エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

満天星紅葉

2017年12月16日 | ポエム
実は、もう大分季節遅れの季語になってしまった
晩秋の季語である。



だがしかし、まだこの紅葉は踏ん張っている。
かなり枝だけになっているけれど、まだ赤赤と枝を飾っている満天星もあるのだ。



初冬の季語としても通用する植込である。
満天星の白白とした花は大好き、である。

コケティシュと云っても良かろう。
あたかも、スズランのようでもあるし・・・。
何より、その白さが際立つのである。







「満天星紅葉生垣の中に落ち込む」







今では、望遠で撮るか・・・マクロで撮るか。
その両方で、独特の美学を演出してくれるのだ。



満天星の紅葉に散る場所は、生垣でしか無い。
ぼくは、そう頑に思い込んでいる。


       荒 野人