Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

残り物利用のパイ

2006-06-17 18:44:57 | オードブル Hors-d'oeuvre


前述のムクラードのソースの残りでこのような活用方法。私はムクラードわざと多めに作ります。このような美味しいパイが出来るから。
パイ皮はあらかじめ焼いておきます。ムール貝は皆貝殻をはずしグルイエールチーズを加えソースの足りない時にはベシャメルソースを加え新しい料理への変化。
後はサラダで一品料理になりますよ。

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土地の有名料理ムクラード

2006-06-17 18:42:16 | 魚貝料理 poissons

フランスの大学の夏休みは長いのですよ。6月初めから3ヶ月長い長い夏休みです。
次女が夏のジョブを探してきました。それがレ島、パスの便彼女の仕事時間に合わず私の車で通勤です。
車を取り上げられた母は 自転車で買い物なのですよ。主人は大喜び。自転車の籠で運んでこられる量には限りがあるから。
でも自転車は自然とのじかのふれあいがあります。今の香りは troène (いぼたの木と辞書には)至るところ 甘いくすぐるような香り。
隣の海水浴場の市場まで買い物に。潮と海藻の匂い。そろそろシーズン活気始めたレストランからエスカルゴバターの匂いが。
 


                          ムクラード


今日はムクラード。この地方のそれはそれは有名な料理です。ラロシェル どのレストランの夏のメニューに載っているものです。

暑くなってムール貝が太ってきました。ふっくら甘味があり 簡単にムール ア ラ マリニエール、(エシャロット にんにくの微塵切りにしろワインブーケガルニをいれ開くだけ仕上げにレモンとパセリで一寸バターを入れると円やかさが増すようです。レストランでは必ずポテトフライが付いてきますよ。ムールフリットといいカフェでも簡単に安価で食べられる物。港のカフェで昼食にでも。夏の風景)(下の写真)でも美味しいのですが 

一寸御紹介します。

ムクラードはこのように開いたムール貝身の付いている方だけを温められる器に並べ汁でクリーミーなソースで覆う物です


                          ムール マリ二エール

   材料

ムールマリニエールの材料

 *ムール貝2kg

 *玉葱 2

 *にんにく 2片

 *辛口白ワイン1カップ

続くムクラードの材料

  *エシャロット グリーズ(にんにくに近い味。小さくてもパワーの在るものです。先日フレッシュな物御紹介しました。)6 

  なければ普通のエシャロットを使用にんにくを追加してください。

 *バター 本当は沢山入れるのですが私は少し 50g

 *小麦粉 大1

 *卵黄 2 又は1にして生クリーム大2 (私の方法として)卵黄無しに生クリームの量を多目にしても美味しいです。

 *レモン1

 *サフラン 1カプセル(カレー粉を使います、大2位?)

 *胡椒 塩はムール貝から出るので味を見て足りないようだったらご調整ください。


 作り方


1 綺麗に洗ったムール貝に玉葱の微塵切りブーケガルニを加え白ワインで蒸し煮にする。

2 貝の蓋を取り除き 綺麗に並べる。

3 エシャロットと大蒜の微塵切りをバターで炒め小麦粉を加え それに漉した汁を加えそしてサフランを加えとろみが付くまで約10分ほど煮込む。

  味が濃い場合には水を足してください。

4 ボールに卵の黄身を綺麗に溶き 大きなお茶碗位のスープを少しずつ入れ完全に溶いたらソースに加え滑らかになるようにかき混ぜ レモン汁を加えさらによく混ぜてからムール貝の上にソースをかける。

5 熱いオーブンで5分程温めなおす。

6 パセリの微塵切りを振り即食卓へ。

なお とろみの少ないと思う場合にはコーンスターチの水溶きを加えとろみをご調節ください。

今日も暑い日。砂浜で沢山の方々干物の如くじわじわ焼いています。私は日焼けが怖ーいです。

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