天気の良いある日、気まぐれで、近所の高校の敷地周りをぐるりと一周散歩してみた。
歩いていると、道路の所々に何だか茶色い斑点のようなものがある。
そうか、みんな考えることは同じで、ここは犬の散歩コースになっているのだ。だから、フンをしたままにせず、ちゃんと後始末したまでは良いのだが、その跡が地面に残っているのだ。つまり茶色い斑点は犬のフンの痕跡なのだ。
明るいときに来て良かった。暗い時間に来ていたら間違いなく踏んでいただろう。そうすれば、フン「本体」を取り去った跡とはいえ、自分の靴の裏に茶色いモノが付いたかもしれない。
ひどいのになると、たまに、散歩が面倒で、そのまま犬だけ放して、フンがそのままというのも見かける。
犬のフンをふんでフンガイするところだった。