メディアが得る広告料の大きさから、人間に対する価値観が大きく螺曲げられて来ました。
人間にも物事にも全てに功罪があります。この功罪については価値付けをする側によって大きく異なるのです。
メディアの世界では視聴率が稼げることが最重要で、その人間や番組が及ぼす社会的な影響や弊害などは極めて軽視されて来ました。
例えば政治の世界では、選挙で票を集める能力が最優先されるでしょうが、政治家としての本当の価値は国の為、国民の為に、どれ程の貢献が出来るが重要でしょう!
最近までの政治の世界では、政治家の価値は、この集票率が重要と考えられて来ました。何はともあれ選挙で勝つことが絶対的に重要だったのです。
国民のレベルもあって、テレビやメディアで目立つことが、集票に直結したのです。即ち、功罪の中で功ばかりに民衆の目が向かって来ました。
今回の森騒動でも、一部の功の部分ばかりが注目されて来たのです!ところが、今回の発言で、森の罪の部分が目立って注目されることにより、この功罪について世界も注目し始めた訳です!
過去にも紳助のように、罪に注目が集まってメディア界や芸能界を追放された形に成った人間も居ます。
では、現在のメディア界や芸能界は如何なものでしょうか?私は以前からビート・タケシやダウンタウンの浜田のように、多大な功罪を有する人間に対して厳しく見る必要があると言って来ました。
政治家の中にも罪を大きく抱えた人間が沢山居ます。メディアを通じて、これらの大きな罪を抱える人間が社会に対する影響は、一般の人達が考えるより大きいものです。
メディアを通じて、これらの罪をバラ撒く連中が社会から排除されることが望まれます。戦後の愚連隊が大手を振ってノサバル時代とは違うのです。
アメリカの体質が未だに、正に、あの時代の愚連隊・体質です。世界は既に、新しい時代を迎えようとしています。オリンピックやノーベル賞、芸術賞についても新たな評価をし始めています。
全てを金に結び付けて考える時代ではなくなっています!多大な資金を有する機関や組織が過大に評価される時代が終わろうとしているのです!
この世界的な変化について行けていないのがアメリカであり日本なのです!
人間の、物事の本当の価値とは何なのか?金や経済ばかりにしか目が向かっていなかった戦後ですが、本当に素晴らしいものとは何なのでしょうか?
私には、あの渋野日向子さんの全英女子オープンゴルフや大坂なおみ選手の全米、全豪オープンテニスのような感動にこそ、真の価値を感じるのは私の偏見なのでしょうか?
一部の功だけで目立ってしまえば、多大な評価が得られるメディア界や芸能界の偏った価値観が民衆を堕落させていると、私は感じています。
この人間の価値観の狂いが世界を左右しています!戦争にさえ如何にも大きな価値が有るような勘違いをしてしまうのです。
眼を覚ましましょう!本当に素晴らしいものとは何なのか?