一昨日、昨日と、漫画/アニメ界で大きな訃報が続くね。
先ず、鳥山 明。
ビックリしたよ。確かにもう70近い齢ではあったものの、そんな直ぐに亡くなると思ってもいなかった。
ソレは本人もそうだった筈で、これからの活動がまだまだあったと聞く。
所謂、漫画というサブカルチャーを完全定着させた世代の代表という点に於いては誰も否定しないだろう。
キャラクターデザインに関して、世に生み出したものの影響ってのは計り知れないと思うよ。
モンスターのスライムと聞いて、ドラゴンクエストのアレを思い浮かべる人って相当多いんじゃないかと思うんだが、アレをデザインしたのが鳥山 明その人だからね。
あと、ちびまる子ちゃんのまる子の声をしていたTARAKO。
ヴェテランの声優/役者になるほど、その役を演じている役者そのものが透けて見える様な感覚がでてくるワケだが、この人も当然その一人だった。
まる子=TARAKOと言っても過言じゃないほど、キャラクターが固着していた。
寝耳に水だね。
自分がガキの頃からアニメでやっていたタイトルで、それらは永遠に続くんじゃないかと思わせる程、今でも続いてきてるから、作者の存在をふと忘れてしまったりする。
そう、あの国民的マダムの様に。
なんでだよ、と思うだろうな。
上げるのが遅くなってしまったが、昨日は3月9日でミクの日という事で、コレを描き上げてた。
その中での訃報。
逝去した2人にちなんだものを描いても良いだろうが、正直なところ、オレにはその気は起こらない。
描く事でその時流には乗れるが、そこまでして他者の目を意識してする必要はないと、感じている。
勿論、ご冥福をお祈りする。
でも、絵で描いて表す事が最上というワケではない。
思い出をありがとう。
安らかに。