今回は私の先祖の土地の問題ですが、小学校が廃校に成り、その跡地を市が地用しようと考えた時に起きた問題です。
このような名義人が不明であったり、固定資産税が納税されない不動産が日本には山ほどあります。
先々代の曽祖父名義の土地なのですが、その小学校の敷地は個人からの借地であったのです。
30数人の地主だそうですが、78歳の私ですから、その土地の権利として残っている人は100人を超えるでしょう!
この土地について、市側の思惑は寄付したと言う同意を得て、市の所有として跡地を活用したいのです。
本来は、当初に寄付させたのなら名義を替えておくべきだったのです。自分達が放置したままに100年以上が過ぎています。
明治の頃の日本は、不動産についての知識も希薄で、先にどうなるか?なんて考えもせず横着した結果なのです。
こういった問題は、日本には沢山有るのでしょう。
市の言い分は多分、昔の事だから曽祖父の方が寄付されたと推測するので現在、権利を有している人達に今回、了解して欲しいと言うのです。
私に先祖は、大きな地主で、土地が沢山有ったと聞いています。その土地がどうなったのか?不明なのですが、少しは解かってきました。
こういう問題が起きると国や市町村は、どのような動きをすのか? 現在は、今回のように杜撰な対応で、丸く収めようとするのです。
複雑な、権利関係を過去の例などを取り上げて、個人の権利を放棄させる方法を選ぶのです。
私の曽祖父の名義の土地は、約130坪くらいの土地です。3代に渡り、私の代で解決されないと4代になります。
この土地についてはだけでも、100人を超える権利者がいるのです。つまり、30数人の名義人を考えると3000人を超える地権者が居るのでしょう!
当初から、キチンとした処理をして来なかったツケなのです。一つの小学校の敷地の問題です。
国が経済を優先するが為に、複雑にし過ぎた日本です。 果たして、どう処理するのか?見ものです!!