マタニティ・ヨーガはプラーナを調えること

マタニティ・ヨーガは
決して体操ではない。
皆さんは，体重管理や運動不足にヨーガが効果的だと思っておられますね。

確かに
体操的な部分もあり、筋肉群のバランスを調えることもできます。
血液循環を良好にすることにもなり、弱化していた筋肉が強化されます。

しかし、上記のような効果だけでは、「いいお産」にはつながりません。

私たちは
過去において，色々な経験をしてきました。
その結果が今の身体を作っています。
妊娠中のトラブルはアーサナで解消することができます。
しかし、経験からの負の記憶（不安、恐怖）は、陣痛時には自己コントロールは難しいのです。
それも仕方がないことですが、真剣に自分と向き合うヨーガを実践すると軽減できます。
もしかしたら、無痛分娩より優れているかもしれません
ですから、これまでの経験からの生活習慣を正すことが大切な要因です。
ヨーガは最適といえます。

経験は癖となり，日々の生活習慣を作り上げています。
アーサナを実践することが、プラーナを調えます。
そして、心の動きを静めます。瞑想に入りやすくします。


瞑想は，プラーナを透きとおらせて、身体の隅々までていねいに運びます。
身体は温かくなり、落ち着いた状態になります。どんどん身体の中へ集中がおこります。
そして、しあわせを感じるのです。私はこのような体験をしています。
負の感情は無くなります。・・・気持ちはすっきりします。
その時、目を覚まし，私を取り巻く空気が澄んで、景色は透きとおった感じです。
自然にアーサナ、瞑想が、心を洗い癖を徐々に制御してくれる気がします。
それが、生活習慣の改善になるのです。


妊娠中に是非体感していただきたいと感じています。