魚のアトリエ”うおとりえ”

新鮮な魚を美味しく食べたい!!
 「魚っ食いの365日

魚っ食いの食卓・・・12/18~24

2011年12月26日 | 魚の食卓
今週はイナダに始まり、イナダに終わる一週間。

 イナダを1本食べ終わる頃、釣り人からイナダの到来!
市場にはブリの入荷が盛んになったが、正月に向かって値段も高騰。

 こn時期のイナダは、ブリには及ばないもの結構脂も乗っている。
特に、釣り人からのイナダは脂の乗りよく旨味たっぷりの一品だった。

 食べきれない分は、しぐれ煮にする。魚のものがよいと何にしても美味い!!



               【朝 食】             【夕 食】
12/18(日)
      

   イナダ大根 イナダしぐれ煮 シラス干し       イナダの照焼き イナダの刺身 エビ大根・里芋煮
   焼き海苔 大根一夜漬け 納豆            白菜漬け エビ汁椀    

  19(月)
         

   ハムエッグ イナダしぐれ煮 里芋煮つけ       エビしんじょうおじや イナダ刺身 かぶ一夜漬け
   かぶ一夜漬け ほうれん草おひたし 味噌汁

  20(火)
      

   タラコの粕漬け おかか昆布 納豆 白菜漬け     イナダかま照焼き 茶碗蒸し 白菜漬け 大根一夜漬け
   味噌汁                       汁椀

  21(水)
         

   シラス干し タラコの粕漬け 納豆 白菜漬け     ハンバーグステーキ 白菜漬け 汁椀 
   味噌汁

  22(木)
      

   タラコの粕漬け イナダのしぐれ煮 おかか昆布    ハム野菜炒め イナダのしぐれ煮 白菜漬け 汁椀  
   サワラの粕漬け 白菜漬け おひたし エビ汁椀

  23(金)
      

   マグロのしぐれ煮 シラス干し 卵焼き 白菜漬け   カレーライス ハム野菜サラダ 大根一夜漬け 
   味噌汁 

  24(土)
      

   カレーライス 白菜漬け             イナダの照焼き イナダの刺身 里芋煮つけ 白菜漬け
                           汁椀
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絶品の茶碗蒸し・・・よく出来たぞ!シリーズ

2011年12月20日 | よく出来たぞ!シリーズ
     
     

 茶碗蒸しは、お袋が作ってくれた懐かしい味、いまでもよく覚えている。
物があまりない時代だったが、世の中にこんな美味いものはないと思った。
今考えれば、ユリ根もぎんなんもなく、具は何が入っていたのだろうか。
それでも、茶碗蒸しは大変なご馳走だった。

さて、たまたまデパートの野菜売り場でユリ根を見かけたので思い出して
ぎんなん・椎茸・絹さやも買って作ってみることにした。
具のメインは芝エビのしんじょう。わが”うおとりえ”得意の常備菜。
だし汁は、しんじょうを作ったときの煮汁。

溶き卵に若干の調味料を加え、蒸し器にかけて15分。
この日は、久々に作った割にはよく出来たが60点の自己採点。

数日おいて再挑戦。力みすぎて調味を失敗。30点の出来。

三度目の挑戦。
どんどは、われながらよく出来たと満足する。90点の自己採点は甘いか。

 さて、3回のつくりでどこが違うか?
 はじめは、久し振りなので慎重に、
 2回目は、もっとうまくと力み過ぎ、
 3回目は、前二度の経験が活かされてくる。

食材は3回ともいっしょなのに。

それにしても、えびしんじょうのだし汁は凄い!
何十匹からのダシだから、その旨味パワーは凄い。
沢山取れたので、だし汁の冷凍保存を試みた。

エビだしの力を借りて、この次は正月に作って披露しよう。
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魚っ食いの食卓・・・12/11~17

2011年12月20日 | 魚の食卓
 今週は、和・洋・中、バランスのよい食卓となった。
魚種多く、魚っ食いらしい食卓ともなった。
特筆すべき魚は、活けのイサキ。イナダとともにちらし寿司として胃袋に収めた。
ユリ根が合ったので、久々に茶碗蒸しを作ってみる。椎茸・ぎんなんを使い、
ここでも重宝したのが芝エビのしんじょう。しんじょうは何にでも使える万能
食材として、沢山作っては冷凍保存している。


          【朝 食】                      【夕 食】
12/11(日)
      

   メジの角煮 大根と里芋の煮つけ 納豆 白菜漬け   メジマグロの照焼き 茶碗蒸し メジの角煮 白菜づけ
   味噌汁 焼き海苔

  12(月)
        

  メジの角煮 納豆 白菜漬け 焼き海苔 味噌汁     シュウマイ 白菜漬け 白菜汁椀 

  13(火)
      

   メジの角煮 シラス干し 茶碗蒸し 蕪一夜漬け    サワラの粕漬け 湯豆腐 白菜漬け 汁椀
   味噌汁

  14(水)
      

   イワシつみれ大根煮つけ 卵焼き 納豆        シュウマイ 大根と里芋の煮つけ 白菜漬け 汁椀
   シラス干し 白菜漬け 焼き海苔 味噌汁

  15(木)
      

   ハムエッグ メジの角煮 シラス干し おかか昆布   ジャーマンポテト おかか昆布 白菜漬け 汁椀
   白菜漬け 味噌汁

  16(金)
      

   シラス干し おかか昆布 納豆 おひたし       野菜天ぷら 白菜漬け 汁椀
   白菜漬け 味噌汁

  17(土)
      

   野菜天丼 おかか昆布 白菜漬け 味噌汁       ちらし寿司(イナダ・イサキ) 海老しんじょう汁

          
          

    平塚産活けのイサキ

          

    壱岐産イナダ
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60歳からの「男子の厨房」にこだわる!! 

2011年12月14日 | 主夫の台所考
わたくしたちは、毎日食事をする。

        


当たり前のことだが、だれも一日たりとも欠かすわけには行かない。
仕方なく何かを食べるのと、前向きに「食」を摂るのとでは大いに違うと思う。

 食は命の源泉であり、健康づくりの基本であることは今更言うまでのことはない。
しかし、現役世代は忙しくて関心はあれど、十分に時間がとれない。

 退職世代、時間がとれるようになったら今こそ、食の原点に立ち返ってはどうだろ
うか。食の原点とは、自分の食は自分でつくることではなかろうか。

   「男子の厨房・主夫の台所」10年を振り返ってみたいと思う。

習慣・役割分担
 家庭で食事を作るのは女性、主婦の役割となっているのが普通である。男性が取って
 代わって差し支えるものではない。差し支えるとすれば、 経験不足、作れないとい
 うことくらいだろう。あるいは、女性の面子にかかわることと思われているふしもな
 くはない。

家庭の事情
 家庭の事情はいつ何時変らぬとは限らない。病気になることだってある。夫婦のどち
 らかが病気になれば、どちらか一方がつくるざるを得ない。そんなときが必ず来ると
 思っていた方がよい。

家事の分担
 炊事ばかりではない。洗濯も掃除も買い物も、家事の分担を見直すよい機会が、卒・
 現役のときだろう。

始める動機
 しかし、何かのきっかけがなければ、長年の習慣は変えがたい。ここは思い切って、
 選手交代をしてみてはどうだろうか。 主婦から主夫へ。自分自身は65歳のときに
 家庭の事情から選手交代した一人ではある。

孤食の心配
 不幸にして一人になってしまった時のことを想像してみる。とたんに食の質、生活の
 質、活きる活力が落ちるのは想像に難くない。
 
健康の意味合い
 健康の大切さは、若い時と違って命に関わることとして、感覚が変ってくる。そこで、
 食に求める意味合いも変ってくる。

食に割く時間
 現役時代には、食に十分な時間は取れなかった。卒・現役で時間はある。食に求めら
 れるものは、安全・安心とともに、より美味しくということだろう。食を作ることに
 も食べることにも、うんと時間を割いた方がよい。

継続的に
 実際に主夫をしてみて思うことは、家事、とりわけ食事作りは一日たりとも休むこと
 は出来ない。継続的にする習慣を身につけねばならないが、そこは食を楽しむという
 感覚・意識は欠かせない。

食と健康は毎日の蓄積
 健康的な食の効果を実感するのにはしばらく時間がかかる。風邪をひかなくなったと
 か、何となく体調がいいとか、気がついたらそうだったということかと思う。食事と
 健康との関係は毎日の蓄積であることから、続けていれば必ず効果が出ると思いたい。

外食と内食
 むかしは内食という言葉はなかった。家で食べることは当たりまえであり、普通のこ
 とだった。外食は特別のことだった。”今日は外食しよう”という言葉には「ハレの
 日」の響きがあった。いまは、ファストフード店がどこにもあるから、外食=簡単な
 食事、手抜きの食事との感覚もある。

和・洋・中・混食
 大きく分けて、和食派と洋食派とがある。外食では、何でも好きなものを食べられる
 が、家庭の食事ではそうはいかない。食材や調味料の関係から制約を受ける。それと
 技量の問題からどちらかに分かれる。わが家は和食派だが、日本の家庭料理は和・洋
 ・中の混食ということになっている。外国の日常的な家庭料理の実際を知らないが、
 わが国がいちばん混在しているのではなかろうかと想像する。

米飯とパン食と麺
 主食も和食ならご飯、洋食ならパンが代表だが、洋食にご飯の組み合わせもある。麺
 に代表されるのは中華、イタリアンのパスタ派も多いのではないかと思う。そば・う
 どんは外食が中心で、家庭では意外と少ないような気がする。そば・うどんは、専門
 店の方が断然美味いからかも知れない。

魚食と肉食
 大きく分かれる嗜好は、魚か肉かの選択だろう。もちろんどちらも食べるのが普通だ
 ろうが、ここ数十年は、魚低・肉高の傾向が続いていることは、統計的に見ても明ら
 かである。このことが端的に現れているのが、米消費の減少であり、魚食の減少であ
 る。これが、わが国の食料自給率の低下につながっていると思うのだが、自給率50
 %目標なんて、食の嗜好が変らない限り絶対にありえない。
 
年をとったら魚志向
 という話もよく聞く。それは事実だと思うのだが、長年の嗜好は簡単には変らないと
 も言える。老齢化社会を迎えても魚の消費が増えてこないことからも覗える。世界は
 魚食に注目しているのにわが国では関心が薄い。世界の魚食がもっと増えたとき、そ
 の評価が逆輸入される時がくるに違いない。しかしそのときは手遅れかも知れない。
 日本近海から魚がいなくなり、輸入もままならなくなっているかも知れない。
 ”魚っ食い”はそんな悪夢を見る。正夢でないことを願うのみである。

     


野菜と根菜
 ある事のきっかけから、断然わが家の野菜消費が増えた。それは農家の野菜直売を利
 用するようになってからである。それほど近いところではないから、週に1回まとめ
 買いをする。かなり大量にその季節にあるものを。週末までに食べきるように在庫を
 見ながら、食べ尽くすまで懸命に食べる。風邪も引かないし、いつの間にか体調がす
 こぶるよくなった気がする。そう思うといっそう菜食に励むことになる。

     


調味料のこと
 台所に入ってみて意外なくらい多くの種類があるのが調味料だ。殆んど和食が中心の
 のわが家にでも、50種近くはあるだろうか。
 塩2 砂糖5 醤油2 味噌2 味醂 酢 酒2 ソース2 油3 鰹節 昆布 酒 
 粕 椎茸 小麦粉 片栗粉 蜂蜜 水飴 胡椒 唐辛子 山椒 わさび からし 胡
 麻 梅干 バター マヨネーズ トマトケチャップ カレー粉 ベーキングパウダー
 豆板醤 甜麺醤 辛油 紹興酒 など44種あった。 
 ポン酢 各種たれ・だし ハーブ類、各種インスタント調味料は使わないことにして
 いてもこれだけあるのだから、洋食、中華をよくする家では50種類あるいは100
 種類に及ぶのではないだろうか。
 わが国の食文化、和・洋・中の混食文化のなせる驚くべきことと言わざるを得ない。

加工食品と調理済み食品
 加工食品は出来るだけ添加物の少ないものを選び、自分で作れるものは自分で作る。
 料理済み食品は原則食べないことにしている。保存料・添加物の使用が多く、原材料
 、調理方法が信頼できないことがその理由。殆んどは家庭で作れるものであり、自分
 で作れば保存料・添加物は使わずに済み、それらを摂取するすることはない。インス
 タント食品も使わない。

     


自家調理
 自家調理すれば、素材を吟味することも出来るし、自家製のものの方が美味いことが
 多い。食の安心・安全は自家製に勝るものはない。また、殆んどの場合経済的である。
 時に失敗もあるが、創意工夫により上達の楽しみがある。作れないものは食べないこ
 とにしている。

常備保存食品
 その代わり、自家調理の保存食品は出来るだけ作り、常備する。魚素材ならば、干物
 漬物(粕漬けなど)、つみれ、佃煮など。毎日、毎食調理するといっても、すべてそ
 の日その時、一から作ることはなかなか出来ないし、二人分だけでは作りにくく、不
 経済になることも多い。保存食作りは始めてみるとなかなか面白い。有名店やデパ地
 下の調理済み食品よりも美味しく作れるものも出来てくる。それにはまってわが家の
 冷蔵庫・冷凍庫には保存・瓶詰め容器が林立している。

        

食材調達と献立の関係
 調理は食材調達に始まるが、調達には四つの課題がある。献立、食材・品質・家計
 を考えなくてはならない。主夫歴10年の経験から言えることは、「はじめに食材あ
 りき」で、食材を見ながら献立を考えることである。献立を考えてから食材を買い揃
 えるのが普通のようだが、どうも合理的ではない。一週間先までの献立を考えること
 は至難であり、考えたとしても、それに必要な食材を拾い出し買い物に行くことは容
 易ではない。一週間に必要な量の、魚・肉・野菜と調味料の補充を考え、まとめて調
 達してしまう。それから、日々、体調と食欲を見ながら献立を決める。
 このようにしてからは、冷蔵庫の食材を見て、あるもので献立を考えればよく、その
 日その都度献立に悩むことはなくなった。

食材の品質と価格
 生鮮3品をはじめ、食材は家計の許す限り良質のものを選ぶ。一見不経済のようだが、
 良質のものの方が捨てるところが少なく、食材を大切に使い切るようになる。出来上
 がったものが美味しければ食べ残しがない。2割安くても2割捨てたら何のことはな
 い。良質のものの方が経済的ということになる。また、魚や野菜など種類の多いもの
 は、価格の高いものが必ず良質のものとは限らない。 

買い物場所
 生鮮3品は、買い物をする店を決めている。魚はどこ、肉はどこ、野菜はどこと決め
 ていつもそこから買う。何でもそうだがよいものを吟味している店と、そうでない店
 は必ずある。決まった店から買えば、売る方もうかつに出来ないから、変なものは売
 らない。信頼関係が出来れば、いろいろな情報も得られる利点がある。食材の背景に
 ある様々な情報が得られて食材に関する知識が深くなる。また、調理の仕方に関して
 教わることが多い。最近の買い物はスーパー中心だが、対面販売のよさを見直しても
 よいと思う。

調理技術の問題
 長い間の食の経験がもととなっている。母から、妻から教わり習ったものが基礎とな
 っている。その上に料理本や、テレビ番組を参考にしながら自己流が出来てきた。
 味がが安定してきたら、自分流が出来たことになる。上手・下手はもちろんあるが、
 大した問題ではない。継続することが第一。調理技術はやれば必ず上達する。調理は、
 切る(刻む)、生、煮る、焼く、揚げる 蒸す・・などの手段と、食材の選択、調味
 の組み合わせで決まる。メニューは無限にあると言ってもよい。一つ一つのメニュー
 を覚えることにもさることながら、切る・煮る・焼くの基本技術を心得れば、得意料
 理はどんどん増える。
 
食へのこだわり
 長続きの秘訣は食へのこだわりであると思う。食材へのこだわり、調理法、節約料理、
 健康食、美味しさ、見た目、食器、テーブルコーディネイト、家族の笑顔・・等々、
 何でもよい。こだわりを続けることだ。

何にこだわるか
 わたくしの場合は、ここまで書いてきたすべてがこだわりであり、今日まで大よそ
 10年かかった。60歳からの「男子の厨房」「主夫の台所」はよい選択だった。

極める
 これからも「男子の厨房」を極めていきたいと思う。
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皆既月食を写す

2011年12月12日 | 日記
 12月10日夜、日本中が皆既月食を見る。

       
   
  夜半デジカメを持ち出し、写してみる。
 感度(800)を上げて、適当な露出(1/8秒)でシャッターを切る。
  最近のデジカメの性能のよさに今更ながら感心する。
  一発でぴたりと撮れるのだから。それも手持ちで。

 ひと昔前は、一眼レフの400ミリの望遠を使ってもこうは撮れない。

 
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