hisakunnのブログ

日米の民主主義崩壊

いよいよ3月です

2011-02-28 10:20:20 | 日記
 国のあり方、人間のあり方、社会のあり方? すべてが様々で、それぞれの想いがあれば、それで良いのですが、国や組織という仕組みにおいては、ばらばらでは健全に機能しません。 世界では、アメリカや日本のように民主主義の末期的な症状に悩む国があれば、独裁から脱皮を図ろうとデモや暴動を繰り返す国が沢山出て来ました。
 その上に、地震や噴火に悩まされる国も多く出ています。 この10年ほどは、色々な意味で、世界が大変化の分岐点にあるように見受けられます。 中東の宗教的な闘いも、最終段階に入ろうとしています。 その意味で、中東諸国は成長過程にあって、その段階での弊害に立ち向かっている現状でしょう。 
 日本を振り返って見ると、国会では相変わらず政局の茶番を繰り返し、私利私欲をむき出しの野次馬騒動です。 日本社会は、この20年、全くと言って良いほど成長していません。 政治、経済、教育という重要な部分では、後退していると言っても過言ではないでしょう! 医学や科学の分野の一部は成長し、発展していますが、総合的に見て国力の低下は甚だしいのです。
 諸外国の進歩が凄まじいために、日本の停滞や後退が極めて目立つのです。 終戦後の日本人の頑張りは、本当に凄かったと思います。 何が日本を、日本人を駄目にしたのでしょうか? と言うと、そんなことは無いと反発する人ばかりです。 現実が見えない、見ることを避ける人ばかりという最悪の状態です。 現実や現状を厳しく検証し、評価する努力をしなければいけません。

聞く耳のない人

2011-02-27 17:22:37 | 日記
 テレビで、聞く耳を持たない国会議員の話が出ましたが、ここにも日本語の難しさがあります。 聞く耳がないとは、聞く気がないのか、聞く能力がないのか、のどちらかです。 国会議員だけでなく、あらゆる場面に、考えされられてしまう現象が多いですね! 聞く耳があるというのは、聞いてみて、その意見を検証して、判断し、行動するのが聞くという行為である事です。
 最近の議論と言われる場面でも、単に耳にしただけの行為しかしていないのを”聞いたんだ”と勘違いしてしまっている人の多い事! 以前、このブログでも考えるという行為には、結果を伴った行動があって初めて考えたという行為となるのだと言ったことがありますが、聞くという行為も同様です。 単に耳に入れただけの行為を聞いたと勘違いしているのです。
 以前の小泉さんや、今回の菅さんがその典型です。 彼達は聞く耳を持たないのでは無く、聞くという行為を成す能力が無いのです。
 今の日本人には、このタイプが大変多いのです。 それは、教育に問題があります。 記憶することだけに偏った学問の所為です。 得た知識を、自分の中で検証し、判断して取捨選択するような学習をしていないから、メデイアから得た情報なども鵜呑みをすることしかしないのです。 考えた気持になっただけで、ただ記憶して反復するのが勉強であり、努力であると考えてしまっています。 大人になるまでそういう経験しかしていない人には、とてもメデイアの似非情報は見抜けません。

馬鹿正直について

2011-02-24 11:02:26 | 日記
 日本語の表現で、馬鹿正直という言葉がありますが、世界にこういった表現をする言葉があるのでしょうか? 真面目が極めて真面目になると生真面目という言葉を使いますが、正直過ぎる場合には生正直と言わずに、馬鹿正直と表現するようなこともあります。 でも、単に正直過ぎる場合とは限らず、馬鹿正直を使うことも多いように思います。
 日本では、このように過ぎる時に、馬鹿を付ける表現を多くしますが、海外ではあまり聞きません。 正直者が馬鹿を見るというような社会で、正直、真面目が過ぎる事が、如何にも愚かであるように言われるのです。 この表現が、良い、悪いではなく、もう少し正直や真面目が素晴らしいと評価される世の中が好ましいと思います。
 最近では、まともに考えるのが馬鹿らしくなるような社会になっています。 こういった風潮が、日本を駄目にしていっているように感じています。 私でさえ、気楽に、ふて腐れて生きていた方が人間は幸せだと感じるようになっています。
 本当は、いけない事かもしれませんが、皆さんも、馬鹿正直に生きても、人が喜ぶだけですから、ふて腐れて生きていきましょう!

目には目を、刃には刃を!

2011-02-23 15:29:10 | 日記
 最近、エホバについての資料を目にして、確かキリスト教の中でこの”目には目を、刃には刃を”の言葉を耳にしたことを思い出しました。 この言葉の意味を考えた時、皆さんは単純に、刃を持って向かってきたら刃で戦う事をイメージされると思います。 確かに、そういった意味合いもあるでしょうが、もっと深い意味のある言葉ではないかと感じるようになりました。
 例えば、日本の戦後教育で善しとされてきた、勤勉や礼節について、人間社会には大切なものだということは事実でしょう。
 しかし、果たして現在の日本で、勤勉や努力が報われるような社会でしょうか? 私たちが育ってきた時代は、清く正しく美しく生きる事が理想でした。 人間の努力や勤勉さは、きちんと評価されてこそ報われるものです。 勤勉であれ、努力をせよと言われて、礼儀を尽くしていても、適切な評価がされなければ相対的な価値は無いに等しいのです。
 最近ツクヅク思います。 こんな日本で、勤勉である必要もないし、礼節を尽くす必要も無いと! 人間の勤勉さや努力は、尽くすべき相手にのみ尽くせば良いのであって、相手次第で横着であり、横柄であれば良いと思う様になりました。
 無礼な相手に、礼を尽くして応じる必要もないし、失礼に対しては失礼に応じる事が礼儀であると思うのです。 これこそ”目には目を、刃には刃を”の持つ意味合いではないかと感じる毎日です。
 私は、二人の立派な子を世に送り出しました。 これで十分でしょう! 嘘や方便で人民を丸め込んで、ほくそ笑む人達には、これ以上貢献するつもりはありません。 今後、ここから産み出される結果は社会の責任です。 そして、私は今後、とことん横着に、横柄に、傲慢に余生を生きることに決めました。 この事は私だけの範囲で、私の責任の中での問題です。 日本人、皆さんに言いたい。 とことん横着に生きましょう! 勤勉である必要もないし、清くある必要もありません。 老後は、横着で、気ままで、思いのままに生きましょう! 

中東情勢と日本

2011-02-22 09:25:45 | 日記
 中東の不安な状況を、日本では如何にも日本とは縁のない問題のように報じていますが、果たしてそうでしょうか? 日本の実情は、単なる不景気、政治不安でしかないように報じていますが、根底にある問題は共通しています。
 独裁者や一族による支配が腐敗し、行き詰って起きているように映りますが、貧富の格差や不当な利益や富をクスネル手法は、同じです。 日本では、その政策や手法が巧みなだけで、いつかは表面化します。 不満や不服はより大きく鬱積していますから、反動は相応して大きくなります。
 日本における特権階級や支配層は、今尚、日本とは関係のない諸国で起きている問題と、高を括って胡坐を掻いています。 報道機関なども、国内に混乱が起きないような情報を流す事に躍起になっています。 その典型が国会です。 この期に及んで、政局しか考えられない議員達です。
 世界から見れば、どう考えても”問題が提起されない日本”が不思議でならないというのが現状なんです。
 中東諸国で起きている事を、我が国に置き換えて考える力を持たないと、いずれ日本にも返って来ます。 アメリカも中国も同じです。 自分には関係ない、人の火事や喧嘩と思うのは勝手ですが、後悔先に立たずですよ!

キリストとイスラム

2011-02-21 10:10:53 | 日記
 中東に始まっている、独裁政治への反発! 根底にある宗教的な衝突! 今も残る民主主義への変遷の後遺症。 情報網の発達によって、その情報から吸収される民主主義への期待。 
 アメリカや日本では、逆に民主主義の思想の弊害とも言える症状に悩まされている時代に、その民主主義を目指して立ち上がろうともがき苦しむ人民達。 世界は、いつになったら落ち着きを取り戻し、平和な選択が出来るのだろうか?  根底にある人間の果てしない欲望の渦に、蠢く蟻のような人間達。 もう少し賢い選択ができないものだろうか? 

民主党の分裂

2011-02-20 09:13:53 | 日記
 民主党だけではありません。 戦後の政党政治の崩壊です。 いずれこの結果になることは、相当以前から予想されました。 政治を志す人の、国民の教育の問題です。 一部の強欲な要人たちが、我欲に走り、目先の利益ばかりを追求してきた結果です。
 この日本社会を、如何にも素晴らしい民主主義国家であるかの如く、国民を洗脳して先導してきました。 一時的に良く見えても、そこに確固たる理念も、信念も、思想も無かったのです。 在ったのは、ただただ儲かれば良いという欲望でした。
 日本人全体に言える事ですが、現実は空想であってはならないのです。 目の前に見せられた美味しそうなオカズだけに攣られて刹那的に生きる事が、人間の幸せに繋がらない事を学ばなければいけなかったのです。 ここまで来ても、その傾向は変わっていません。
 この政治の変化から、国全体がどこまで学べるかで日本の将来が決まるのです。
 名古屋市民が、沖縄県民が、東京都民がどんな結論を出すかで、日本の方向も決まると言っても過言ではないでしょう!

予想通りの菅内閣

2011-02-18 09:34:56 | 日記
 政治家の資質が皆無である菅さんでは、当然の結果でした。 総理の座についた時から、民主党が割れることは必然でしたね。菅さんは、とても大臣、総理の器ではないのです。 この人を担いでしがみ付く閣僚たちの不甲斐無さにも呆れますが、国会議員全体が政治とは無縁の論争ばかりで機能していません。 
 口先ばかり長けて、維新だ改革だと恥ずかしくないのでしょうか? 政治家としての品位や風格が微塵も無い。 
 国民が何を期待し、何を望んでいるのかということにも全く関心も無く、政治を掌る気持ちもなくて政治を商売と同じに考えているのです。 中東の独裁国家が崩壊しかけていますが、日本は一人ではないだけで集団で国民の富を貪る、もっと悪質な国家を形成しています。 必ず、いずれ崩壊します。 そのときの一番の不幸は国民です。 国民はその認識も自覚も無いから一層不幸なのです。

澤村投手

2011-02-16 10:57:48 | 日記
 今年の新入団選手の中では、即戦力の意味でもっとも評価の高かった澤村投手はさすがでした! 斉藤祐樹投手は、投球技術を駆使しないと勝ち星を重ねるのは難しいですから、今の綺麗なホ-ムのままでどこまで通用するのか興味があります。
 西武に行った大石投手は、体格も良く球に力もありますが、立ち投げなだけに故障が心配ですね! 一年間、先発でいけるかどうかも不安です。 去年の菊池雄星にしてもホ-ムに無理があるから故障し易いし長持ちしませんね。
 広島に行った福井投手も、まあそれなりに投げてくれるでしょう。 前田投手があそこまで良い投手になると予想出来なかったのは私の知識不足でしたが、例年になく興味深い選手が多いですから、怪我無く頑張って欲しいですね!
 私の中では、ゴルフと野球は最大の楽しみですから、少なくとも大相撲のような醜態は見せてくれないように願っています。

タケシ、慎太郎を重宝する日本

2011-02-16 10:26:10 | 日記
 こういったタイプが重宝がられる日本という国が良いのか悪いのか?トヤカク言うつもりはありませんが、人間の価値が面白、可笑しければ高い評価が得られ、儲けた者が勝つという風潮で、日本が成り立っていることは間違いない事実でしょう!
 日本では特に年配者に多いのですが、何故いつまでも水戸黄門や大岡越前という時代劇に人気があるのかと言えば、この風潮への反発なのです。 人間の本性には、みんなが仲良く平和に暮らせれば良いという面と人と比べたら自分の方が上位で居たいという両面があります。 民主主義でいう平等の意味が、この意味合いで、はき違えられている事が多いです。
 法の下に平等であるべき社会で、無理が通ったり、横暴が許されたりするのも、ここに原因があります。 この矛盾を巧みに利用し、法改正を繰り返したり、拡大解釈したりして互いに利用しあうのも、平等の範囲と勘違いしています。
 口では法令順守を声高に叫びながら、都合良く捻じ曲げている現状への反発が、水戸黄門や大岡越前に向かっているのです。 この傾向の人は、多分タケシや慎太郎が嫌いです。 人それぞれだから勝手で良いと言いながら、旨く丸め込まれて満足を得ている日本人達の将来は、果たして明るいものとなるのでしょうか?