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昨日、イオンに買い物に行ったら、牛乳がありました。11日に行ったときはなかったのに。
いつもは見ない、サツラク牛乳。お店の方、ずいぶん探したんだろうなぁ。って思いました。
2本買って、早速ヨーグルトを作りました。今日の夕方にはできます。明日の畑のおやつには間に合うから、ギリギリセーフ。
納豆と豆腐はまだなかったけど、少しずつ品物は戻ってきてます。
わたしのウチは、地震の後も全く支障がなく生活できてます。
以前、節電は続いてますが、旭川近郊は、なんも苦もなく過ごせてます。
テレビに映っている、厚真や震源に近い町の見ると、何だろ、日を追うほどに泣けてくる。
今回の北海道全域の一斉停電、ブラックアウトの北損害はひどいです。
流通、製造業、牛やさん、植物工場、観光業、などなど。
(幸いにも、病院などで亡くなられた方はいないようですが、医療関係者は大変なご苦労をされたようです。)
観光業だけでも、11月までにキャンセルが50万人だそうで、100億円の損害。まだ増える見込みだそうです。
震度2(しかなかった)層雲峡でも、6割キャンセル。
搾乳ができなかった牛が、病気になって死んでしまった牛やさん。
苗が枯れてしまった植物工場。
どれもテレビで見ただけですが、停電(場所によっては半日だったり、3日間だったり。ウチは36時間)による被害、そして、北海道の外の人たちへの心象は、自分の想像を超えてました。
節電、頑張ってます。家庭でも企業でも。
スーパーは、照明を半分にして、看板も明かりをつけず、電化製品売り場はテレビをつけず、館内の購買心を煽る音楽やらをかけず、静かなもんでした。
それでも、2割の節電は、なかなか達成できません。(時間によっては達成されてますが)
まだ気候のいい時期だから、何とかギリギリ供給できてるのでしょうか。北海道は冬の方が電力が逼迫します。
13日から揚水式水力発電所が再稼働しましたが、そもそも1号機は故障のため停止していたそうです。ちゃんと直ったのかな?
1号機、2号機合わせても40万kwの発電量で、やっぱり供給量はたりないそうです。
さらに、再稼働した火力発電所のうち、4機は老朽化で停止していたものだそうです。
火力4基は“引退”直前 電力供給なお不安
北電は地震後、企業の自家発電から供給を受けるなど、電源をかき集めてきた。12日までに353万キロワットの供給力を確保し、今のところ「計画停電」は回避できている。
だが、地震後に立ち上げた火力発電所の中には老朽化などを理由に来年の休廃止を決めていた4基も含まれる。世耕弘成経済産業相も「老朽発電所をフル稼働させているので、故障して停止するリスクがある」と認めざるを得ない状況だ。
これらの火力発電所はいずれも引退間近だった。奈井江火力発電所1、2号機(奈井江町)は来年3月に休止し、その後は需給が逼迫(ひっぱく)しない限り稼働させない予定だった設備。音別火力発電所1、2号機(釧路市)は稼働から40年が過ぎ、来年2月にスクラップする計画だった。
(産経ニュース 9/12 の記事より抜粋)
ほんとに綱渡り状態。
どの家庭も、北海道の為なら、なんぼでも節電頑張るよって思っているはず。
でも、でも、もっと、ほんとの原因は何だろうって、考えないといけないんじゃないでしょうか。
停止中の泊原発の総発電量200万kw。
苫東厚真火力発電所の総発電量165万kw。
もし、泊原発が運転して、苫東厚真火力発電所と発電を分配出来ていれば、ば、ブラックアウトは起きたのでしょうか?
今回の地震、泊原発は、震度2。しかしブラックアウトで外部電力喪失したといいます。
自前で発電できないというのは、キケンなこともあります。
老朽化の火力発電所を動かすのと、どちらがキケンなんだろう。