エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

奄美の休日〜1

2016年07月29日 | ポエム
奄美と云う、一個の自然。
奄美と云う、生態系の確乎とした姿。



奄美の海・・・。

関東甲信越地方が梅雨明けを宣された、と云う。
梅雨明け10日、は夢の又夢か!

日曜日から3日間、雨模様であると云う。
奄美は、夏が来ているけれど・・・。
やはり自然の異変が現われている。

農作物の収量が、減っていると云う。
言われれば、今年は台風にいまだ見舞われていない。
そうした年は、とりわけ果物の収穫量が少ないのだそうである。







「深き谷しみじみ湧ける雲の峰」







ぼくは、この海で遊んだ。
綺麗な海である。

浜から、10メートルも進んでいくと熱帯魚が泳ぎ珊瑚礁が広がっている。



雲の峰も鮮やかである。
奄美滞在中に、果して幾つの俳句が詠めるだろうか。

素材は、至る所にある。
だがしかし、感性の乏しさの成せる業であろうか。
俳句が詠めない。

奄美の自然に包まれるだけで、終るかもしれない。
だがそれでも良い。



ある一日、夕焼けを見つめ続けた。



      荒 野人