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エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

平林寺の紅葉川

2017年12月01日 | ポエム
平林寺の色合は、この近在では類を見ない。
加えて、長い紅葉のトンネルは何本もある。
シャッターチャンスの多い所以、である。



ただ、理も無く人が映ってしまう。
結果として、肖像権をおかしてしまうのだ。



空を見上げて、こうした写真を撮っていてもつまらない。
ブログにアップする場合、ぼくはその映り込んだ方の人品骨柄で判断する。
豊かで、間違いない市民生活を営んでいると判断できると革新を持てる場合としている。
もっと平易に言い換えると、事件性の片鱗の無い方達である。



紅葉川。
実際に紅葉や黄葉が流れている。



しっかりと紅葉や黄葉が映り込んでいる。
虚実合わせて、紅葉が流れているのである。







「鐘楼の急な石段紅葉川」







この紅葉川は、鐘楼の横から境内を流れている。
小さな小さな流れである。
けれど、今日の句は一句一章ではなく季語との取り合わせで詠んだ。
やはり、薄っぺらい句になってしまった。



ぼくは、一句一章で詠み続けたいと思った。
取り合わせの妙が、優れていれば別だけれど・・・。



平林寺。
嗚呼、平林寺。
ぼくは、青青とした時期も含めて訪なう事としている。

決して期待を裏切らない、お山である。


      荒 野人