民衆を主人公に仕立ててパフォーマンスを繰り広げる悪意に満ちた似非民主主義の時代が終わろうとしています。
結局、民主主義も権力者達が人民を統治する道具でしかなかったのでしょうか?
如何にも弱い者が団結して社会を変える新しい時代が来たと大歓迎して来ましたが、悪意の秘めた下心で民主主義を変貌させて来た体制側の策略でしかなかったのでしょう!
民衆は、それ程に賢明ではなかったのです。情報やメディアに翻弄され、容易に策略に嵌まって右往左往する現代社会が素晴らしいとは言えません。
政治を司る連中にはエゴが満ち溢れています。選挙で選ばれたからと好き勝手に振る舞い、我欲の追求に熱中する愚かな議員ばかりです。
アメリカやイギリスの政治社会を、ご覧なさい!本心は私利私欲に固まっていて政治は、その欲望を満たす為の道具と化しています。
人民による、人民の為の政治なんて何処に行ってしまったのでしょうか?
特に日本の政治は酷いものです。議員に成れば、ほぼ安泰!大半が胡座を掻いて保身に走るのが議員の商売と成っています。
世界の政治の大半が、この流れの中にあります。民衆が目指した民主主義とは対極の側に位置しています。
自然社会なら自浄作用も働くでしょうが人間社会は、そうは行きません。組織や団体は腐ったミカン箱状態に成るのです。
これが世界の実情です。何処かで躓き、スピードを出し過ぎて崖から転落するまで、正気を取り戻すことが出来ないのでしょう!
世界の何処かに手本と成るような政治が無い為に、世界の政治家達は似非民主政治を見習ってしまうのです。
はっきり言います。世界で最も質が悪いのが日本の政治です。巧みに操られ能天気に浮かれる日本の国民のレベルが問題です。
この日本が優れた国だと思い込まされて有頂天に舞い上がっている日本です。
亡国の道を突き進む典型的存在です。そんな中に在っても当事者の国民には全く、自覚が無いのです。
この事態を認識したのなら、ローマもオスマンも滅亡しなかったでしょうね!