青い鳥

私たちは、幸せになる為に生まれてきたようです。
「青い鳥」のお話を皆さんは知っていますね。
２人の兄妹が幸せの青い鳥を探し求めるのですが、家に帰ってみると身近にいたというお話です。

インドには「麝香鹿」（じゃこうじか）のお話があります。
麝香鹿は何処からか，いい匂いが漂っているので探し求めます。結局、疲れて息絶えるのです。
実は、麝香鹿の眉間から出ていたという話しです。

麝香鹿です。



ヨーガの古い聖典の教えの中に・・・
神様は人間の身体に九つの穴をすべて外向けに開けられたそうです。
それで人は内を見ることができないので外にばかり目を向けるそうです。
本当の幸せが自分の中に在るのに、それに気づけないという教えの一節です。


捜し物は、すべて自分自身の内に存在するということです。

私たちも、幸せはハートの奥深くに存在します・・・毎日ハートに集中して見てください。
嬉しいこと、悲しいこと、みな同じであることに気づくことでしょう。

愛はいつもあなたの傍にあります。
誰ものハートにあるのです。
幸せもそこにあります。
そして、そこは，皆同じです。
一つなのです。
あなたもわたしも同じなのです。

皆同じなのに、「私のもの」「私が」と主張し、諍い（いさかい）が起こるでしょう。
エゴの私はさようならしましょう。
さよならのあとには，幸せが存在します。