マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

動画から刺激を受けて不要品処分Day

2019-11-18 | 終活(モノの整理、心の整理、社会的整理)
最近、片付け、整理整頓、モノを処分する様子が発信されている動画を、YouTubeで探しながら視聴しています。
ブログやネット記事の文字を読むことも、結構参考にはなりますが、イマジネーションの及ばない部分があったりします。
それに比べて、動画は見たままを参考にすればいいので、片付けや処分に行き詰ったときは、文章よりも動画を見て、どこで行き詰っているのかを確認している次第です。

検索ワードは「シンプルライフ」「ミニマリスト」「片付け」
私自身は、シンプルライフもミニマリストも目指してはいないのですが、最終的にはミニマリストに近い状態でシンプルに暮らすことを、人生の最終形にしたいと思っています。

ただ、今の自分が片付けやモノの処分をしようと思ったときに、ピンポイントなキーワードだと引っかかってこないことが多いので、検索する際は「シンプルライフ」「ミニマリスト」「片付け」の3語を入力しています。

そういえば、私がモノの処分に着手した当初は、この3語のうち「片付け」くらいしか思いつかなかったので、検索するのが大変だった思い出が(笑)
というより「シンプルライフ」や「ミニマリスト」という言葉自体、知らなかったし、もしかしたらなかったのかも?
この2語は、ほんとここ15年くらいで、急にメジャーになったような気がしています。

さて、この3語で検索すると「シンプルライフ」「ミニマリスト」の場合、それぞれを自称していたりコミュニティを持っていたりする方々の動画がヒットします。
同じ方のチャンネルがヒットする場合もあるし、全く別の方が現れる場合もあり、微妙な立場の違いが見て取れます。

対して「片付け」で検索すると、引っ越し業者や便利屋の動画がヒットしがちです。
もちろん、このキーワードで、ミニマリストの方とシンプルライフを送っている方も出ては来るのですが、圧倒的に引っ越しや遺品整理や汚部屋の片付け動画が、上位に出てくるイメージです。

動画を見て原点を思い出す
私が最終的に着地したいのは、必要最小限のモノで暮らし、旅立った後の後始末をしてくれる人に面倒をかけないよう、準備しておくことです。
そのスタート地点が、モノの処分です。

処分する基準は、いたって簡単で

「不要なモノはすべて処分」

なのですが、実際不要なモノでも、自分が好きなモノは処分せずにそのままにしています。
これらの“不要だけど好きなモノ”は、自分の人生の節目を想定して、その時期が来るまでに処分しようと決めています。
また、時期に到達していなくても、自分の気持ちが薄れたり、その役目が終わったと判断したり、その好きなモノが邪魔に感じたりしたら、その際はさっさと処分するつもりです。

【言葉の補足】
 ※ 気持ちが薄れる=執着や興味が薄れたとき
 ※ 役目が終わった=使い込んで消耗したり、十分に自分の心を満たしてくれた
 ※ 邪魔に感じる=好きだったはずだが、それがあると負の感情が出るようになってきた

最近、いろいろ処分したにも関わらず、自室が雑然としたイメージから抜け出せないので、原因を探ってみようと思いましたが、まずは片付けやモノを処分する際の心がけと原点を思い出そうとしたのが、動画を視聴するきっかけです。

テンションが上がる動画
気持ちいいくらい、モノを処分していく動画は、引っ越し系、遺品整理系、汚部屋片付け系です。

とにかく、あきらかなごみを始めとして、部屋や家の中にあるモノを次から次へ処分していく様子を見ていると、自分の部屋も同じようにして、空っぽにしたい衝動に駆られます(笑)
もっとも、空っぽにしたら少し不便なので、自分のライフスタイルに必要な家具は残したいですけれど(苦笑)

これらの動画は、部屋や家の中のモノを外に持ち出すことや処分が前提になっているので、行動に躊躇がありません。
持ち主の思い出や、大切なモノは、あらかじめリサーチした上で行動していることも、作業が滞りなく進む理由でしょう。
依頼を受けた業者の方は、赤の他人が所有しているモノに、執着もなければ思い出もありませんから、処分してくれと頼まれたら、それはすべて“単なるごみ”ですからね。
すべきことは、たった一つです。

ただ、思いもよらぬトラブルは常に発生します。
得体のしれないモノが出てきたときに分別の判断がつかなかったり、割と危険な状態で放置されているモノがあったり、都度対処しなければいけないイレギュラーな案件が出てくると、作業の手が止まってしまいます。

そこも含めて、自分が作業する際の参考になりそうなので、割と真剣に見入ってしまいます。
とはいえ、家まるごと、部屋まるごとの片付けなので、全部を参考にするわけにはいきません。
私は、まだこの部屋(家)に住み続ける予定ですから(笑)

心がけとモノに対する姿勢を再確認できる動画
シンプルライフを実行している方や、ミニマリストの方が発信している動画は、テクニックよりも心の持ちよう、心がけ、モノに対する認識や姿勢を、改めて自分の中に落とし込むことができます。

中には、気持ちよくモノを処分していく動画もありますが、基本的には、片付けや整理整頓、モノを処分するときに、内側に湧く問題点を、納得できる言葉や事例を使って、解決の糸口を提案してくれます。
特に、モノを処分する際の迷いの原因(執着、思い出、価値観、手に入れた経緯など)を、うまく消化するように促してくれる動画は、心の救世主になったりしています。

自分はサクサクと処分しているつもりでも、作業を続けていくうちに、判断力と処分している理由を見失っていきます。
頭の中が疲労状態になり、自分が設定した基準がわからなくなってくるのですね。
そういうとき、私は作業をやめて、続きは翌日以降にします。
ときには、1ヶ月くらい先になってしまう場合もありますが、再開は1週間以内にするように心がけています。

この1週間くらいの間に、ふと処分するモノが頭に思い浮かぶときがあります。
そのときは、作業はしなくとも、思い浮かんだモノを手に取り、ごみ箱へ入れたり、分別ごみの準備をします。
一つのモノをきっかけに、アレもコレも、と他に処分したいモノが出てくる場合は、そのまま処分作業を再開します。

ところが、何日経っても処分するモノが浮かんでこなかったり、いざ処分作業再開をしても、新たな気持ちで不要品を探すことができない場合があります。
まさに、ここ最近はこの状態。
部屋は雑然としているのに、処分するモノがわからない。
処分の仕方、整理整頓の方法はわかっているのに、スッキリした印象にならない部屋。

これは、私が気付かないでいるモノが、役割を終えていたり、気持ちが薄れている可能性があるのですが、それを探し出す心の眼が弱っているのだと思うのです。
その弱った心の眼に、力を与えてくれるのが、シンプルライフやミニマリストの動画です。

文章だと、自分が読むという作業で終了してしまいますが、動画は姿や動作を見て、声を聴き、ときには字幕を読み、いろんな感覚を刺激してくれる分、自分の中に入りやすいので、見聞きしたことを自分の行動に反映しやすいです。

自分への落とし込みが完了したので
動画を見たおかげで、部屋にくすぶっていた不要品の処分に着手することができました。
用意した家庭ごみ袋の一番大きいサイズへ、不要品をポンポンと入れていきました。
今回は、この袋1杯分出したら終了です。

作業が滞るので、処分したモノのリストは作っていません。
今、ざっと思い出せる範囲で、処分したモノと処分する理由を記しておきます。

まずは、衣服。

【ポンチョ】
重たいし、裾がひらひらしすぎて動きにくいので処分。今年のアウターは、カシミヤコートと裏ボアパーカーで過ごします。

【夏のブラウス】
胸のあたりで切り替えしているデザインで2~3回着たのですが、改めて着てみたらに合わないので処分。これはなくても困らないアイテムなので、買いなおしは不要。

【Tシャツ】
部屋着にしていたのですが、もともと枚数が多いような気がしていたので、1枚処分。これも、買いなおしは不要。

【マフラー】
似たようなデザインが2本あるので、1本処分。

次に、趣味のモノ
【小さなクマのぬいぐるみ】
とあるチャリティーコンサートで購入しました。支払った金額が、そのまま寄付に回される仕組みです。クマのぬいぐるみの役目は、寄付金が集まった段階で終わっているはずですが、かわいかったので、ずっと持っていました。
もう、十分私の心を満たしたし、部屋からいなくなっても平気そうなので、処分。

【缶バッジ】
イベントやスポーツの試合会場で、無料で配られる缶バッジを処分。
なんとなく、トートバッグに付けていたのですが、うるさく感じるようになりました。

【キャラクターグッズ】
集めていたキャラクターグッズの中で、もう気持ちが薄れてしまったモノと、活用しつくしたモノを処分。
私は、実用的なグッズは積極的に使う派ですが、もう十分使ったと思ったら、処分します。

【ポスター】
好きなアーティストのポスターを2枚、処分。目の保養は、もう十分しております(笑)

次は、雑貨全般。
【フリースブランケット】
2枚あるので、1枚処分。買いなおしは、不要。

【トートバッグ】
比較的手を出しやすいブランドのトートバッグです。質がいいので、使いたくて持っていたのですが、とうとう使うシチュエーションが来なかったので、処分。

【録画用DVD】
以前、ハードに録画した番組をダビングするつもりで、大量パックを購入していたのですが、もう円盤にダビングすることをやめることにしたので、数枚残して処分...したものの、今になって全部要らないな、と思ったので、全部捨てます(笑)

【ドライブ用に集めた冊子】
以前、よく行く場所に関連する冊子(フリーペーパー)を保管して、再度訪れるときの参考にしていたのですが、今はスマホでだいたいカバーできるし、現地では常にアップデートされた冊子が配付されているので、処分。

【画鋲】
壁にディスプレイするモノを、今後増やさないことにしたので、数個残して処分。

【エコバッグ】
小さく丸められる、ナイロン製のエコバッグ。貰い物でしたがデザインが好きだったので、ずっと使っていましたが、もうヘタってきたので、処分。

【ハサミ】
母の不要品を処分している際に、未使用のハサミを見つけていました。自分が使っているハサミと入れ替えようと思ったのですが、切れ味が悪かったので、処分。

【両面テープ】
これも、母の不要品を処分している最中に見つかったモノ。父が買い置きしていたモノですが、経年による粘着力の劣化が懸念されたので、全部処分。

【荷物を固定するゴムロープ】
自転車やバイク、キャリーなどに荷物を固定するためのゴムロープ。ずっと下駄箱の中に入っていましたが、よく考えたら使うシチュエーションが来ないから、処分です(笑)

【ハンカチやナフキンの類】
ノベルティとサイズが気に入らなかったモノを、処分。まだ十分足りているので、買いなおしは不要。

次は、番外編。
【ポイントカード】
Tポイントカードとヤマダ電機のポイントカードを処分。どっちも溜まらないんですよ(苦笑)特にヤマダ電機は、家電品はめったに買わないし、雑貨や食品は近所のスーパーで買うので、ポイントカードを作った意味が分かりません(苦笑)

【食器やキッチングッズ】
マグカップ 1個、保存容器 2個、大きめの汁椀 1個、小さい器 2個。間引きです。

他にも、いろいろ処分して、ごみ袋いっぱいになりました。

まだ雑然としている
ごみ袋1個分、不要品を出しても、まったくすっきりした感じが出ない部屋(苦笑)
おそらくなのですが、部屋に足を踏み入れたときに、目に入ってくる情報量が多いのだと思います。

現在、壁にディスプレイされてるモノに関しては、まだまだ処分出来るモノが盛りだくさん。
まだ、飾っておきたいモノもあれば、もうそろそろ外していいのでは?と思えるモノもあり、壁の空白部分とディスプレイの割合バランスが悪いのだろうな、というのは、今感じています。
ポスター2枚剥がした程度では、まだまだのようです(笑)

また、すぐに出したいモノは見える場所に置いているため、それが目に入ってきて、うるさく感じるのかもしれません。
時短、手抜き、効率化を考えると、どうしても外に出しておきたいモノが存在してしまうのですよね。
この辺りが、自分で葛藤する部分なのです。
時短、手抜き、効率化を選ぶか、見た目のすっきり感を選ぶか。
見た目のすっきり感を選ぶと、どうしても見えない場所へ収納する必要がありますから、すぐに手に取りたいときに、ワンアクション増えてしまい、それが面倒に感じてしまいます。
私の中で、その感情が歩み寄ってくれたらいいのですが(苦笑)


今回は、少し気合を入れて、不要品を処分しました。
まだ、処分したいものはかなり残っていますが、一度に出してしまうと身体がもたないので、これからも少しずつ、不要品を処分していくことにします。
また、行き詰ったら、動画を見てやる気を出そうと思います。
動画をアップしてくださっている方々には、本当に感謝しています。