マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

手袋を買うべきか悩む

2019-11-03 | 日々の暮らし
急に寒くなってきました。
つい数日前は、なぜか真夏日だったのに(それはそれで、異常気象ですが)

さて、寒くなってきたら、買っておいた方がいいかもしれないモノに、手袋があります。

アームウォーマーしか持っていない
現在、私は自分で作ったアームウォーマーしか持っていません。
指の第二間接くらいまでをカバーし、指先の自由は利くのですが、寒さ対策にはならないので、使う場面が限られます。

昨年まで、合皮の手袋を持っていたのですが、なぜか片方の手首に当たる部分がガチガチに硬くて伸縮せず、手を入れるときに痛かったので、捨てました。
買うときは、固くない方だけに手を入れてみたので、そのガチガチ加減に気付かず、しかし、セール品だったので返品はせずに、そのまま我慢してワンシーズン使ってみたのですが、やはり着け心地が悪いので、セールで買うモノじゃないな、と思いました(苦笑)
あと、今度から手袋を買うときは、必ず両手を入れてから決めようと思いました。

手袋は、捨てたモノしか持っていなかったので、新しいモノを買おうかどうか迷いましたが、あまり手袋をつけるシチュエーションが訪れなかったので、ないままやり過ごせました。
また、気まぐれで作ったアームウォーマーがあったので、割とそれだけで十分だった記憶があります。

しかし、歳のせいか手荒れが年々酷くなるので、クリームを塗るだけでは追いつきません。
やはり、これからは手を保護することにも重点を置いて生活すべきかな、と思い始めています。

手袋といえども出会いが肝心
私は、妙なところにこだわる性質なので、デザインもさることながら、どのような素材で作っているのかも、かなり気にします。
ですから、たかだか手袋1組を買うのに、何件もお店を巡ります。

今までで、一番着け心地が気持ちよかった手袋は、外側はナイロンで内側がアンゴラの毛で出来ている手袋です。
この手袋は、見た目はナイロンなので、まあ雨などのときはいいかもね、という印象だったのですが、試着してみたところ、あまりにも手が暖かく、しかも肌触りがよかったので、即決で購入しました。

ところが、手袋にも寿命というモノがあります。
ある日、外側の縫い目がパックリとほつれてしまい、修復も難しそうだったので、泣く泣く手放しました。
あの手触りと暖かさ、私にとっては最高の手袋で、忘れることができずに似たような手袋を探すのですが、いまだに出会えていません。

ちなみに、合皮の手袋を買ったのは、以前持っていた皮の手袋も意外と暖かかった記憶があったからなのですが、なぜ両手を入れて確認しなかったのか、いまだに後悔しています(笑)
ちゃんと両手を入れていたら、ムダなお金を使うこともなかったのに。

素材に悩む
冬になると、乾燥と加齢でたまに皮膚がかぶれます。
気温が低くなると、さらに酷くなるのですが、手袋の素材にも気を付けなければいけない年齢になってきたので、慎重に選びたいと思っています。

また、素材によって得意分野が違ってくると思うのですが、出来ることなら着けただけで暖かくなり、外側は雨や雪などによる水滴に強い素材のモノが欲しいです。
まあ、以前持っていたアンゴラの手袋に近いモノが理想なので、基準はそこなのですが。

外側の素材だけに関していえば、雨や雪の水滴に強い素材は、ナイロン製だと思います。
しかし、暖かさや保温性を求めるなら、毛糸や動物の毛を使ったモノがいいですよね。
また、革製は手になじんでくると動きがスムーズになるし、手の形にフィットしている分、手袋着用時にありがちな、紙やポリ袋がめくれない、という現象が起きにくくなります。
最近であれば、指先だけに特殊な加工をした「スマホ対応手袋」もいいですよね。

苦手なのは、毛糸を編んで作られた手袋。
毛糸の種類によっては、数分でチクチクしてきて即外してしまうので、候補には入っていないです。
でも、デザインが一番かわいいのは、断然毛糸だと思いますし、冬のファッションに一番馴染む素材ですよね。

メーカー選びも悩む
私はブランド好きではないので、身近で手ごろな価格帯のお店のモノで十分なのですが、最近では100円ショップでもデザイン性の優れている手袋があるので、結構迷います(笑)
とはいえ、私が理想としている手袋は100円ショップに売っていないと思いますので、さすがに候補からは外れるかな?

ただ、そこそこの価格帯の有名雑貨店系の手袋は、かなり迷いますし、百貨店の冬物セールやバーゲンも、チェックするべきお店ではあります。
ちなみに、好きだったアンゴラの手触りが気持ちよかった手袋は、百貨店のバーゲンで買いました。
もしかしたら、百貨店のワゴンセールなどの方が、理想とする手袋がみつかるのでしょか?

まだ、本格的な冬になるまでには時間があるので、今度は失敗しないように慎重に選びます。
ですから、もし理想の手袋に近いモノがみつからなければ、今冬も手袋なしで過ごすことになるかもしれません(笑)

ムダに支払う金はない
消費税10%になり、ひと月が経ちました。
これまでは、結構いい加減に買い物をしていた私ですが、この1ヶ月はとにかく雑貨類は余計なストックを買わずに、本当に必要なモノだけを買うようにしていました。
また、飲食料品に関しても、なるべく在庫が切れる寸前になるまで買わないようにしていたら、少しだけですが出費を抑えることができました。

外食も、外出したときに中食を買うことで、回数を減らしました。
外出すると、どうしてもカフェで一息つきたいとか、軽く食事を終わらせたいとか思ってしまうのですが、そこはぐっとこらえて、少しだけ高めのデリカテッセンを買い、デザートも付けて、家のテーブルで食するようにしました。
結果、気持ちの上でストレスになったりしないかという懸念もあったのですが、案外大丈夫(笑)
美味しいものは、どこで食べても美味しいということだけは、再学習できたと思います(笑)

そんな生活でしたから、必需品になるかもしれない手袋も、現在はさほど重要なアイテムとして実感していない、というのが本音かな。
そこに余計な出費をするよりも、日々必要としているモノを優先して買った方が、生活の余裕は生まれますから、今の私にとって手袋は、あったらいいかもしれない、というレベルのモノです。

そのうち、必需品に格上げするかもしれませんが、そもそも本当に必需品だったら、もっと早く理想の手袋に出会えていたような気がします。
必需品だから、慎重に自分に合ったモノを探す努力を惜しまない気持ちが生まれるとも思いますし、安価に大量生産しているモノについては、バーゲンになってから買えばいいや、といういい加減な気持ちで選んでしまうので、結果取り扱いもいい加減になり、汚れやほつれがあっても気にならないくらい、ぞんざいに扱ってしまう可能性は否めませんよね。

たしかに、余計な出費はしたくはないのですが、必需品であればきちんと考えて、使っている自分を妄想できて、なおかつ定価で買ってもお釣りがくるくらいの性能を持ち合わせていたら、少々高価に感じても買って、一日でも長く使いこむことが理想形ですね。


手袋の話をしていたら、絵本の『手ぶくろを買いに』を思い出しました。
絵本のような、かわいいお客様にはなれませんが、手袋を買うということは、気持ちのぬくもりも買うということなのかもしれませんね。
私も、買って残念な思いは二度としたくありませんから、手のぬくもりと一緒に、気持ちのぬくもりも手に入れたいと思います(笑)