何に価値を感じるかは様々でしょうが、人間には自覚が無いに等しいでしょう。人との価値観の違いを認めることの難しさを皆さんは、感じることが有るのでしょうか?
現在の世界では、欧米や日本のような価値観が先行しているように思いますが果たして、その価値観は人間にとって有意義なものでしょうか?
人間が価値を感じる根拠となる前提に成るものは何なのでしょうか?人間が得た知識なのでしょうか? 幼い頃から吸収する情報なのでしょうか?そうでない場合は、環境から埋め込まれた宗教や習慣から得た認識なのでしょうか?
現在、在る世界の状況から見た場合は、恵まれた環境下に有る人々の認識と、戦乱や貧困、飢餓に苦しむ未開発や途上国の人々の持つ価値観との違いがあります。
世界に拡がった経済中心の社会構造が作り上げた、人間の価値観! 当然のように、金銭や財産の額で価値を決めることに成ります。
このように、人間が持つ価値観の違いが、人の感性を左右するのです。何が良い、悪いではありませんが、この価値観の違いが人間を大きく支配するのです。この苦悩によって人間は物事の判断基準を左右されるのです!
この考え方の両極端を比べると、その違いが如何に大きなものなのか?を思い知らされます。今のアメリカや日本と中東やアフリカの人達との違いが際立って見えるでしょう!
資本主義と共産主義の違いや民主主義や自由と言った思想や宗教の問題とは全く、関係無い部分での問題です! 多くの場合に混同して考えられています。思想や宗教を煽動の道具にする不埒者の悪巧みに過ぎません。
貧困や低所得層が不幸であると誰が決めたのでしょうか?金持ちやセレブが幸せだと誰が決めたのでしょうか? こう決め付ける人は、金や物に心を支配されている人達なのです。
これらの人々は、金や物を失うことを恐れます。金や物が無くなれば、自分が存在価値を失うことなのです! そんな人間が本当に幸せなのでしょうか?