マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

皮膚科へ行ってきた話

2019-11-06 | 日々の暮らし
ここ数年、秋から春先にかけて、二の腕の柔らかい部分がかぶれるようになりました。
市販の塗り薬で、毎年ごまかしながら過ごしていたのですが、効き目がいまいち。
今年も、予定通り(?)かぶれが酷くなってきたので、皮膚科で診てもらうことに。

皮膚科さがし
以前住んでいた場所には、徒歩で行ける距離に皮膚科がありましたが、今の住居の周辺には、徒歩で行ける皮膚科がありませんでした。
ほんの数年前までは...

そもそも、若いころは皮膚科にお世話になるような身体症状が出たことがなかったため、今の住居に引っ越ししてからは皮膚科がどこにあるかなど、調べる気もありませんでした(苦笑)

しかし、数年前から出ている二の腕のかぶれについては、皮膚科を受診してもらわなければいけないレベルかもしれない、と常々思っていて、ときどきですが、一番近い皮膚科をネットで探していました。

ところが、ネットに出てくる皮膚科はどこも、バスか車で行かなくてはならない距離。
もし、通院することになってしまった場合、通いやすい距離や場所にある皮膚科がベストなのですが、どこも通勤途中や家から通うには、不便な場所ばかり。
半分あきらめて、少しくらい通院に不便な場所でも我慢して受診しようかな?と思いながら、昨日もう一度だけ調べてみよう!と、ネット検索したら、出てきました。
家から通えて、駐車場もあるけれど、徒歩で行ける皮膚科が。

さっそく、本日午前中に受診に行ってきました。

複数の診療科がある個人医院
今まで、検索で引っかからなかった原因はわかりません。
しかし、4年ほど前に開業した新しい医院で、院長先生の専門は脳神経外科、副院長先生の専門は皮膚科という、一見すると関連性がない診療科だったので、私が今まで皮膚科として認知できていなかったようです(笑)

そういえば、母が通う眼科も消化器科が一緒です。
この2医院の共通点は、どちらもご夫婦で運営されていることですね。
最近は、このような形態の個人医院が増えてきましたから、思い込みで診療科を決めつけて、実は違う科の診療もしてくれるということに気が付かないと、いつまでも見つからないはずです(笑)

今度からは、もっと目を凝らして検索しようと思います(笑)

患者が多い
朝は、9時開院だったので、少し遅れて10時前に車で行くことにしました。
駐車場があることは、グーグルのストリートビューで調べていたので、徒歩でも行けるのですが、今回は車に。

ところが、駐車場に着いたら満車状態です。
空いているのは、障がい者スペースのみ。
医院なので、そこは開けておくべきだと判断し、診療が終わった人が車を出すまで、駐車場内で待つことにしたのですが、後から入ってきた車2台は、1台は障がい者スペースへ、もう一台は何かしらの設備がある場所の前(おそらく安全性を考慮して駐車禁止にしている場所です)に駐車。

申し訳ないですが、モラルを疑いました。
私は、順番を抜かされてもいいので、駐車しても大丈夫な場所が空くまで待ちました。
まあ、緊急の症状だったわけでもありませんしね。
もっとも、その2人も緊急性を感じませんでしたが(苦笑)

そうやって待っていたら、やっと車が1台出て行ったので、ようやく車を駐車して、いざ受付へ。
と、ロビーに入ったら、患者で待合室の椅子が埋まっています。
これだけの患者がいたら、いつまでも駐車スペースが空かない訳だ、と思いながら受付を済ませて、待つこと約2時間(苦笑)
予約(再診)優先のため、新規の患者である私の順番は、いつまでたってもやってきません。
10時過ぎに受付をして、呼ばれたのは12時過ぎていました(苦笑)

患者が多い理由
ここまで患者が多いのは、皮膚科が午前中だけしか診療をしていないことと、脳神経外科が最近増えてきた「もの忘れ外来」も受け付けていることだと思います。

皮膚科は、大人から子どもまで幅広い年齢層が受診しますが、午前中だけとなると、殺到しても仕方がないですよね。
もの忘れ外来は、認知症の発見や治療を中心に、健忘に関わる脳神経の治療や相談を受け付けてくれるのですが、治療そのものよりも、診断、検査を希望する患者が多いのかもしれません。

心療内科とは違い、まずは脳神経の病気を見つけたり治療したりする診療科なので、認知症を疑っている家族が、違う名目で検査を受けさせ易いのではないでしょうか。
待合ロビーは、ご夫婦や親子で来院している方々が半分以上埋まっていた印象です。
一人で受診に来ている患者は、ほとんどが皮膚科受診で、誰かしらが付き添っていらっしゃる患者は、脳神経外科か皮膚科を受診している様子が伺えました。

そして、おそらく院長先生が地元で有名な総合病院の脳神経外科に所属していたとのことなので、そのころにお世話になった方が治療に来ていることが、患者の多い一番の理由かもしれません。
脳神経外科は、受診先を決めるには少々情報が少ない診療科だと思います。
しかし、地元の総合病院で診療していたとなれば、患者は信頼を置きやすい。
患者が多い一因は、院長先生の人気が一番なのかもしれません。

私の疾患原因はナゾ
患者の多い中、やっと私の診療時間がやってきました。

診療室に入り、まずは私の症状を説明。
夏は症状が出ないことも伝えると、かぶれてめくれた皮膚を少し取って、顕微鏡で確認。
なぜかわからないのですが、足の裏も診せてくれということなので、靴下を脱いで足裏を披露(笑)
おそらく、アレルギーを疑われたのだと思うのですが、取った皮膚片も結局はアレルギーによるものではないとのこと。
ただ、私のように原因不明のかぶれは、結構多いようです。
ストレスや体調不良が原因だったりもするらしく、現在の体調も聞かれましたが、仕事をやめてから体調は絶好調です(笑)

結局、二の腕がかぶれた原因はわからないので、軽いステロイド系の塗り薬と、念のためアレルギー症状に効く飲み薬を処方されました。
さて、これで症状が改善されたらいいのですが。

次回は、2週間後に受診予定です。

待合室のこぼれ話
2時間も待っていると、いろいろな光景が目に入ってきます。

少し気になったのが、患者と付き添いでベンチが埋まると、後から来る患者が立ったまま待つことになるのですが、あまり広い待合ロビーではないため、どうしても立っている人が他の人の通行を妨げてしまう場面があります。
そのとき、気が付いて避けてくれるのは、ある程度大人の方です。
ところが、スマホの画面に夢中になっている、見た目が20代くらいの人は、人が歩いてくる気配を感じないのか、それとも敢えて無視していいという感覚なのか、避けようとするしぐさすらしません。

こういうときに「最近の若い人は」といういい方はしたくはないのですが、スマホに夢中になっているのは、見た目が20代の人ばかり。
たまたまだったのかもしれませんが、スマホに夢中になってもいいから、その分ほかの神経も研ぎ澄ましてくれよ、と思いました。

まあ、スマホに夢中になっていなくても、障がい者スペースに車を止めたり、駐車してはいけないところへ駐車したりするのは、かなり分別が付いるはずの、完璧な大人がするんですけどね(苦笑)
そして、そんな輩が気になってしまうのは、私が歳をとったからなのかもしれないな、と思う日でした(笑)


さて、最近は朝夕が冷える気候になってきました。
今は皮膚科だけで済んでいますが、年齢的には身体のあちこちに不具合が出てくるころです。
なるべく、病院に行かずに済むよう、気を付けて暮らしていかなければ、と思う秋の夜長です(笑)