エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

水仙

2017年12月30日 | ポエム
水仙の名所になりつつあるのは、葛西臨海公園の観覧車の下。
越前から、水仙の球根を寄贈されたものである。



葛西臨海公園駅を降りたら、公園の右側にあるのが観覧車。
孫たちは、この観覧車が大好きであるらしい。



高所恐怖症のぼくは、苦手である。
一度乗ってみたけれど、血液が冷えてゆくようでもう二度とは乗らない。



この水仙の植栽は、もちろん日本水仙もある。
あるけれど、まだまだ咲き揃ったようには見えない。

漸く,咲き初めた気配であった。
これからである。



だがしかし、この程度の咲き具合も宜しい。
満開になると、噎せ返るような水仙の匂いが立ちこめる。

人によっては、臭い!
としか云いようも無い。

咲き始めは、仄かで良いのである。







「気紛れの風の囁く黄水仙」







小径から少し遠い場所の水仙、である。
数カ所、こうした咲き方をしている。

管理しておられる女性にお聴きしたのだけれど、来月の半ば頃が見頃だと云う。
また出かけなければなるまい。


      荒 野人