茶花としては、上花に位置すると云って良い。
名前からして、誠に床しい。
おちょぼ口であって、開ききれない事への花としての思いが深い。
その思いを、茶を点てる思いと同化させる。
同化するとは、一体化すると云う意味合いと同じである。
洗練されてこその感性、でもある。
形式美と感情移入とが、渾然一体となってお茶を美味しくさせるのかもしれない。
「侘助の余白に記す秘密かな」
今夜は、お抹茶を頂こう。
心を白く・・・して。
燃え上がるパトスを・・・もって。
咽喉を過ぎる心地良さを感じて、そして布団に入るのだ。
荒 野人
名前からして、誠に床しい。
おちょぼ口であって、開ききれない事への花としての思いが深い。
その思いを、茶を点てる思いと同化させる。
同化するとは、一体化すると云う意味合いと同じである。
洗練されてこその感性、でもある。
形式美と感情移入とが、渾然一体となってお茶を美味しくさせるのかもしれない。
「侘助の余白に記す秘密かな」
今夜は、お抹茶を頂こう。
心を白く・・・して。
燃え上がるパトスを・・・もって。
咽喉を過ぎる心地良さを感じて、そして布団に入るのだ。
荒 野人