エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

と、あるスイーツ

2012年01月23日 | グルメ
ある場所の、あるスイーツの話である。
店の看板は「Cafe&Dining」である。



メニューを眺めると、リーズナブルな価格帯となっている。
だがしかし、この日はスイーツ狙いであった。

スイーツの小冊子に掲載されているお店なのである。



店内の佇まいである。
夕方に到着したのであったせいだろうか、店内に客は一組。
ワインを嗜みつつ小皿のつまみを啄ばんでいた。

啄ばんでいた・・・と表現するほど素敵なカップルであった。



今度は、夕食を認めに来たいと思ったのである。
心地よい店内と、穏やかに流れる音楽のマッチである。

できれば、カラヤンの振ったアダージョで良い。
作曲は誰でも良い。
カラヤンの棒を聴きたいのである。



いただいたスイーツはこれ!
アップルパイが適度に甘く、しっとりしている。
パイはあくまでサックリしている。

アイスの冷たさとパイ、それにアップルパイの感触が見事に合っている。
美味いのである。

木の椅子が暖かく、丁度良い按配になって長いをしそうになった。
で・・・帰ることとしたのである。



外はとっぷりと暮れなずんでいる。
その暗さの中で、まるで灯台のように明かりが燈る。

優しい光である。




にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へにほんブログ村
 荒野人