この間、DRAGONLORDの3rd『DOMINION』を購入した。
DRAGONLORDは、TESTAMENTのギターであるエリック・ピーターソンがやっているシンフォニックブラックメタルで、実は来日公演もしてたりする。
現在TESTAMENTはかなり活発な活動をしているので、正直当初からサイドプロジェクト色は強かったものの、現状考えるともう自然消滅したのかな、と思っていたが、ここにきてリリース。
実に、前作から13年振りである。
前作からの数え年ってのは、オレの中で即座に出てきた。
2nd『BLACK WINGS OF DESTINY』がリリースされたのが、2005年。
この年、いやこの年から2010年にかけて、オレにとっては第二の影響源となるバンドや、第一影響源となるバンドの充実作が出て来ていた。
特に2005年は個人的に重要となる年だった。
1990年代中盤~終盤にかけては、ヘヴィメタルが所謂ダサい音楽と見なされ(特に、曲に配されるギターソロの存在)、メタルという音楽に関しては、メインストリームに於いては違った呼称を用いられる事を余儀なくされていた。
正直、くだらねェ時期ではあったと思う。
ソレに関しては、1970年代にハードロックがダサい音楽と見なされ、パンクがロックミュージックに於ける新たな活性剤となると吹聴されたのと同様の気がする。
まァ、ロック史に於けるMETALという単語は、音楽形態的にも強力な呼称であるのは間違いないようで、アメリカではあれだけダサいと扱っていたメタルに対して、新しい呼称として「メタルコア」という称号でもって新しいシーンのマーケットを作り出し始めた時期も大体この辺りの年からだったな(苦笑)。
結果メタル(具体的に言えば、台頭してきたバンドを指してメロディック・デスメタル)じゃん、と突っ込み入れたやつは、オレだけじゃない筈。
話が少し逸れたが、
欧州では2000年に入ってきてから、HR/HMが再び盛り上がりを見せ始めてきて、特に日本ではメロディック・パワー/スピードメタル系列が異様なほどに持て囃された時代でもあった。
その火種が爆発したのが、2005年前後だったと記憶している。
だから先のDRAGONLORDも、オレにとってはその中で聴いていた思い出のバンドの一つだったので、ハッキリと覚えていた。
一番大きかったのは、当時オレの中で最大級の影響になっていたNEVERMOREが、『THIS GODLESS ENDEAVOR』をリリースした事。
2003年に、『ENEMIES OF REALITY』をリリースした際にこのバンドは凄いというのを再確認させられた後に、バンド史上最高傑作を出してきたのだから、この2005年が記憶に強く刻み込まれるのは当然だ。
そこから2010年にかけては、自分にとってメタルの掘り下げ絶頂期だったと考えている。
あれから8年。2005年から数えれば13年経つ。
正直、自分が音楽活動をしていくにあたって、影響を新たに受ける様なバンドはもう現れないと思っている。刺激を受ける存在は居るが、個人的に新しいなと感じさせるものは、この数年出てきてない。
だからこそ、自分がやっている音楽に関してもしっかり考慮しなければいけない齢でもある。
好きな音楽をやるにしても、自分達がやる意味を示す上で、他と違う雰囲気(グルーヴと言っても良い)を作り出せてなければいけない。
たとえメタルという音楽形態の括りからすれば、そこに当て嵌まるものに過ぎなかったとしても、このバンドじゃないと出せない、見せれないものというのはハッキリ提示していく必要がある。
なればこそ、
自分にとって、その当時の影響源をそろそろ振り返っても良い頃合いだとも思える。
あの時の様々なバンドを聴いて火の付いた勢いを、今一度持ち込んでいけるようにしたいモンだ。
DRAGONLORDは、TESTAMENTのギターであるエリック・ピーターソンがやっているシンフォニックブラックメタルで、実は来日公演もしてたりする。
現在TESTAMENTはかなり活発な活動をしているので、正直当初からサイドプロジェクト色は強かったものの、現状考えるともう自然消滅したのかな、と思っていたが、ここにきてリリース。
実に、前作から13年振りである。
前作からの数え年ってのは、オレの中で即座に出てきた。
2nd『BLACK WINGS OF DESTINY』がリリースされたのが、2005年。
この年、いやこの年から2010年にかけて、オレにとっては第二の影響源となるバンドや、第一影響源となるバンドの充実作が出て来ていた。
特に2005年は個人的に重要となる年だった。
1990年代中盤~終盤にかけては、ヘヴィメタルが所謂ダサい音楽と見なされ(特に、曲に配されるギターソロの存在)、メタルという音楽に関しては、メインストリームに於いては違った呼称を用いられる事を余儀なくされていた。
正直、くだらねェ時期ではあったと思う。
ソレに関しては、1970年代にハードロックがダサい音楽と見なされ、パンクがロックミュージックに於ける新たな活性剤となると吹聴されたのと同様の気がする。
まァ、ロック史に於けるMETALという単語は、音楽形態的にも強力な呼称であるのは間違いないようで、アメリカではあれだけダサいと扱っていたメタルに対して、新しい呼称として「メタルコア」という称号でもって新しいシーンのマーケットを作り出し始めた時期も大体この辺りの年からだったな(苦笑)。
結果メタル(具体的に言えば、台頭してきたバンドを指してメロディック・デスメタル)じゃん、と突っ込み入れたやつは、オレだけじゃない筈。
話が少し逸れたが、
欧州では2000年に入ってきてから、HR/HMが再び盛り上がりを見せ始めてきて、特に日本ではメロディック・パワー/スピードメタル系列が異様なほどに持て囃された時代でもあった。
その火種が爆発したのが、2005年前後だったと記憶している。
だから先のDRAGONLORDも、オレにとってはその中で聴いていた思い出のバンドの一つだったので、ハッキリと覚えていた。
一番大きかったのは、当時オレの中で最大級の影響になっていたNEVERMOREが、『THIS GODLESS ENDEAVOR』をリリースした事。
2003年に、『ENEMIES OF REALITY』をリリースした際にこのバンドは凄いというのを再確認させられた後に、バンド史上最高傑作を出してきたのだから、この2005年が記憶に強く刻み込まれるのは当然だ。
そこから2010年にかけては、自分にとってメタルの掘り下げ絶頂期だったと考えている。
あれから8年。2005年から数えれば13年経つ。
正直、自分が音楽活動をしていくにあたって、影響を新たに受ける様なバンドはもう現れないと思っている。刺激を受ける存在は居るが、個人的に新しいなと感じさせるものは、この数年出てきてない。
だからこそ、自分がやっている音楽に関してもしっかり考慮しなければいけない齢でもある。
好きな音楽をやるにしても、自分達がやる意味を示す上で、他と違う雰囲気(グルーヴと言っても良い)を作り出せてなければいけない。
たとえメタルという音楽形態の括りからすれば、そこに当て嵌まるものに過ぎなかったとしても、このバンドじゃないと出せない、見せれないものというのはハッキリ提示していく必要がある。
なればこそ、
自分にとって、その当時の影響源をそろそろ振り返っても良い頃合いだとも思える。
あの時の様々なバンドを聴いて火の付いた勢いを、今一度持ち込んでいけるようにしたいモンだ。