昨日は水田組雷舞Vol.7に、DAMEDETHとして出演。
ライヴやろう、と主催者の水田氏と約束したのが3ヶ月以上前。あの時には既にチューヤオンライン福岡がなくなる事を、店に携わる人間には既に知らされていた時期だったな。
当時はまだ公表前で、外部への通達は極力避けるように言われていたが、なればこそ滅多に来れないけれども長い付き合いで信頼関係を築いてきた人たちには知らせておくべきところもある。
今回のライヴは、水田氏とそーいう関係上で前もって約束した、オレにとってはある意味大事なライヴでもあった。
まァ、あとは要望として、オレがブラストビートやってるところをまた見たいというのが出たので、オリジナル曲を仕上げる口実にもなったしね(MEGADETHの曲には、ブラストビートを使う曲は無いからね)。
出演バンドは、ドラマーは蓋を開けてみれば顔知りばっかりという面子に。
その中でも驚きだったのは、GG POPというバンドのドラマーが、ロックイン博多時代に直属の先輩にあたる人であったという事。
今回代役でたまたま引き受ける事になったようで、ロックインのドラム担当者同士がここにきて対バンするという巡り合わせ。
しかもこの人、ロックインが無くなった後、どーいった活動しているかが全くわからなかったので、久しぶりに会えたのは純粋に嬉しかったね。
もう一つ、HEART BEATの魔王ことジェイソン氏が、病気から復帰後初の演奏をこの日のイヴェントで披露したという事。
「体重軽くなったからパワー落ちとらんかいな?」と、リハーサル終わってから訊いてきていたが、全く変わらず(笑)。寧ろ、本番(案の定)ムキになって叩きまくっていたので、後半は超重量級ドラミングが炸裂していた。
ジェイソン氏の様に、キックが完全に軸になっている人のプレイは、後ノリの傾向にあって、そうであるからこそ気持ちが良いグルーヴと、確かなリズムをバンドに提供できる。
バンドの形態によりけりだが、少なくとも、音数を抑え曲の構築性を重視した所謂ブルーズ直系のハードロックには、そーいったドラマーが居るのは実に心強い。
音はデカイが、ドラムに対して的確なヒッティングを心得ているので、うるさくないのだ。
この「音がデカイ」のと「うるさい」というのは、きっちり区別されるべき使われ方。
バンドをやっている上で、この2つの語彙に含まれる意味は全く違うものだ。
“全体の流れを把握し、自身もその流れの一つとして奏でている”という認識が持てているからこそ、余裕をもって鳴りに力が籠められるのが「音がデカイ」タイプであって、“担当している楽器だけをただ演奏し、曲に於ける流れ/雰囲気を読解せずにいたずらに大音量で出す”のが「うるさい」タイプ。
双方大音量であったとしても、芯を捉えたダイナミズムの繰り出し方には、雲泥の差が出てきてしまう。
どの楽器にも言えるケド、特にバンド形態であるなら、ドラムのその役割は実に大きい。
ある意味、このライヴではその点も思い知らされる内容だったと思う。
観に来ている人にとっては、バンドにおける音量と明確さ。
演奏者にとっては、自分の演奏の流れをいかに安心して乗らせてくれるか。
ドラムは、前方の演者の引き立て役である。
それ故に、前方への引き立てに徹すれば徹するほど、バンドの中での重要性が増してくる。
基盤/骨格となる。やはり重心の低い楽器だな、と思う(笑)。
その質感、音量感に魅力を感じ取れるのは、今のオレにとっては代えがたい喜びとも言えるケドね。
打ち上げ終わった後で、完全撤収されたHEART BEATの中でジェイソン氏と(いつもの事ながら)2人だけでしばしドラム談義したのも楽しかったね。
今年のライヴはコレが最後になったが、ドラムの機材話の流れから、来年早々に催されるイヴェントに参加しようと思う。
まぁその前に、オレ個人の動きがどうなるか・・・ってところもあるがね。
バンド活動中心の生き方は変えるつもりは無い。
2016.12/23 @HEART BEAT
~DAMEDETH Set List~
1.WASHINGTON IS NEXT!
2.DREAD AND THE FUGITIVE MIND
3.HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE
4.SILENT BLAZE(by WRECKON)
5.RAVE(N) (by WRECKON)
ライヴやろう、と主催者の水田氏と約束したのが3ヶ月以上前。あの時には既にチューヤオンライン福岡がなくなる事を、店に携わる人間には既に知らされていた時期だったな。
当時はまだ公表前で、外部への通達は極力避けるように言われていたが、なればこそ滅多に来れないけれども長い付き合いで信頼関係を築いてきた人たちには知らせておくべきところもある。
今回のライヴは、水田氏とそーいう関係上で前もって約束した、オレにとってはある意味大事なライヴでもあった。
まァ、あとは要望として、オレがブラストビートやってるところをまた見たいというのが出たので、オリジナル曲を仕上げる口実にもなったしね(MEGADETHの曲には、ブラストビートを使う曲は無いからね)。
出演バンドは、ドラマーは蓋を開けてみれば顔知りばっかりという面子に。
その中でも驚きだったのは、GG POPというバンドのドラマーが、ロックイン博多時代に直属の先輩にあたる人であったという事。
今回代役でたまたま引き受ける事になったようで、ロックインのドラム担当者同士がここにきて対バンするという巡り合わせ。
しかもこの人、ロックインが無くなった後、どーいった活動しているかが全くわからなかったので、久しぶりに会えたのは純粋に嬉しかったね。
もう一つ、HEART BEATの魔王ことジェイソン氏が、病気から復帰後初の演奏をこの日のイヴェントで披露したという事。
「体重軽くなったからパワー落ちとらんかいな?」と、リハーサル終わってから訊いてきていたが、全く変わらず(笑)。寧ろ、本番(案の定)ムキになって叩きまくっていたので、後半は超重量級ドラミングが炸裂していた。
ジェイソン氏の様に、キックが完全に軸になっている人のプレイは、後ノリの傾向にあって、そうであるからこそ気持ちが良いグルーヴと、確かなリズムをバンドに提供できる。
バンドの形態によりけりだが、少なくとも、音数を抑え曲の構築性を重視した所謂ブルーズ直系のハードロックには、そーいったドラマーが居るのは実に心強い。
音はデカイが、ドラムに対して的確なヒッティングを心得ているので、うるさくないのだ。
この「音がデカイ」のと「うるさい」というのは、きっちり区別されるべき使われ方。
バンドをやっている上で、この2つの語彙に含まれる意味は全く違うものだ。
“全体の流れを把握し、自身もその流れの一つとして奏でている”という認識が持てているからこそ、余裕をもって鳴りに力が籠められるのが「音がデカイ」タイプであって、“担当している楽器だけをただ演奏し、曲に於ける流れ/雰囲気を読解せずにいたずらに大音量で出す”のが「うるさい」タイプ。
双方大音量であったとしても、芯を捉えたダイナミズムの繰り出し方には、雲泥の差が出てきてしまう。
どの楽器にも言えるケド、特にバンド形態であるなら、ドラムのその役割は実に大きい。
ある意味、このライヴではその点も思い知らされる内容だったと思う。
観に来ている人にとっては、バンドにおける音量と明確さ。
演奏者にとっては、自分の演奏の流れをいかに安心して乗らせてくれるか。
ドラムは、前方の演者の引き立て役である。
それ故に、前方への引き立てに徹すれば徹するほど、バンドの中での重要性が増してくる。
基盤/骨格となる。やはり重心の低い楽器だな、と思う(笑)。
その質感、音量感に魅力を感じ取れるのは、今のオレにとっては代えがたい喜びとも言えるケドね。
打ち上げ終わった後で、完全撤収されたHEART BEATの中でジェイソン氏と(いつもの事ながら)2人だけでしばしドラム談義したのも楽しかったね。
今年のライヴはコレが最後になったが、ドラムの機材話の流れから、来年早々に催されるイヴェントに参加しようと思う。
まぁその前に、オレ個人の動きがどうなるか・・・ってところもあるがね。
バンド活動中心の生き方は変えるつもりは無い。
2016.12/23 @HEART BEAT
~DAMEDETH Set List~
1.WASHINGTON IS NEXT!
2.DREAD AND THE FUGITIVE MIND
3.HOLY WARS...THE PUNISHMENT DUE
4.SILENT BLAZE(by WRECKON)
5.RAVE(N) (by WRECKON)