、太陽がサンサンと降り注ぐ一面の向日葵だとか、あるいはまた春の曙の中で広がる菜の花を連想する。
これは日本人の美意識である。

だがしかし、中国では隠微なイメージ、不健康な事柄として連想するのである。
黄色(ホワン・スー)と読む。



スタバまで行って、アイス・ラテを頂いた。
咽喉を冷たいものが転がって気分を更に爽快にさせてくれた。

メモ帳を持ち歩く日々である。



梔子の赤い実生がひっそりと残っている。
「嗚呼、頑張っているな!」と感じる。

命の営みの確かさに感動するのである。

今日で松の内が終わる。
世界の激動の中で、何時までも惰眠を貪っていてはいけないのである。

さあ、激動の2012年を送る決意を固めようではないか。
ご同輩。



ツワブキの花である。




     優しげに黄色く丸く石蕗の花        野 人
     失いし時を惜しむか去年今年




確かな歩みこそ、自信を取り戻す最良の手段である。





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