皆さんと同じ子育て中のママが書いてくれました。
今、私たちは生きています。
しかし本当に「今」を生きているのでしょうか?
妊娠・出産を経て子育てへと進んでいく中で多くの人が様々な不安や不自由感を感じています。
なんで、どうして、こんなはずじゃなかったのに…。
心は勝手に喋り出し、出口が見えずに悲観的になったり、逃げたくなったり、自分を責めたりしています。
でも・・私たちは、赤ちゃんは、そんな風に苦しむために、産まれてきたはずではないのです。
みんな幸せになるために産まれてきたはずなのです。
思いが思いを作り出し心が不安や苦しみで覆われてしまい、
ありのままがどんどんみえなくなっています。
「今」自分は何に不安を感じているのか?
何に対して不自由と感じているのか?
意外と心は過去の出来事に執着して(過去の自分と今を比べたり、終わったことをまだ抱えていたり)
未来を勝手に想像し思い煩っていることが多いように思います。
気がつくと「今」に心がないことが多くありませんか?
「今」目の前にあるもの・・与えられた歓び。
私たちはついつい不足を求めてしまいがちですが、
足りていると知ることが大切なように思います。
それに気づくことができれば周りへの感謝がわいてきて
心は平安で幸せを感じられるのではないでしょうか。
私もまだまだ心ここにあらずの時が多々ありますが、
その都度思いを「今」に向け、与えられた歓びを忘れず
今この瞬間をしっかりと生きていきたいと思います。
「ですから自分をより良くしていこう、そのためには過去や未来、さまざまな誤った想念ではなく、今できること、今、目の前にあることをやっていく、行為していく、そういうことに慣れてくれば、本当に心はいろんなプレッシャーから解放されます。はっきりいって心が重荷に感じている、あるいは心が叫びを上げるほとんどの原因は、過去に経験した記憶、そしてそれに伴う未来への不安なのですから。」
サットグル・シュリー・マハーヨーギー・パラマハンサの言葉
マハーヨーギー・ヨーガ・ミッションのホームページより引用
http://www.mahayogi.org/teaching/jiyu2.html