365日怪獣と夏休み

怪獣兄弟に年離れたチビ。そして、怪獣つかいにして、沖縄好きの母えりりん、そして、ハイエース徘徊パパりんのお話。

冬の悪天候の学校登校っておかしいよね

2023-02-02 13:08:36 | 怪獣スキー道場
テレビでL字に
「低気圧による悪天候の情報」が常に映っている。
スマホには何度も吹雪く、大雪、などの情報が入る。

以前よりも、天候の変化に気づきやすくなった昨今。
テレビやインターネットは、
何かが起きてからでは遅い。
注意喚起は空振りでもいい。
くらいの勢い。



札幌の街は、確かに200万人近い人口規模で年間6mもの雪の降る街。
雪への慣れも、世界一を自負する除雪能力もある。

内地の子が歩けない雪道も雪だま握りながら、わいわい喋って歩く。
ハイヒールのブーツの女性だって豪雪の中ガツガツ歩いている。

ただ、報道でこれだけ悪天候をうたい、やれ立ち往生だ、やれ落雪事故だ、やれ雪崩だ、やれ交通障害だ
と煽られると、
不安になるのが人情。

小学校では
ゲレンデに向かうスキー学習が中止になった。
それは、幹線道路が狭くなったり見通しが悪いホワイトアウトになり、到着時刻が読めないのもあるし、現地でのホワイトアウトでは児童の安全に関わる。なんせ、大人一人で30人近くをみるのだから、延期はやむなし。

高校は、JRが昨夜のうちに朝の運休を伝えていた影響もあるのか、休校となった所がある様子。
バスは動いたらしいが、遅れたり混雑したりするのは間違いない。
1000人近い子どもたちを公共交通機関に乗せず、自宅での配信授業にすることは、むしろ賛成だ。

ただ、教職員は出勤ありき。
これはなかなか厳しい現実だ。
登校困難は出勤困難でもあるからだ。

中学生はどうだろう。
徒歩で広い校区を歩いての登校。
ホワイトアウトならば?
未除雪歩道を膝まで埋まりながら一歩ずつ遠くの学校まで歩く。
受験をひかえている子も少なくない。
登校困難であれば、出席停止扱いにして、配信授業に切り替えられないだろうか。
中学生は体力的には大丈夫かもしれないが、歩く距離がバカにならない。そして、職員は出勤が困難になる。

小学校はどうか。
もう、歩道の除雪が間に合わない
ホワイトアウト
この状況が予見されるのであれば、これたけの報道を目にした保護者は不安にもなるだろう。

教頭や校長が出勤困難だった日もあった。
そう。子どもは近い距離を少し頑張ればいいかもしれないが、出勤できない職員の存在は考えておかなければならない。
職員の少なくなった小学校は、目も当てられない。
動画を見てみんなが来るのを待たせることも。

また、早く出勤できた職員には
登校見守りという任務がある。
広い校区を、
数名のなんとかたどり着いた疲労困憊の職員が暴風雪に晒されながら「見守る」のた。

まあ、ヒグマ目撃の騒ぎ時にも驚いたが、
職員がそこにいても、いなくても
何か起きるときは起きるし
そこで何かが起きる確率はとても低い。
むしろ、ここは
地域や保護者の応援要請をすべきで職員は学校にたどり着いた子を安心させて、落ち着いて勉強できるようにしてあげるべき。

小学校を休校にすると、保護者も死後とを休むことになり、一定の外出自粛、渋滞や立ち往生の緩和にはつながる。

年に何度もあることではない。
保護者は急な休みになり、大変だとは思うが社会の要請、いや、かわいい我が子をまもるためと考えて
自宅勤務や有給をとれるようになるといいのにと思う。

昼になり
吹雪が落ち着いてきた
子どもたちは給食を食べて
また、雪まみれになって帰っていく。

北国の冬のひとこま。
でも
危機管理としてしっかり考えるべき
ひとこまだ。
コメント
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