AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

DAMEDETH

2014-06-16 03:53:00 | 音楽・ライヴ
さてさて、
件のビートステーションでのコピバンイヴェントは何とか終了。

それぞれの出演バンドはスタイルこそ異なれど、オレにとっては聴きなじみのある曲をやってくれたりしていたので、イイ感じで楽しめた。

まァ、
オレらのバンドに関しては、聴きなじみのある人間はごく少数だったのは容易に予測できたが(笑)。

オレはDAMEDETHというバンド名で、MEGADETHのコピバンで出演。
以前にも記述した様に、NOUMENONのメンバーである紙屋氏に、ライヴに慣れてもらうという事と、個人的にいい加減ライヴをやりたいという欲求が都合よく合致した内容だったので、ライヴに参加した次第。

ベースは今回、益田氏に請け負ってもらった。
かなり前より交流のあった人だが、今回この形で初めて一緒に演奏をする事になるとは思いもよらなかった。
しかも、益田氏にとっては初のスラッシュメタル演奏(笑)。

周囲の人から(まァオレもそう思ったが)「大丈夫なの?」と言われていたが、前日の練習では全く問題なし。
スピードはともかく、即興に対応できる演奏能力はやはり流石だと言えた。
音出さなくても、ベース抱えて立っててもらえりゃ良いみたいに思っていたが、正直、彼のベースがあってくれたから、ホントにバンド然としたアンサンブルを作り上げられたと感じている。

感謝しとります。

で、
最も重要な点と言える、紙屋氏のライヴデビューだが、本人はとても楽しめたと、余韻に浸りまくっていた(笑)。
それと同時に、自分の演奏の甘さも気にかけており、早くスタジオに入って、その部分を解消できるようにしたいと、改めて意欲を見せていた。

この時点で、彼は演奏者として確実にステップアップしたと断言できる。
基より、紙屋氏はバンドマンとしてやっていく上での真剣みを持ち合わせている人物なので、そこを更に伸ばすには、ライヴをする他ない。

100回スタジオに入って練習しようと、1回のライヴ経験に勝るものは無い。
本当に自らを音楽と共に見せるのはそこしかないし、「まだいけるはずだ!」と自らをより駆り立てられる、大きな刺激を得られるのもライヴという場所しかない。
自分と他者を見つめるという点に於いても、無意識的にでも得られる情報はかなり大きい。

今回はコピバンだったので、変に真剣度合を高める必要のない状況ではあったが、それでもライヴはライヴ。
当然、オレも自分の演奏の甘さは指摘して然るべきものだ。
外側からすれば些細な事かもしれないが、個人レヴェルでは酷いものだと感じてしまう。
そこを改善できる様な練習を、今後はやっていく必要がある。

とは言っても、
最早自分たちにはどうしようもないミスってのも起こる時はある。

今回、出る順番の事情で、演奏開始前は幕が閉じている為、SEを設けたワケだが、そこでまさかの選曲違い。
11曲目をかけてほしいと言ったのが、本番では1曲目がかかるという事態に(苦笑)。

「おいおい、「SILENT SCORN」は本家がエンドロールで使うやつだぞ!」とも思いながら、いちいち止めてもらってかけ直すのもカッコがつかないんで、それで始めるしかなくなったワケだ。

まァ、こーいったハプニングもある程度笑って済ませれる点も、このバンドの利点でもある。
終わりから始まるってのは、MEGADETHの事を知っている人間からしたら、面白い流れにはなったんじゃなかろうかと思うんだがね。

あとは、お客さんの数にも救われた感はあった。
ぶっちゃけ、どれくらい人が観ているかなんてのは気にかけちゃいなかったし、どのみちオレらがやる時には少なくなるのは目に見えていると思い込んでいたが、意外にも中々の人数が観てくれたのには驚いたし、同時にやる気に火が付き始める様にもなった。

やはりライヴは楽しい。
好悪は分かれるが、あの舞台で演奏をするというのは、何ものにも代え難い恍惚感を得られる。

その為に、何はなくとも練習をするというのは当然の事である。
少なくとも、オレはライヴを前提として考えるので、スタジオの場はそこに至るまでの実験場という風にも捉えている。

たま~に、何処かで条件が合えば、このDAMEDETH、この面子でやるのも悪くないかもねェ。

変に悪名が広まらなければ良いが(笑)。

2014.6/15 Beat Station
-Set List-
1.WAKE UP DEAD
2.CROWN OF WORMS
3.SHE-WOLF
4.SWEATING BULLETS
5.VICTORY
6.HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE
7.RAINING BLOOD(SLAYER Cover)feat.益田