主婦から・・・主夫へ バトンタッチしておいて方が良い。
家事仕事は、たいてい主婦が担当し、次の世代がとって代わる。
それはそれで大変幸せなことといえるが、途中で選手交代せざるを得ない
ときが、突然来ないとも限らない。
そうしたとき、家中の何もかにもが分からずに困ったという話もよく聞く。
亭主関白を自慢するのならともかく、本当に困られたことと思う。
専業主夫は実際やってみて、そう簡単に出来ることではない。だから、
練習・準備しておいたほうがよい。いま、切実でなければそれにこしたことは
ない。それならば趣味として余裕をもって存分に楽しめるではないか。
一番困るのは、食事のことになる。とたんに出来合いのものを食べ、弁当などの
世話にならざるを得ない。栄養的に見て粗食になる。家庭料理というものは、
寄せ集めのようでいて栄養的には充足しているものだ。偏りのある食事は結果、
健康を損なうことになる。
団塊世代の退職は、「職」から「食」への就食の好機と思うのだが・・・。