私が幼い頃は、好き嫌いは言えない家庭が多かった!学校でも大抵の生徒が、好き嫌いを言えない様子でした。
私の場合は、母の関係で好き嫌いを自分で言えば許された!学校で特に、言われたことも無かったし、ミルクも飲むことが殆ど無かった。
基本的に菜食主義の母だったからだろうか?兎も角、私の好き嫌いの激しさは常人ではなかった。
30歳で結婚するまで肉も刺身も食べなかった。野菜もキャベツ、白菜が大半で、カボチャやほうれん草に人参は時たま、食べる程度でした。
魚はさんまや鯵の白身だけ、目出度い時の鯛も勿論、白身だけでした。
後、野菜は匂いやアクの強い物は全く食べませんでした。特にキノコ類や山菜類は口にすることはありませんでした。
幼い頃から、こんな好き嫌いの多い子は見たことがない。決して元気に成長出来ないと言われ続けて来ました。
好きなものと言えば、カマボコと味付け海苔、果物は殆どのものが好きでした。
30過ぎて少しずつ、マグロや鯛、ハマチは少々ですが食べるように成りました。
さて、私の健康状態はと言えば、もう直ぐ75歳ですが極めて健康です。この25年、歯医者以外に医者の世話にはなっていません!
人間、それなりに必要な食べ物を食べて居れば、健康は維持出来ます。
食べ物に不自由した時代に、何でも食べさせないと生きられないことから好き嫌いを言わせないのが教育とされて来たのです。
私の母は、好き嫌いを良くないとは決して言いませんでした。色々と栄養を考えて工夫してくれました。
嫌いなものを無理やり食べさせるのは、ある意味、虐めの体質です。
右に習えで、全部食べさせることが優先されるのは、封建的な考えとも言えます。つまり、親や先生の言い成りに成るのが優秀と思わせる教育です。
戦後の70年、逆らわない子、従順な子を優秀として教育をして来て、今が有ります。つまり先生や親にとって手が掛からない子を優秀とする、親や先生にとって都合の良い子です。
先生や親より優秀な子は、ほんの少ししか要らなかったのです。
先生や親にも馬鹿は多いです。こういう先生や親には、優秀な子が扱い辛いのです。
このようにして、日本の子供たちは、馬鹿化されて大人に成りました。
人間、自然と体内に不足している食べ物を欲するように成ります。
何でも食べさせられると、何が不足しているのかを感じられなくなるのです!
増して、給食に出されるものを全部、食べろなんて愚の骨頂です!
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